四半期報告書-第26期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、次のとおりであります。
売上収益は44,561百万円(前年同期比17.5%増)となりました。これは主として、まん延防止等重点措置その他の行動制限が全国的に解除された後、7月及び11月において発生した新たな変異ウイルスによる感染拡大の影響を受けながらも経済社会活動の正常化が進む中で、価格.comの売上が減少した一方、食べログ事業の飲食店販促事業、新興メディア・ソリューション事業及びファイナンス事業の売上が増加したことによるものであります。
営業利益は17,927百万円(前年同期比30.1%増)となりました。これは主として、売上収益の増加によるものであります。
税引前四半期利益は18,375百万円(前年同期比24.0%増)となりました。これは主として、営業利益の増加及び金融収益の増加並びに持分法による投資損失の減少によるものであります。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は12,837百万円(前年同期比22.9%増)となりました。
セグメントの業績(内部取引消去後)は、次のとおりであります。
インターネット・メディア事業
当第3四半期連結累計期間のインターネット・メディア事業の売上収益は41,433百万円(前年同期比15.3%増)、セグメント利益は16,511百万円(前年同期比24.4%増)となりました。
ファイナンス事業
当第3四半期連結累計期間のファイナンス事業の売上収益は3,127百万円(前年同期比56.4%増)、セグメント利益は1,416百万円(前年同期比181.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は72,153百万円となり、前連結会計年度末と比較し1,676百万円増加いたしました。これは主に、現金及び現金同等物が5,647百万円減少した一方で、その他の流動資産が3,277百万円、営業債権及びその他の債権が2,576百万円、その他の金融資産 (流動)が626百万円、その他の金融資産(非流動)が625百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
負債合計は26,834百万円となり、前連結会計年度末と比較し4,521百万円増加いたしました。これは主に、未払法人所得税が543百万円減少した一方で、その他の流動負債が3,737百万円、その他の金融負債(流動)が1,324百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(資本)
資本合計は45,319百万円となり、前連結会計年度末と比較し2,845百万円減少いたしました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益12,837百万円を計上した一方で、剰余金の配当8,184百万円、自己株式の取得及び処分による減少7,603百万円があったことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ5,647百万円減少し、28,651百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は13,831百万円(前年同期は9,038百万円の収入)となりました。
これは主に、法人所得税の支払額6,335百万円、営業債権及びその他の債権の増加2,562百万円があった一方で、税引前四半期利益18,375百万円、減価償却費及び償却費2,634百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は2,235百万円(前年同期は789百万円の支出)となりました。
これは主に、サーバーで使用するソフトウェアの購入等の無形資産の取得による支出が1,082百万円、投資有価証券の取得による支出が614百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が480百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は17,248百万円(前年同期は14,955百万円の支出)となりました。
これは主に、配当金の支払による支出が8,180百万円、自己株式の取得による支出が8,003百万円、リース負債の返済による支出が1,064百万円あったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書の連結財務諸表注記「4.重要な会計上の見積り及び判断の利用」に記載した新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が及ぶ期間等を含む仮定について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(7) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は102百万円であります。
(8) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
(9) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(10) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更は、いずれもありません。
(11) 経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、外食、旅行及び娯楽といった人の移動を基とする各領域におけるサービスをはじめ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。引き続き、今後の動向を注視してまいります。
(12) 資本の財源及び資金の流動性
①資金需要
当社グループの主な資金需要は運転資金及び設備資金であります。運転資金の主なものは、営業活動における人件費、販売代理店に支払う販売手数料及びサービス利用者増加を目的とした広告宣伝費によるものであります。設備資金の主なものは、サーバー及びネットワークの設備投資によるものであります。
②財務政策
当社グループの事業拡大に必要な資金は営業キャッシュ・フローから獲得した資金を充当しております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、次のとおりであります。
売上収益は44,561百万円(前年同期比17.5%増)となりました。これは主として、まん延防止等重点措置その他の行動制限が全国的に解除された後、7月及び11月において発生した新たな変異ウイルスによる感染拡大の影響を受けながらも経済社会活動の正常化が進む中で、価格.comの売上が減少した一方、食べログ事業の飲食店販促事業、新興メディア・ソリューション事業及びファイナンス事業の売上が増加したことによるものであります。
営業利益は17,927百万円(前年同期比30.1%増)となりました。これは主として、売上収益の増加によるものであります。
税引前四半期利益は18,375百万円(前年同期比24.0%増)となりました。これは主として、営業利益の増加及び金融収益の増加並びに持分法による投資損失の減少によるものであります。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は12,837百万円(前年同期比22.9%増)となりました。
セグメントの業績(内部取引消去後)は、次のとおりであります。
インターネット・メディア事業
当第3四半期連結累計期間のインターネット・メディア事業の売上収益は41,433百万円(前年同期比15.3%増)、セグメント利益は16,511百万円(前年同期比24.4%増)となりました。
ファイナンス事業
当第3四半期連結累計期間のファイナンス事業の売上収益は3,127百万円(前年同期比56.4%増)、セグメント利益は1,416百万円(前年同期比181.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は72,153百万円となり、前連結会計年度末と比較し1,676百万円増加いたしました。これは主に、現金及び現金同等物が5,647百万円減少した一方で、その他の流動資産が3,277百万円、営業債権及びその他の債権が2,576百万円、その他の金融資産 (流動)が626百万円、その他の金融資産(非流動)が625百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
負債合計は26,834百万円となり、前連結会計年度末と比較し4,521百万円増加いたしました。これは主に、未払法人所得税が543百万円減少した一方で、その他の流動負債が3,737百万円、その他の金融負債(流動)が1,324百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(資本)
資本合計は45,319百万円となり、前連結会計年度末と比較し2,845百万円減少いたしました。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益12,837百万円を計上した一方で、剰余金の配当8,184百万円、自己株式の取得及び処分による減少7,603百万円があったことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ5,647百万円減少し、28,651百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は13,831百万円(前年同期は9,038百万円の収入)となりました。
これは主に、法人所得税の支払額6,335百万円、営業債権及びその他の債権の増加2,562百万円があった一方で、税引前四半期利益18,375百万円、減価償却費及び償却費2,634百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は2,235百万円(前年同期は789百万円の支出)となりました。
これは主に、サーバーで使用するソフトウェアの購入等の無形資産の取得による支出が1,082百万円、投資有価証券の取得による支出が614百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が480百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は17,248百万円(前年同期は14,955百万円の支出)となりました。
これは主に、配当金の支払による支出が8,180百万円、自己株式の取得による支出が8,003百万円、リース負債の返済による支出が1,064百万円あったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書の連結財務諸表注記「4.重要な会計上の見積り及び判断の利用」に記載した新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が及ぶ期間等を含む仮定について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(7) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は102百万円であります。
(8) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
(9) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(10) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更は、いずれもありません。
(11) 経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、外食、旅行及び娯楽といった人の移動を基とする各領域におけるサービスをはじめ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。引き続き、今後の動向を注視してまいります。
(12) 資本の財源及び資金の流動性
①資金需要
当社グループの主な資金需要は運転資金及び設備資金であります。運転資金の主なものは、営業活動における人件費、販売代理店に支払う販売手数料及びサービス利用者増加を目的とした広告宣伝費によるものであります。設備資金の主なものは、サーバー及びネットワークの設備投資によるものであります。
②財務政策
当社グループの事業拡大に必要な資金は営業キャッシュ・フローから獲得した資金を充当しております。