訂正有価証券報告書-第19期(平成29年7月1日-平成30年6月30日)
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。会計方針の選択・適用、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の相対的な開示には、経営者が過去の実績等を勘案し、実態に即した合理的な見積り・判断をしております。
特に、当社グループの主要資産であるソフトウエアに関しては、管理系のものを除き、急速なインターネット業界の成長を勘案して、償却年数を2年(有税償却)としております。
(2) 経営成績
(業績等の概要)
当社グループは2016年8月3日発表の中期経営計画に基づき、当連結会計年度を選択と集中のフェーズと定めております。特にOn Platform事業における収益基盤の確立に注力し、第4四半期連結会計期間に、かねてより開発を進めておりました新サービスをリリースいたしました。これによる当期売上への影響は軽微でありますが、今後の収益の柱とすべく、第3四半期連結会計期間より当該サービスの営業に人的リソースを注力しております。
また、Beauty Service事業やGlobal事業等が大きく成長いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は次のとおりとなりました。
売上高 28,470百万円(前年同期比 50.7%増)
営業利益 2,125百万円(前年同期比 45.0%増)
経常利益 2,147百万円(前年同期比 65.3%増)
税金等調整前当期純利益 2,098百万円(前年同期比 28.3%増)※
親会社株主に帰属する当期純利益 1,184百万円(前年同期比 10.0%増)※
※前連結会計期間において、投資有価証券の売却益として特別利益283百万円を計上しております。
①On Platform事業
当セグメントには、当社が運営する美容系総合ポータルサイト「@cosme」を基盤とした各種サービス(BtoB、BtoC)が属しております。
当連結会計年度におきましては、ブランディング広告やバナー広告、「ブランドファンクラブ」等の化粧品メーカー向けの既存サービスを中心に成長いたしました。なお、第4四半期連結会計期間において、次の収益の柱とすべく新サービス「ブランドオフィシャル」をリリースし、第3四半期連結会計期間より当該サービスの営業へ戦略的に人的リソースを配分いたしました。これにより下期の収益の伸びは限定的となりましたが、当社主催のイベントの寄与もあり、通期業績におきましては前年同期比で増収増益となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 7,335百万円(前年同期比 7.2%増)
セグメント利益 2,645百万円(前年同期比 3.7%増)
②Beauty Service事業
当セグメントには、化粧品ECサイト「@cosme shopping(アットコスメショッピング)」の運営、化粧品専門店「@cosme store(アットコスメストア)」の運営や、プライベートブランドの企画・開発・販売等の、国内における小売業を中心としたサービスが属しております。
ECにおきましては、「@cosme」からの送客を強化したことに加え、「@cosme」でランキング上位の商品やラグジュアリーブランドの取扱いを強化し、幅広い品揃えを実現することにより売上が好調に推移いたしました。
店舗におきましては、新規出店を抑制し既存店舗の収益性を強化したことにより、各店舗が成長し大きく増収増益となりました。当連結会計年度末の店舗数は、2店舗の新規開店と小型店1店舗の閉店により、25店舗(前年同期末24店舗)となりました。なお、第3四半期連結会計期間に新規開店した「ららぽーと富士見店」は、初の外資系ラグジュアリーブランドを多数含むチャネル横断型の店舗となっております。
以上の結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 12,142百万円(前年同期比 38.2%増)
セグメント利益 621百万円(前年同期比 171.2%増)
③Global事業
当セグメントには、日本国外で展開するEC、卸売、店舗、メディア等のサービスが属しております。
中国における越境ECにおきましては、W11※1という季節要因もあり上期の業績が当該セグメントを牽引いたしました。また、第4四半期連結会計期間において、韓国免税店への商品卸売を開始し「@cosme」のブランドを活用した化粧品売場のプロデュースを行いました。
店舗におきましては、第3四半期連結会計期間に台湾へ1店舗、第4四半期連結会計期間に香港へ1店舗を新規出店し、当連結会計年度末の海外店舗数は台湾に4店舗(前年同期末3店舗)、香港に1店舗となりました。
第1四半期連結会計期間より損益計算書の連結を開始した海外企業3社※2におきましては、引き続き、中長期的な事業の成長に向けた取り組みや効率化・合理化を進めております。
なお、前述の海外企業3社に対するのれんの償却(約372百万円)を今期より開始したことにより赤字となりましたが、中国越境ECの躍進によって当初計画を上回って着地いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 7,646百万円(前年同期比 158.4%増)
セグメント損失 11百万円(前年同期 セグメント利益 133百万円)
※1 11月11日に中国で開催されるECの大規模なセール
※2 下記の3社
・Hermo Creative(M)Sdn. Bhd.(マレーシアで化粧品ECサイト「Hermo」を運営)
・i-TRUE Communications Inc.(台湾で化粧品レビューメディア「UrCosme」を運営)
・MUA Inc.(米国で化粧品レビューメディア「MakeupAlley」を運営)
④その他事業
当セグメントには、美容部員等を派遣する人材派遣事業と、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属しております。
当連結会計年度におきましては、人材派遣事業が着実に成長したほか、投資育成事業において第1四半期及び第3四半期連結会計期間に営業投資有価証券の売却を行いました。なお、営業投資有価証券の売却は当該資産の市場価値等を鑑みて行われるため、経常的に行われるものではありません。
以上の結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 1,346百万円(前年同期比 342.2%増)
