四半期報告書-第42期第3四半期(令和3年6月21日-令和3年9月20日)

【提出】
2021/10/15 9:00
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言における行動抑制は段階的に縮小し、消費は回復傾向にあるものの、防疫措置の長期化による影響から雇用環境の悪化が見られる等、その先行きは不透明な状況にあります。
このような中、当社グループは、求人関連情報では引き続き他社との業務提携による情報量の充実によるウェブサイトでの広告料収入の強化、人材紹介・派遣、技能実習生や特定技能等の就労資格で在留する外国人向けのサポートや受入れ企業へのコンサルティング等にも注力し、紙媒体・インターネット・リアルな人材提供サービスによる複合的サービスの提供を行いました。ライフ関連情報では、家づくり相談・紹介サービスの新規店舗出店の準備を進めると共に、お客様のニーズに合わせたイベント等を実施することで引き続き集客力の強化を行いました。
この結果、営業収益は15億5千2百万円(前年同四半期比9.6%増)となり、営業損失は3千4百万円(前年同四半期は営業損失3億3千3百万円)、経常損失は3千4百万円(前年同四半期は経常損失3億1千7百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4千4百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億7千1百万円)となりました。
なお、当社グループにおける報告セグメントは情報関連事業のみであり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載は省略しております。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末から9千7百万円減少し、61億2百万円となりました。流動資産は前連結会計年度末から6千8百万円減少し、43億7千6百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金の減少1億4千万円並びに受取手形及び売掛金の増加7千6百万円等によるものであります。固定資産は前連結会計年度末から2千8百万円減少し、17億2千6百万円となりました。これは主に、減価償却による有形固定資産の減少3千9百万円及び投資その他資産の増加1千万円等によるものであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末の現金及び預金は40億1千6百万円となっており、総資産の65.8%を占めます。
負債総額は前連結会計年度末から1千4百万円増加し、8億2千6百万円となりました。流動負債は前連結会計年度末から1千5百万円増加し、5億1千3百万円となりました。これは主に、賞与引当金の増加5千4百万円及びその他の増加3千3百万円並びに未払金の減少6千万円等によるものであります。固定負債は3億1千2百万円と前年並みとなりました。
純資産は前連結会計年度末から1億1千2百万円減少し、52億7千6百万円となり、この結果、自己資本比率は86.3%となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。