四半期報告書-第23期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
当第3四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は次のとおりであります。
売上収益は45,256百万円(前年同期比13.5%増)となりました。これは主として、『価格.com』、『求人ボックス』及び『食べログ』の飲食店販促事業における売上収益の増加によるものであります。
営業利益は20,885百万円(前年同期比14.8%増)となりました。これは主として、売上の増加に伴う人件費及び手数料の上昇によるものであります。なお、当第3四半期連結会計期間よりオフィス増床に伴い家賃が増加しております。
税引前四半期利益は20,534百万円(前年同期比13.8%増)となりました。これは主として、持分法による投資損失を計上したことによるものであります。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は13,979百万円(前年同期比15.7%増)となりました。
セグメントの業績(内部取引消去後)は、次のとおりであります。
インターネット・メディア事業
当第3四半期連結累計期間のインターネット・メディア事業の売上収益は43,673百万円(前年同期比13.0%増)、セグメント利益は20,359百万円(前年同期比14.3%増)となりました。
ファイナンス事業
当第3四半期連結累計期間の売上収益は1,582百万円(前年同期比29.2%増)、セグメント利益は522百万円(前年同期比37.2%増)となりました。
㈱カカクコム・インシュアランスが運営する『価格.com保険』は生命保険及び損害保険のオンライン契約申込数が増加したことにより手数料収入が増加しました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は59,803百万円となり、前連結会計年度末と比較し8,561百万円増加いたしました。これは主にIFRS第16号「リース」の適用により使用権資産が7,854百万円増加したこと及びその他の流動資産が3,245百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債合計は17,346百万円となり、前連結会計年度末と比較し7,045百万円増加いたしました。これは主にIFRS第16号「リース」の適用によりリース負債が7,709百万円増加したこと及びその他の金融負債(流動)が351百万円増加した一方で未払法人所得税が1,434百万円減少したことによるものであります。
(資本)
資本合計は42,457百万円となり、前連結会計年度末と比較し1,516百万円増加いたしました。これは主に親会社の所有者に帰属する四半期利益13,979百万円を計上した一方で、剰余金の配当7,929百万円及び自己株式の増加4,430百万円を計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ4,476百万円減少し、21,946百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は14,975百万円(前年同期は10,860百万円の収入)となりました。
これは、主として税引前四半期利益20,534百万円、減価償却費及び償却費2,244百万円を計上した一方で、法人所得税の支払額が8,039百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は3,109百万円(前年同期は2,445百万円の支出)となりました。
これは、主として無形資産の取得による支出1,088百万円及び有形固定資産の取得による支出876百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は16,346百万円(前年同期は9,629百万円の支出)となりました。
これは、主として配当金の支払による支出7,925百万円及び自己株式の取得による支出8,000百万円があったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は104百万円であります。
(7) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、従業員数の大幅な変更はありません。
(8) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に大幅な変更はありません。
(9) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な変更はありません。
(10) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループは、様々な領域でユーザー本位の価値あるサービスを提供しております。現在、自社の事業領域において優位性を確保していると認識しておりますが、当該事業はいずれも他社による新規参入の可能性があります。またシステムのセキュリティ・開発・保守管理体制は極めて重要であると考えております。
これに対して、ユーザーのニーズを的確に捉え事業領域の拡大やサービスの拡充を行ってまいります。また環境の変化に対応したセキュリティの維持、システム開発及び保守管理体制の整備を進めてまいります。
(11) 資本の財源及び資金の流動性
①資金需要
当社グループの資金需要は運転資金需要及び設備資金需要であります。主な運転資金需要は、営業活動における人件費、販売代理店に支払う販売手数料及びサービス利用者増加を目的とした広告宣伝費によるものであります。また主な設備資金需要は、サーバー及びネットワークの設備投資によるものであります。
②財務政策
