四半期報告書-第43期第3四半期(令和4年6月21日-令和4年9月20日)

【提出】
2022/10/17 9:24
【資料】
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【項目】
32項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症にかかる活動制限の緩和を受け、外食や宿泊などのサービスを中心に個人消費の回復が見られるものの、資源価格の上昇や日米金利差拡大を受けた円安による物価上昇がみられる等、その先行きは不透明な状況にあります
このような中、当社グループは、求人関連情報では引き続き他社との業務提携による情報量の充実による広告料収入の増加、人材紹介・派遣等にも注力し、紙媒体・インターネット・リアルな人材提供サービスによる複合的サービスの提供の強化を行いました。ライフ関連情報では、家づくり相談・紹介サービスの新規店舗出店の準備を進めると共に、お客様のニーズに合わせたセミナー、イベント等を実施することで引き続き集客力の強化を行いました。賃貸物件検索サービス「賃貸スタイル」では、SEO施策等を講じることにより、サイトへの流入数及び反響の増加を進めてまいりました。
この結果、営業収益は17億8千8百万円(前年同四半期比15.2%増)となり、営業利益は1億4千3百万円(前年同四半期は営業損失3千4百万円)、経常利益は1億5千万円(前年同四半期は経常損失3千4百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億3千8百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失4千4百万円)となりました。
なお、当社グループにおける報告セグメントは情報関連事業のみであり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載は省略しております。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末から6千万円減少し、65億3千万円となりました。流動資産は前連結会計年度末から3億8千5百万円増加し、53億4百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金の増加3億7千4百万円等によるものであります。固定資産は前連結会計年度末から4億4千6百万円減少し、12億2千6百万円となりました。これは主に、売却及び減価償却による有形固定資産の減少4億6千万円等によるものであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末の現金及び預金は49億3百万円となっており、総資産の75.1%を占めます。
負債総額は前連結会計年度末から2億3千2百万円減少し、9億6千8百万円となりました。流動負債は前連結会計年度末から2億3千4百万円減少し、6億5千3百万円となりました。これは主に、その他の減少2億6千6百万円及び賞与引当金の増加8千4百万円等によるものであります。固定負債は前連結会計年度末から1百万円増加し、3億1千5百万円となりました。これは主に、資産除去債務の増加額1百万円等によるものであります。
純資産は前連結会計年度末から1億7千2百万円増加し、55億6千2百万円となり、この結果、自己資本比率は85.0%となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。