四半期報告書-第30期第2四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年10月1日~2021年3月31日)における我が国経済は、2021年4月に発表された日銀短観では大企業・製造業の景況感は改善しているものの、米中貿易摩擦や英国のEU離脱等を背景とした海外経済の不確実性に加え、新型コロナウイルス感染症の再拡大により依然として先行き不透明な状況が続いております。2021年2月の有効求人倍率は1.09倍と伸び率は前回調査から低下しており、前述の景気の不透明さを受けて採用活動に対して慎重な姿勢を見せる企業は多いものの、一方でITエンジニアの案件を中心に採用を再開する企業も見られました。
このような状況において、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、計画を大幅に上回る結果となりました。2021年1月7日に新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されたことにより、当社グループにおける業績影響が不確実な状況となりましたが、想定していたよりも業績影響は軽微であり、特にメディア情報事業における「エンジニア」マーケットの売上高が改善傾向を示し、前年同期比93.5%となりました。その他の事業においても、IT業界を中心に採用需要は回復基調を示しており、また新規の案件開拓強化を進めたことにより、取引社数が増加し計画を上回って推移しました。
コスト面につきましては、今期は広告宣伝費を大幅に抑制する計画としておりましたが、売上高が計画を上回って推移したことから、当第2四半期連結累計期間において約1億円の追加投資を実施し、登録者の獲得を強化することにより業績の回復を図りました。
当第2四半期連結累計期間における経常利益については、新型コロナウイルス感染症の収束時期等を具体的に見積もることが難しい状況ではありましたが、2020年9月期第4四半期の売上高・経常利益の業績を踏まえ、経常損失を見込む計画としておりました。しかしながら、想定以上に売上高は増加し、計画を上回る結果となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、5,782,171千円(前年同四半期比5.0%減)、損益については、営業利益191,766千円(前年同四半期比45.8%減)、経常利益211,853千円(前年同四半期比41.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益137,101千円(前年同四半期比42.4%減)となりました。
<事業の種類別の業績>当社グループは人材サービス事業の単一セグメントでありセグメント情報の記載を省略しているため、事業の種類別に記載しております。
①メディア情報事業
メディア情報事業は、Web求人広告・適職フェア等の商品・サービスを展開しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は計画を上回る結果となりました。新規案件の開拓強化を進めたことにより「エンジニア」マーケットの売上高は好調に推移しており、「営業」、「女性」マーケットにおいても回復基調を示しております。マーケット別の売上高は「エンジニア」マーケット前年同期比6.5%減、「営業」マーケット同21.7%減、「女性」マーケット同26.2%減となりました。なお、集客面においては、スマートフォンアプリやAIを搭載した求人提案機能の改修・強化により『type』『女の転職type』ともに登録者ならびに応募者獲得は計画通りに推移しております。また、広告宣伝費は大幅に削減する計画でしたが、想定よりも売上高が計画を上回って推移したことから、約1億円の追加投資を実施し、登録者の獲得を強化しました。また、2020年8月にリリースした転職アプリ『Direct type』におきましては、堅調に会員登録を獲得しており、今後も『type』『女の転職type』とは異なる層の求職者の獲得を強化して参ります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるメディア情報事業の売上高は1,881,240千円(前年同四半期比20.2%減)となりました。
②人材紹介事業
人材紹介事業は、ご登録頂いた求職者の方に最適な求人案件をご紹介する登録型人材紹介を運営しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は計画を上回る結果となりました。ITエンジニアを中心に新規の案件開拓強化を進めたとともに、案件に合わせた求職者の獲得を進めたことで、「エンジニア」マーケットの成約件数が増加し、「営業」、「女性」マーケットにおきましても改善傾向を示し、売上高が回復基調を示しております。登録者獲得につきましては、引き続き競合他社との競争が激化しており、新規登録者はやや鈍化しておりますが、各種経路からの登録獲得を強化し、成約件数の増加を図って参ります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における人材紹介事業の売上高は928,115千円(前年同四半期比27.6%減)となりました。
③新卒メディア事業
新卒メディア事業は、新卒者を対象とする就職イベント・情報誌等の商品・サービスを展開しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、取引社数が増加し、売上高は計画を上回る結果となりました。主に新規案件の開拓を強化したことと、2022年度卒業予定の学生を対象としたイベントの集客面が好調に推移したことで2023年度卒業予定の学生を対象としたイベントの拡販強化につながり、取引社数が増加したことによるものです。イベントは引き続きオンラインでの開催をするとともに、求人企業の個社別の採用ニーズに合わせた個別セミナーの販売も引き続き順調に推移いたしました。また、集客面におきましては、イベントをオンライン化したことにより、前期までは東京・関西での集客が中心となっておりましたが、全国の集客の強化につながり、好調に推移いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における新卒メディア事業の売上高は261,798千円(前年同四半期比18.3%増)となりました。
