有価証券報告書-第45期(平成26年9月1日-平成27年8月31日)

【提出】
2015/11/26 16:37
【資料】
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【項目】
88項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度における流動資産の残高は、3,792百万円と前連結会計年度に比べ188百万円の増加となりました。これは、債権回収に伴う受取手形及び売掛金120百万円、繰延税金資産20百万円が減少したものの、現金及び預金289百万円、たな卸資産12百万円、前払費用13百万円が増加したことが主な要因であります。
(固定資産)
当連結会計年度における固定資産の残高は、584百万円と前連結会計年度に比べ88百万円の減少となりました。これは、差入保証金が23百万円増加したものの、繰延税金資産16百万円、投資有価証券69百万円が減少したことが主な要因であります。
(流動負債)
当連結会計年度における流動負債の残高は、858百万円と前連結会計年度に比べ239百万円の減少となりました。これは、未払法人税等44百万円が増加したものの、賞与引当金26百万円、支払手形及び買掛金210百万円、未払配当金53百万円が減少したことが主な要因であります。
(固定負債)
当連結会計年度における固定負債の残高は、302百万円と前連結会計年度に比べ10百万円の減少となりました。これは、退職給付に係る負債3百万円、役員退職慰労引当金7百万円が減少したことが主な要因であります。
(純資産)
当連結会計年度における純資産の残高は、3,215百万円と前連結会計年度に比べ350百万円の増加となりました。これは、利益剰余金274百万円、為替換算調整勘定34百万円、少数株主持分28百万円が増加したことが主な要因であります。
(2) 経営成績の分析
当連結会計年度における主な勘定科目等の増減の状況は次のとおりです。
(売上高)
当連結会計年度において売上高は5,433百万円と前連結会計年度に比べ22百万円(△0.4%)の減収となりました。これは、当社単体の売上高が81百万円(△2.4%)の減収となったことによるものです。
(営業利益)
営業利益は、743百万円と前連結会計年度に比べ89百万円(13.7%)の増益となりました。売上高が前連結会計年度より22百万円(△0.4%)の減収となったものの、売上原価が前連結会計年度に比べ81百万円(△2.1%)減少したことに加え、販売費及び一般管理費が前連結会計年度に比べ29百万円(△3.6%)減少したことが主な要因です。
(経常利益)
経常利益は、747百万円と前連結会計年度に比べ90百万円(13.7%)の増益となりました。為替変動の影響により為替差損が5百万円増加したものの、前連結会計年度に計上されなかった投資有価証券の売却にともなう投資有価証券売却益5百万円や、営業利益が89百万円(13.7%)の増益となったことによるものです。
(当期純利益)
当期純利益は、390百万円と前連結会計年度に比べ70百万円(22.0%)の増益となりました。これは、経常利益が90百万円(13.7%)の増益となったことに加え、前連結会計年度に計上された特別損失の役員退職慰労金35百万円などが当連結会計年度では計上されなかったことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「1業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
平成23年8月期平成24年8月期平成25年8月期平成26年8月期平成27年8月期
自己資本比率(%)65.263.161.065.171.0
時価ベースの自己資本比率(%)85.571.4118.794.896.3
債務償還年数(年)
インタレスト・カバレッジ
・レシオ(倍)
24313,108

各指標の算出式は次のとおりであります。
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。