当社グループの事業拡大に伴う必要な資金は営業キャッシュ・フローから獲得した資金となっております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は次のとおりであります。
売上収益は45,256百万円(前年同期比13.5%増)となりました。これは主として、『価格.com』、『求人ボックス』及び『食べログ』の飲食店販促事業における売上収益の増加によるものであります。
営業利益は20,885百万円(前年同期比14.8%増)となりました。これは主として、売上の増加に伴う人件費及び手数料の上昇によるものであります。なお、当第3四半期連結会計期間よりオフィス増床に伴い家賃が増加しております。
税引前四半期利益は20,534百万円(前年同期比13.8%増)となりました。これは主として、持分法による投資損失を計上したことによるものであります。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は13,979百万円(前年同期比15.7%増)となりました。
セグメントの業績(内部取引消去後)は、次のとおりであります。
インターネット・メディア事業
当第3四半期連結累計期間のインターネット・メディア事業の売上収益は43,673百万円(前年同期比13.0%増)、セグメント利益は20,359百万円(前年同期比14.3%増)となりました。
ファイナンス事業
当第3四半期連結累計期間の売上収益は1,582百万円(前年同期比29.2%増)、セグメント利益は522百万円(前年同期比37.2%増)となりました。
㈱カカクコム・インシュアランスが運営する『価格.com保険』は生命保険及び損害保険のオンライン契約申込数が増加したことにより手数料収入が増加しました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は59,803百万円となり、前連結会計年度末と比較し8,561百万円増加いたしました。これは主にIFRS第16号「リース」の適用により使用権資産が7,854百万円増加したこと及びその他の流動資産が3,245百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債合計は17,346百万円となり、前連結会計年度末と比較し7,045百万円増加いたしました。これは主にIFRS第16号「リース」の適用によりリース負債が7,709百万円増加したこと及びその他の金融負債(流動)が351百万円増加した一方で未払法人所得税が1,434百万円減少したことによるものであります。
(資本)
資本合計は42,457百万円となり、前連結会計年度末と比較し1,516百万円増加いたしました。これは主に親会社の所有者に帰属する四半期利益13,979百万円を計上した一方で、剰余金の配当7,929百万円及び自己株式の増加4,430百万円を計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ4,476百万円減少し、21,946百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は14,975百万円(前年同期は10,860百万円の収入)となりました。
これは、主として税引前四半期利益20,534百万円、減価償却費及び償却費2,244百万円を計上した一方で、法人所得税の支払額が8,039百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は3,109百万円(前年同期は2,445百万円の支出)となりました。
これは、主として無形資産の取得による支出1,088百万円及び有形固定資産の取得による支出876百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は16,346百万円(前年同期は9,629百万円の支出)となりました。
これは、主として配当金の支払による支出7,925百万円及び自己株式の取得による支出8,000百万円があったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は104百万円であります。
(7) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、従業員数の大幅な変更はありません。
(8) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に大幅な変更はありません。
(9) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な変更はありません。
(10) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループは、様々な領域でユーザー本位の価値あるサービスを提供しております。現在、自社の事業領域において優位性を確保していると認識しておりますが、当該事業はいずれも他社による新規参入の可能性があります。またシステムのセキュリティ・開発・保守管理体制は極めて重要であると考えております。
これに対して、ユーザーのニーズを的確に捉え事業領域の拡大やサービスの拡充を行ってまいります。また環境の変化に対応したセキュリティの維持、システム開発及び保守管理体制の整備を進めてまいります。
(11) 資本の財源及び資金の流動性
①資金需要
当社グループの資金需要は運転資金需要及び設備資金需要であります。主な運転資金需要は、営業活動における人件費、販売代理店に支払う販売手数料及びサービス利用者増加を目的とした広告宣伝費によるものであります。また主な設備資金需要は、サーバー及びネットワークの設備投資によるものであります。
②財務政策
当社グループの事業拡大に伴う必要な資金は営業キャッシュ・フローから獲得した資金となっております。