④新卒紹介事業
新卒紹介事業は、ご登録頂いた学生の方に最適な新卒採用案件をご紹介する登録型新卒紹介を運営しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は計画を大幅に上回る結果となりました。求人案件と登録者の獲得が順調に推移しており、2021年度卒業予定の学生についてはIT業界の案件を中心に成約件数が増加し、2022年度卒業予定の学生は就職活動が早期化の傾向を示しており、案件の開拓を強化したことにより成約件数が増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における新卒紹介事業の売上高は55,930千円(前年同四半期52.4%増)となりました。
⑤IT派遣事業
IT派遣事業は、当社にご登録頂いた登録者の中から、求人企業の採用ニーズに最適な人材を派遣する一般労働者派遣を運営しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は計画を上回る結果となりました。引き続き強みとする「エンジニア」マーケットを中心に案件獲得を強化したことにより、派遣スタッフの新規稼働人数が堅調に推移いたしました。また、登録者獲得については引き続き各登録経路を強化したことにより、新規登録者は順調に推移いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるIT派遣事業の売上高は2,655,087千円(前年同四半期比21.3%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は3,753,346千円となり、前連結会計年度末に比べ140,839千円減少いたしました。これは主に売掛金が229,282千円増加、現金及び預金が275,650千円減少し、その他が95,955千円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は1,848,776千円となり、前連結会計年度末に比べ100,884千円増加いたしました。これは主に無形固定資産が98,159千円増加、有形固定資産が8,297千円増加、投資その他の資産が5,574千円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,543,692千円となり、前連結会計年度末に比べ51,718千円減少いたしました。これは主に未払法人税等が34,066千円増加、短期借入金が21,000千円増加、株主優待引当金が1,056千円増加、その他が87,174千円減少、賞与引当金が10,527千円減少し、1年内返済予定の長期借入金が9,996千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は205,692千円となり、前連結会計年度末に比べ587千円増加いたしました。これは主に退職給付に係る負債が554千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は3,852,737千円となり、前連結会計年度末に比べ11,176千円増加いたしました。これは主に退職給付に係る調整累計額の影響により9,075千円増加し、利益剰余金が2,101千円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ275,649千円減少し、2,163,555千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果得られた資金は、133,173千円(前年同四半期比296,582千円の収入減)でありました。これは、税金等調整前四半期純利益を211,347千円計上し、減価償却費が157,078千円、法人税等の還付額が55,554千円、売上債権の増加による支出が228,555千円、未払金の減少による支出が117,145千円、賞与引当金の減少による支出が10,527千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果使用した資金は、284,908千円(前年同四半期比53,295千円の支出増)でありました。これは、無形固定資産の取得による支出が260,338千円、有形固定資産の取得による支出が22,916千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果使用した資金は、123,914千円(前年同四半期比189,607千円の支出減)でありました。これは、配当金の支払額が134,918千円、長期借入金の返済による支出が9,996千円、短期借入れによる収入が21,000千円あったこと等によるものであります。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)重要な会計上の見積もり及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間において、当社の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支払する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(7)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年10月1日~2021年3月31日)における我が国経済は、2021年4月に発表された日銀短観では大企業・製造業の景況感は改善しているものの、米中貿易摩擦や英国のEU離脱等を背景とした海外経済の不確実性に加え、新型コロナウイルス感染症の再拡大により依然として先行き不透明な状況が続いております。2021年2月の有効求人倍率は1.09倍と伸び率は前回調査から低下しており、前述の景気の不透明さを受けて採用活動に対して慎重な姿勢を見せる企業は多いものの、一方でITエンジニアの案件を中心に採用を再開する企業も見られました。
