四半期報告書-第11期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における「資産の部」は124,008百万円となり、前連結会計年度末に比べ425百万円(+0.3%)増加しました。これは主に、関係会社株式が1,716百万円増加したことによるものであります。
また、「負債の部」は71,162百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,659百万円(△4.9%)減少しました。これは主に、短期借入金が3,265百万円及び長期借入金が491百万円減少したことによるものであります。
一方、「純資産の部」は52,846百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,084百万円(+8.4%)増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が3,446百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の38.9%から42.1%となりました。
② 経営成績の状況
当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高86,122百万円(前年同四半期比12.0%増)、営業利益3,359百万円(同41.2%増)、経常利益5,020百万円(同127.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,117百万円(同228.2%増)となりました。受注高につきましては95,362百万円(同15.1%増)となりました。
なお、セグメントの業績は、次のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高等を含めて記載しています。)
(鉄構セグメント)
鉄構セグメントにおきましては、売上高は、橋梁事業において前連結会計年度からの豊富な繰越高を受け、高速道路会社をはじめとした大型工事の進捗が順調に推移したことに加え、当第3四半期連結会計期間に完成を迎えた大型工事の竣工時設計変更が獲得できたことにより、40,809百万円(前年同四半期比9.7%増)となりました。損益面は、橋梁事業において大型工事の竣工時設計変更が獲得できたことに加え、鉄骨事業においても首都圏を中心とした再開発工事の設計変更が獲得できたことや原価低減が図れたことにより、営業利益4,031百万円(同109.1%増)となり、大幅に改善しました。受注高は、橋梁事業において高速道路会社を中心とした大型工事の受注を積み重ねることができましたが、鉄骨事業において当第3四半期連結会計期間が東京オリンピック・パラリンピックを挟んで首都圏大型再開発案件の端境期にあったことで鉄構セグメント全体の受注高は37,040百万円(同5.3%減)となりました。しかしながら、当第3四半期連結会計期間末における次期繰越高は前年同四半期を上回る高い水準を維持しています。
(土木セグメント)
土木セグメントにおきましては、売上高は、高速道路会社をはじめとした大型新設PC橋梁のほか、大型床版取替工事の進捗が順調に推移したことにより、23,558百万円(前年同四半期比1.3%増)となりました。損益面は、開通時期が決まっている工事において、下部工工事の遅れから施工工期の短縮を図るため、工法や体制を見直さざるを得なくなったことから原価が大幅に増加する結果となりました。施工工法変更に伴う設計変更協議を発注者と進めていますが、当第3四半期連結会計期間での獲得には至らず、結果として大幅に原価が先行する形となったため、営業損失201百万円(前年同四半期は営業利益1,281百万円)となりました。受注高は、高速道路会社の大型補修工事に加え、都道府県を中心とした新設PC橋梁の受注を積み重ねることができたことにより30,366百万円(前年同四半期比48.1%増)となりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末における次期繰越高は前年同四半期を上回る高い水準を維持しています。
(建築セグメント)
建築セグメントにおきましては、売上高は、前連結会計年度に受注した大型工事が概ね順調に推移したことにより、14,238百万円(前年同四半期比48.9%増)となり、大幅に増加いたしました。損益面は、個別工事の採算性は横ばいながら、売上ボリューム増加に伴い利益も増加したことにより、営業利益は948百万円(同63.2%増)となり、大幅に改善いたしました。受注高は、システム建築をはじめとした大型工事の受注を積み重ねることができたことにより、18,337百万円(同27.2%増)となりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末における次期繰越高は前年同四半期を大幅に上回ることができました。
(その他)
その他におきましては、ソフトウエアの開発・販売が好調に推移したため、売上高は8,890百万円(前年同四半期比3.2%増)、営業利益225百万円(同171.7%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、813百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における「資産の部」は124,008百万円となり、前連結会計年度末に比べ425百万円(+0.3%)増加しました。これは主に、関係会社株式が1,716百万円増加したことによるものであります。
また、「負債の部」は71,162百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,659百万円(△4.9%)減少しました。これは主に、短期借入金が3,265百万円及び長期借入金が491百万円減少したことによるものであります。
一方、「純資産の部」は52,846百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,084百万円(+8.4%)増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が3,446百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の38.9%から42.1%となりました。
② 経営成績の状況
当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高86,122百万円(前年同四半期比12.0%増)、営業利益3,359百万円(同41.2%増)、経常利益5,020百万円(同127.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,117百万円(同228.2%増)となりました。受注高につきましては95,362百万円(同15.1%増)となりました。
なお、セグメントの業績は、次のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高等を含めて記載しています。)
(鉄構セグメント)
鉄構セグメントにおきましては、売上高は、橋梁事業において前連結会計年度からの豊富な繰越高を受け、高速道路会社をはじめとした大型工事の進捗が順調に推移したことに加え、当第3四半期連結会計期間に完成を迎えた大型工事の竣工時設計変更が獲得できたことにより、40,809百万円(前年同四半期比9.7%増)となりました。損益面は、橋梁事業において大型工事の竣工時設計変更が獲得できたことに加え、鉄骨事業においても首都圏を中心とした再開発工事の設計変更が獲得できたことや原価低減が図れたことにより、営業利益4,031百万円(同109.1%増)となり、大幅に改善しました。受注高は、橋梁事業において高速道路会社を中心とした大型工事の受注を積み重ねることができましたが、鉄骨事業において当第3四半期連結会計期間が東京オリンピック・パラリンピックを挟んで首都圏大型再開発案件の端境期にあったことで鉄構セグメント全体の受注高は37,040百万円(同5.3%減)となりました。しかしながら、当第3四半期連結会計期間末における次期繰越高は前年同四半期を上回る高い水準を維持しています。
(土木セグメント)
土木セグメントにおきましては、売上高は、高速道路会社をはじめとした大型新設PC橋梁のほか、大型床版取替工事の進捗が順調に推移したことにより、23,558百万円(前年同四半期比1.3%増)となりました。損益面は、開通時期が決まっている工事において、下部工工事の遅れから施工工期の短縮を図るため、工法や体制を見直さざるを得なくなったことから原価が大幅に増加する結果となりました。施工工法変更に伴う設計変更協議を発注者と進めていますが、当第3四半期連結会計期間での獲得には至らず、結果として大幅に原価が先行する形となったため、営業損失201百万円(前年同四半期は営業利益1,281百万円)となりました。受注高は、高速道路会社の大型補修工事に加え、都道府県を中心とした新設PC橋梁の受注を積み重ねることができたことにより30,366百万円(前年同四半期比48.1%増)となりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末における次期繰越高は前年同四半期を上回る高い水準を維持しています。
(建築セグメント)
建築セグメントにおきましては、売上高は、前連結会計年度に受注した大型工事が概ね順調に推移したことにより、14,238百万円(前年同四半期比48.9%増)となり、大幅に増加いたしました。損益面は、個別工事の採算性は横ばいながら、売上ボリューム増加に伴い利益も増加したことにより、営業利益は948百万円(同63.2%増)となり、大幅に改善いたしました。受注高は、システム建築をはじめとした大型工事の受注を積み重ねることができたことにより、18,337百万円(同27.2%増)となりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末における次期繰越高は前年同四半期を大幅に上回ることができました。
(その他)
その他におきましては、ソフトウエアの開発・販売が好調に推移したため、売上高は8,890百万円(前年同四半期比3.2%増)、営業利益225百万円(同171.7%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、813百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。