セグメント利益 436百万円(前年同期比 397百万円増)
(3) 生産、受注及び販売の状況
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
② 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
③ 受注実績
当社グループは概ね受注から役務提供までの期間が短いため、受注状況に関する記載を省略しております。
④ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(4)財政状態
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ3,771百万円増加し21,911百万円となりました。
これは主に、流動資産において、受取手形及び売掛金425百万円、商品701百万円、並びに固定資産において、ソフトウエア798百万円、のれん1,327百万円等が増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ2,776百万円増加し9,904百万円となりました。 これは主に、流動負債において、支払手形及び買掛金358百万円、短期借入金1,800百万円、1年内返済予定の長期借入金149百万円、未払法人税等336百万円等が増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ994百万円増加し、12,008百万円となりました。
これは主に、その他有価証券評価差額金508百万円が減少したものの、利益剰余金1,235百万円が増加、並びに非支配株主持分165百万円が増加したこと等によるものであります。
(5)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ184百万円減少し、残高は5,985百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は以下の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、1,750百万円(前年同期は637百万円の収入)であります。
この主な要因は、税金等調整前当期純利益の計上2,098百万円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用された資金は、3,779百万円(前年同期は3,271百万円の支出)であります。
この主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,699百万円、無形固定資産の取得による支出1,208百万円、投資有価証券の取得による支出129百万円、有形固定資産の取得による支出329百万円、定期預金の預入による支出399百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果得られた資金は、1,877百万円(前年同期は5,505百万円の収入)であります。
この主な要因は、短期借入金の純増減額1,800百万円等があったことによるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
(注)1. いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
2. 株式時価総額は、期末株式終値×期末発行済株式総数(自己株式数を除く)により算出しております。
3. キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
4. 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象とし
ています。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの所要資金は、大きく分けて新規出店に伴う店舗設備の投資及びソフトウエア開発に伴う投資や、子会社・関連会社等への投融資資金及び経常の運転資金となっております。これら所要資金のうち、新規出店に伴う店舗設備の投資及びソフトウエア開発に伴う投資、出資・貸付等の投融資関連については、自己資金及び銀行からの長期借入により調達しております。また、経常の運転資金については、銀行からの短期借入やグループCMSによるグループ資金の有効活用で対応しております。
当連結会計年度の設備投資は総額1,591百万円であり、その内容は、新規出店に伴う店舗設備の投資等の有形固定資産として349百万円、ソフトウエア開発等の無形固定資産として1,242百万円であります。
現状、新規出店に伴う店舗設備の投資及びソフトウエア開発に伴う投資に必要な事業資金は確保されていると認識しております。資金の流動性については、グループCMSによりグループ各社における余剰資金の有効活用に努め、更に金融機関との間で当座貸越契約を締結すること等により、急な資金需要や不測の事態にも備えております。今後につきましても、事業の業績拡大期には先行的に運転資金が増大するビジネスであること、事業拡大に伴い店舗投資や情報化投資の増加が見込まれること等を考慮して、充分な流動性を維持していく考えです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。会計方針の選択・適用、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の相対的な開示には、経営者が過去の実績等を勘案し、実態に即した合理的な見積り・判断をしております。
特に、当社グループの主要資産であるソフトウエアに関しては、管理系のものを除き、急速なインターネット業界の成長を勘案して、償却年数を2年(有税償却)としております。
(2) 経営成績
(業績等の概要)
当社グループは2016年8月3日発表の中期経営計画に基づき、当連結会計年度を選択と集中のフェーズと定めております。特にOn Platform事業における収益基盤の確立に注力し、第4四半期連結会計期間に、かねてより開発を進めておりました新サービスをリリースいたしました。これによる当期売上への影響は軽微でありますが、今後の収益の柱とすべく、第3四半期連結会計期間より当該サービスの営業に人的リソースを注力しております。