このような状況において、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、計画を大幅に上回る結果となりました。2021年1月7日に新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されたことにより、当社グループにおける業績影響が不確実な状況となりましたが、想定していたよりも業績影響は軽微であり、特にメディア情報事業における「エンジニア」マーケットの売上高が改善傾向を示し、前年同期比93.5%となりました。その他の事業においても、IT業界を中心に採用需要は回復基調を示しており、また新規の案件開拓強化を進めたことにより、取引社数が増加し計画を上回って推移しました。
コスト面につきましては、今期は広告宣伝費を大幅に抑制する計画としておりましたが、売上高が計画を上回って推移したことから、当第2四半期連結累計期間において約1億円の追加投資を実施し、登録者の獲得を強化することにより業績の回復を図りました。
当第2四半期連結累計期間における経常利益については、新型コロナウイルス感染症の収束時期等を具体的に見積もることが難しい状況ではありましたが、2020年9月期第4四半期の売上高・経常利益の業績を踏まえ、経常損失を見込む計画としておりました。しかしながら、想定以上に売上高は増加し、計画を上回る結果となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、5,782,171千円(前年同四半期比5.0%減)、損益については、営業利益191,766千円(前年同四半期比45.8%減)、経常利益211,853千円(前年同四半期比41.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益137,101千円(前年同四半期比42.4%減)となりました。
<事業の種類別の業績>当社グループは人材サービス事業の単一セグメントでありセグメント情報の記載を省略しているため、事業の種類別に記載しております。
①メディア情報事業
メディア情報事業は、Web求人広告・適職フェア等の商品・サービスを展開しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は計画を上回る結果となりました。新規案件の開拓強化を進めたことにより「エンジニア」マーケットの売上高は好調に推移しており、「営業」、「女性」マーケットにおいても回復基調を示しております。マーケット別の売上高は「エンジニア」マーケット前年同期比6.5%減、「営業」マーケット同21.7%減、「女性」マーケット同26.2%減となりました。なお、集客面においては、スマートフォンアプリやAIを搭載した求人提案機能の改修・強化により『type』『女の転職type』ともに登録者ならびに応募者獲得は計画通りに推移しております。また、広告宣伝費は大幅に削減する計画でしたが、想定よりも売上高が計画を上回って推移したことから、約1億円の追加投資を実施し、登録者の獲得を強化しました。また、2020年8月にリリースした転職アプリ『Direct type』におきましては、堅調に会員登録を獲得しており、今後も『type』『女の転職type』とは異なる層の求職者の獲得を強化して参ります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるメディア情報事業の売上高は1,881,240千円(前年同四半期比20.2%減)となりました。
②人材紹介事業
人材紹介事業は、ご登録頂いた求職者の方に最適な求人案件をご紹介する登録型人材紹介を運営しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は計画を上回る結果となりました。ITエンジニアを中心に新規の案件開拓強化を進めたとともに、案件に合わせた求職者の獲得を進めたことで、「エンジニア」マーケットの成約件数が増加し、「営業」、「女性」マーケットにおきましても改善傾向を示し、売上高が回復基調を示しております。登録者獲得につきましては、引き続き競合他社との競争が激化しており、新規登録者はやや鈍化しておりますが、各種経路からの登録獲得を強化し、成約件数の増加を図って参ります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における人材紹介事業の売上高は928,115千円(前年同四半期比27.6%減)となりました。
③新卒メディア事業
新卒メディア事業は、新卒者を対象とする就職イベント・情報誌等の商品・サービスを展開しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、取引社数が増加し、売上高は計画を上回る結果となりました。主に新規案件の開拓を強化したことと、2022年度卒業予定の学生を対象としたイベントの集客面が好調に推移したことで2023年度卒業予定の学生を対象としたイベントの拡販強化につながり、取引社数が増加したことによるものです。イベントは引き続きオンラインでの開催をするとともに、求人企業の個社別の採用ニーズに合わせた個別セミナーの販売も引き続き順調に推移いたしました。また、集客面におきましては、イベントをオンライン化したことにより、前期までは東京・関西での集客が中心となっておりましたが、全国の集客の強化につながり、好調に推移いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における新卒メディア事業の売上高は261,798千円(前年同四半期比18.3%増)となりました。
