四半期報告書-第12期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における「資産の部」は142,265百万円となり、前連結会計年度末に比べ14,203百万円(+11.1%)増加しました。これは主に、受取手形・完成工事未収入金等が14,624百万円増加したことによるものであります。
また、「負債の部」は83,908百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,090百万円(+15.2%)増加しました。これは主に、短期借入金が14,527百万円増加及び未成工事受入金が2,472百万円減少したことによるものであります。
一方、「純資産の部」は58,357百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,112百万円(+5.6%)増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が2,934百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の42.6%から40.5%となりました。
② 経営成績の状況
当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高91,805百万円(前年同四半期比6.6%増)、営業利益3,122百万円(同7.1%減)、経常利益4,427百万円(同11.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,520百万円(同14.5%減)となりました。受注高につきましては69,088百万円(同27.6%減)となりました。
なお、セグメントの業績は、次のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高等を含めて記載しています。)
(鉄構セグメント)
鉄構セグメントにおきましては、売上高は、橋梁事業において前連結会計年度からの豊富な繰越高を受け、国土交通省、高速道路会社発注をはじめとした大型工事が順調に進捗し、また鉄骨事業においても首都圏再開発工事の製作が順調に推移したことにより、全体では45,267百万円(前年同四半期比10.9%増)となりました。損益面は、鉄骨事業において当第3四半期までに大型工事の設計変更を獲得できたことに加え、原価低減が図れたことにより高い利益水準を維持することができた一方で、橋梁事業において一部工事で設計変更に伴う原価の増加があった中、当第3四半期連結会計期間での設計変更の獲得までには至らず、結果として原価が先行した工事があったことや工程が逼迫した工事において採算が悪化したことから、営業利益2,648百万円(同34.3%減)となりました。受注高は、鉄骨事業において当第3四半期に首都圏大型工事の受注を計上することができ、前年同期を上回ることができたものの、橋梁事業において発注量が前年同期に比べ減少する中、受注競争が激化し、結果として前年同四半期を下回り、鉄構セグメントの受注高は27,834百万円(同24.9%減)となりました。
(土木セグメント)
土木セグメントにおきましては、床版取替工事の更新事業が順調に進捗したことに加え、当第3四半期連結会計期間に完成を迎えた大型工事の竣工時設計変更が獲得できたことにより、売上高は25,483百万円(前年同四半期比8.2%増)となりました。損益面は、当第3四半期連結会計期間において設計変更の獲得ができたことで、結果として採算性が改善した工事が増え、営業利益は1,200百万円(前年同四半期は営業損失201百万円)と大幅に改善しました。受注高は、選別受注を行ったこともあり、前年同期より減少したものの、国土交通省、都道府県を中心に受注を積み重ねることができたことで23,398百万円(前年同四半期比22.9%減)となりました。当第3四半期連結会計期間における次期繰越高は前年同四半期を上回る高い水準を維持しています。
(建築セグメント)
建築セグメントにおきましては、前連結会計年度からの豊富な繰越高を受け、システム建築及びS造建築の大型工事が概ね順調に進捗したことにより、売上高は14,803百万円(前年同四半期比4.0%増)となりました。損益面は、システム建築をはじめとした工事の損益が改善したものの、事務所移転に伴い管理費が増加したことにより、営業利益905百万円(同4.5%減)となりました。受注高は、ターゲットとしている案件の発注が当第4四半期に多いことから、前年同四半期を大幅に下回り、8,531百万円(同53.5%減)となりました。
(その他)
その他におきましては、売上高は8,844百万円(前年同四半期比0.5%減)となり、損益面につきましては、営業利益278百万円(同23.6%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、731百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における「資産の部」は142,265百万円となり、前連結会計年度末に比べ14,203百万円(+11.1%)増加しました。これは主に、受取手形・完成工事未収入金等が14,624百万円増加したことによるものであります。
また、「負債の部」は83,908百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,090百万円(+15.2%)増加しました。これは主に、短期借入金が14,527百万円増加及び未成工事受入金が2,472百万円減少したことによるものであります。
一方、「純資産の部」は58,357百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,112百万円(+5.6%)増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が2,934百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の42.6%から40.5%となりました。
② 経営成績の状況
当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高91,805百万円(前年同四半期比6.6%増)、営業利益3,122百万円(同7.1%減)、経常利益4,427百万円(同11.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,520百万円(同14.5%減)となりました。受注高につきましては69,088百万円(同27.6%減)となりました。
なお、セグメントの業績は、次のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高等を含めて記載しています。)
(鉄構セグメント)
鉄構セグメントにおきましては、売上高は、橋梁事業において前連結会計年度からの豊富な繰越高を受け、国土交通省、高速道路会社発注をはじめとした大型工事が順調に進捗し、また鉄骨事業においても首都圏再開発工事の製作が順調に推移したことにより、全体では45,267百万円(前年同四半期比10.9%増)となりました。損益面は、鉄骨事業において当第3四半期までに大型工事の設計変更を獲得できたことに加え、原価低減が図れたことにより高い利益水準を維持することができた一方で、橋梁事業において一部工事で設計変更に伴う原価の増加があった中、当第3四半期連結会計期間での設計変更の獲得までには至らず、結果として原価が先行した工事があったことや工程が逼迫した工事において採算が悪化したことから、営業利益2,648百万円(同34.3%減)となりました。受注高は、鉄骨事業において当第3四半期に首都圏大型工事の受注を計上することができ、前年同期を上回ることができたものの、橋梁事業において発注量が前年同期に比べ減少する中、受注競争が激化し、結果として前年同四半期を下回り、鉄構セグメントの受注高は27,834百万円(同24.9%減)となりました。
(土木セグメント)
土木セグメントにおきましては、床版取替工事の更新事業が順調に進捗したことに加え、当第3四半期連結会計期間に完成を迎えた大型工事の竣工時設計変更が獲得できたことにより、売上高は25,483百万円(前年同四半期比8.2%増)となりました。損益面は、当第3四半期連結会計期間において設計変更の獲得ができたことで、結果として採算性が改善した工事が増え、営業利益は1,200百万円(前年同四半期は営業損失201百万円)と大幅に改善しました。受注高は、選別受注を行ったこともあり、前年同期より減少したものの、国土交通省、都道府県を中心に受注を積み重ねることができたことで23,398百万円(前年同四半期比22.9%減)となりました。当第3四半期連結会計期間における次期繰越高は前年同四半期を上回る高い水準を維持しています。
(建築セグメント)
建築セグメントにおきましては、前連結会計年度からの豊富な繰越高を受け、システム建築及びS造建築の大型工事が概ね順調に進捗したことにより、売上高は14,803百万円(前年同四半期比4.0%増)となりました。損益面は、システム建築をはじめとした工事の損益が改善したものの、事務所移転に伴い管理費が増加したことにより、営業利益905百万円(同4.5%減)となりました。受注高は、ターゲットとしている案件の発注が当第4四半期に多いことから、前年同四半期を大幅に下回り、8,531百万円(同53.5%減)となりました。
(その他)
その他におきましては、売上高は8,844百万円(前年同四半期比0.5%減)となり、損益面につきましては、営業利益278百万円(同23.6%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、731百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。