また、Beauty Service事業やGlobal事業等が大きく成長いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は次のとおりとなりました。
売上高 28,470百万円(前年同期比 50.7%増)
営業利益 2,125百万円(前年同期比 45.0%増)
経常利益 2,147百万円(前年同期比 65.3%増)
税金等調整前当期純利益 2,098百万円(前年同期比 28.3%増)※
親会社株主に帰属する当期純利益 1,184百万円(前年同期比 10.0%増)※
※前連結会計期間において、投資有価証券の売却益として特別利益283百万円を計上しております。
①On Platform事業
当セグメントには、当社が運営する美容系総合ポータルサイト「@cosme」を基盤とした各種サービス(BtoB、BtoC)が属しております。
当連結会計年度におきましては、ブランディング広告やバナー広告、「ブランドファンクラブ」等の化粧品メーカー向けの既存サービスを中心に成長いたしました。なお、第4四半期連結会計期間において、次の収益の柱とすべく新サービス「ブランドオフィシャル」をリリースし、第3四半期連結会計期間より当該サービスの営業へ戦略的に人的リソースを配分いたしました。これにより下期の収益の伸びは限定的となりましたが、当社主催のイベントの寄与もあり、通期業績におきましては前年同期比で増収増益となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 7,335百万円(前年同期比 7.2%増)
セグメント利益 2,645百万円(前年同期比 3.7%増)
②Beauty Service事業
当セグメントには、化粧品ECサイト「@cosme shopping(アットコスメショッピング)」の運営、化粧品専門店「@cosme store(アットコスメストア)」の運営や、プライベートブランドの企画・開発・販売等の、国内における小売業を中心としたサービスが属しております。
ECにおきましては、「@cosme」からの送客を強化したことに加え、「@cosme」でランキング上位の商品やラグジュアリーブランドの取扱いを強化し、幅広い品揃えを実現することにより売上が好調に推移いたしました。
店舗におきましては、新規出店を抑制し既存店舗の収益性を強化したことにより、各店舗が成長し大きく増収増益となりました。当連結会計年度末の店舗数は、2店舗の新規開店と小型店1店舗の閉店により、25店舗(前年同期末24店舗)となりました。なお、第3四半期連結会計期間に新規開店した「ららぽーと富士見店」は、初の外資系ラグジュアリーブランドを多数含むチャネル横断型の店舗となっております。
以上の結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 12,142百万円(前年同期比 38.2%増)
セグメント利益 621百万円(前年同期比 171.2%増)
③Global事業
当セグメントには、日本国外で展開するEC、卸売、店舗、メディア等のサービスが属しております。
中国における越境ECにおきましては、W11※1という季節要因もあり上期の業績が当該セグメントを牽引いたしました。また、第4四半期連結会計期間において、韓国免税店への商品卸売を開始し「@cosme」のブランドを活用した化粧品売場のプロデュースを行いました。
店舗におきましては、第3四半期連結会計期間に台湾へ1店舗、第4四半期連結会計期間に香港へ1店舗を新規出店し、当連結会計年度末の海外店舗数は台湾に4店舗(前年同期末3店舗)、香港に1店舗となりました。
第1四半期連結会計期間より損益計算書の連結を開始した海外企業3社※2におきましては、引き続き、中長期的な事業の成長に向けた取り組みや効率化・合理化を進めております。
なお、前述の海外企業3社に対するのれんの償却(約372百万円)を今期より開始したことにより赤字となりましたが、中国越境ECの躍進によって当初計画を上回って着地いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 7,646百万円(前年同期比 158.4%増)
セグメント損失 11百万円(前年同期 セグメント利益 133百万円)
※1 11月11日に中国で開催されるECの大規模なセール
※2 下記の3社
・Hermo Creative(M)Sdn. Bhd.(マレーシアで化粧品ECサイト「Hermo」を運営)
・i-TRUE Communications Inc.(台湾で化粧品レビューメディア「UrCosme」を運営)
・MUA Inc.(米国で化粧品レビューメディア「MakeupAlley」を運営)
④その他事業
当セグメントには、美容部員等を派遣する人材派遣事業と、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属しております。
当連結会計年度におきましては、人材派遣事業が着実に成長したほか、投資育成事業において第1四半期及び第3四半期連結会計期間に営業投資有価証券の売却を行いました。なお、営業投資有価証券の売却は当該資産の市場価値等を鑑みて行われるため、経常的に行われるものではありません。
以上の結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 1,346百万円(前年同期比 342.2%増)
セグメント利益 436百万円(前年同期比 397百万円増)
(3) 生産、受注及び販売の状況
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前年同期比(%) |
| Beauty Service事業 | 107 | +277.8 |
| 合計 | 107 | +277.8 |
| (注) | 1 | 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 |
| 2 | セグメント間取引については相殺消去しております。 | |
| 3 | 金額は、仕入価格によっております。 |
② 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 仕入高(百万円) | 前年同期比(%) |
| On Platform事業 | 13 | △62.1 |
| Beauty Service事業 | 8,376 | +33.5 |
| Global事業 | 5,712 | +158.4 |
| 合計 | 14,101 | +65.5 |