④新卒紹介事業
新卒紹介事業は、ご登録頂いた学生の方に最適な新卒採用案件をご紹介する登録型新卒紹介を運営しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は計画を大幅に上回る結果となりました。求人案件と登録者の獲得が順調に推移しており、2021年度卒業予定の学生についてはIT業界の案件を中心に成約件数が増加し、2022年度卒業予定の学生は就職活動が早期化の傾向を示しており、案件の開拓を強化したことにより成約件数が増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における新卒紹介事業の売上高は55,930千円(前年同四半期52.4%増)となりました。
⑤IT派遣事業
IT派遣事業は、当社にご登録頂いた登録者の中から、求人企業の採用ニーズに最適な人材を派遣する一般労働者派遣を運営しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は計画を上回る結果となりました。引き続き強みとする「エンジニア」マーケットを中心に案件獲得を強化したことにより、派遣スタッフの新規稼働人数が堅調に推移いたしました。また、登録者獲得については引き続き各登録経路を強化したことにより、新規登録者は順調に推移いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるIT派遣事業の売上高は2,655,087千円(前年同四半期比21.3%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は3,753,346千円となり、前連結会計年度末に比べ140,839千円減少いたしました。これは主に売掛金が229,282千円増加、現金及び預金が275,650千円減少し、その他が95,955千円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は1,848,776千円となり、前連結会計年度末に比べ100,884千円増加いたしました。これは主に無形固定資産が98,159千円増加、有形固定資産が8,297千円増加、投資その他の資産が5,574千円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,543,692千円となり、前連結会計年度末に比べ51,718千円減少いたしました。これは主に未払法人税等が34,066千円増加、短期借入金が21,000千円増加、株主優待引当金が1,056千円増加、その他が87,174千円減少、賞与引当金が10,527千円減少し、1年内返済予定の長期借入金が9,996千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は205,692千円となり、前連結会計年度末に比べ587千円増加いたしました。これは主に退職給付に係る負債が554千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は3,852,737千円となり、前連結会計年度末に比べ11,176千円増加いたしました。これは主に退職給付に係る調整累計額の影響により9,075千円増加し、利益剰余金が2,101千円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ275,649千円減少し、2,163,555千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果得られた資金は、133,173千円(前年同四半期比296,582千円の収入減)でありました。これは、税金等調整前四半期純利益を211,347千円計上し、減価償却費が157,078千円、法人税等の還付額が55,554千円、売上債権の増加による支出が228,555千円、未払金の減少による支出が117,145千円、賞与引当金の減少による支出が10,527千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果使用した資金は、284,908千円(前年同四半期比53,295千円の支出増)でありました。これは、無形固定資産の取得による支出が260,338千円、有形固定資産の取得による支出が22,916千円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果使用した資金は、123,914千円(前年同四半期比189,607千円の支出減)でありました。これは、配当金の支払額が134,918千円、長期借入金の返済による支出が9,996千円、短期借入れによる収入が21,000千円あったこと等によるものであります。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)重要な会計上の見積もり及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間において、当社の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支払する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(7)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。