| (注) | 1 | 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 |
| 2 | セグメント間取引については相殺消去しております。 | |
| 3 | 金額は、仕入価格によっております。 |
③ 受注実績
当社グループは概ね受注から役務提供までの期間が短いため、受注状況に関する記載を省略しております。
④ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(百万円) | 前年同期比(%) |
| On Platform事業 | 7,335 | +7.2 |
| Beauty Service事業 | 12,142 | +38.2 |
| Global事業 | 7,646 | +158.4 |
| その他事業 | 1,346 | +342.2 |
| 合計 | 28,470 | +50.7 |
| (注) | 1 | 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 |
| 2 | セグメント間取引については相殺消去しております。 | |
| 3 | 主な相手先別の販売実績については、該当事項はありません。 |
(4)財政状態
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ3,771百万円増加し21,911百万円となりました。
これは主に、流動資産において、受取手形及び売掛金425百万円、商品701百万円、並びに固定資産において、ソフトウエア798百万円、のれん1,327百万円等が増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ2,776百万円増加し9,904百万円となりました。 これは主に、流動負債において、支払手形及び買掛金358百万円、短期借入金1,800百万円、1年内返済予定の長期借入金149百万円、未払法人税等336百万円等が増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ994百万円増加し、12,008百万円となりました。
これは主に、その他有価証券評価差額金508百万円が減少したものの、利益剰余金1,235百万円が増加、並びに非支配株主持分165百万円が増加したこと等によるものであります。
(5)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ184百万円減少し、残高は5,985百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は以下の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、1,750百万円(前年同期は637百万円の収入)であります。
この主な要因は、税金等調整前当期純利益の計上2,098百万円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用された資金は、3,779百万円(前年同期は3,271百万円の支出)であります。
この主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,699百万円、無形固定資産の取得による支出1,208百万円、投資有価証券の取得による支出129百万円、有形固定資産の取得による支出329百万円、定期預金の預入による支出399百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果得られた資金は、1,877百万円(前年同期は5,505百万円の収入)であります。
この主な要因は、短期借入金の純増減額1,800百万円等があったことによるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
| 2014年6月期 | 2015年6月期 | 2016年6月期 | 2017年6月期 | 2018年6月期 | |
| 自己資本比率 (%) | 73.1 | 64.2 | 58.4 | 59.4 | 53.0 |
| 時価ベースの自己資本比率 (%) | 106.6 | 240.2 | 436.2 | 309.1 | 356.8 |
| キャッシュ・フロー対有利子 負債比率 (%) | 125.0 | 106.0 | 205.1 | 615.0 | 321.1 |
| インタレスト・カバレッジ・ レシオ (倍) | 116.9 | 143.8 | 252.3 | 95.3 | 158.2 |
(注)1. いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
2. 株式時価総額は、期末株式終値×期末発行済株式総数(自己株式数を除く)により算出しております。
3. キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
4. 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象とし
ています。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの所要資金は、大きく分けて新規出店に伴う店舗設備の投資及びソフトウエア開発に伴う投資や、子会社・関連会社等への投融資資金及び経常の運転資金となっております。これら所要資金のうち、新規出店に伴う店舗設備の投資及びソフトウエア開発に伴う投資、出資・貸付等の投融資関連については、自己資金及び銀行からの長期借入により調達しております。また、経常の運転資金については、銀行からの短期借入やグループCMSによるグループ資金の有効活用で対応しております。
当連結会計年度の設備投資は総額1,591百万円であり、その内容は、新規出店に伴う店舗設備の投資等の有形固定資産として349百万円、ソフトウエア開発等の無形固定資産として1,242百万円であります。
現状、新規出店に伴う店舗設備の投資及びソフトウエア開発に伴う投資に必要な事業資金は確保されていると認識しております。資金の流動性については、グループCMSによりグループ各社における余剰資金の有効活用に努め、更に金融機関との間で当座貸越契約を締結すること等により、急な資金需要や不測の事態にも備えております。今後につきましても、事業の業績拡大期には先行的に運転資金が増大するビジネスであること、事業拡大に伴い店舗投資や情報化投資の増加が見込まれること等を考慮して、充分な流動性を維持していく考えです。