四半期報告書-第23期第3四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/05/13 15:12
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
化粧品業界におきましては、「新型コロナウイルス(COVID-19)」(以下、「新型コロナウイルス」という。)の影響により、消費者の購買意欲の低下や、外出自粛による化粧をする機会の減少、インバウンド需要の蒸発などにより、依然として景況感が厳しい状況にあります。各化粧品メーカーはこの状況を受け、広告媒体のデジタルシフト、EC販売の強化などDX※1を推進していく傾向が強く、これによりプラットフォームとしてメディア・EC・店舗を一体化したサービスを提供する当社グループが享受できる事業成長の機会は、増加するものと見込んでおります。
当第3四半期連結累計期間における業績は以下の通りです。
売上高におきましては、2021年7月に発出された緊急事態宣言が10月に解除されたことに伴う人流の戻りと化粧品需要の回復を受けて、Beauty Service事業における「@cosme BEAUTY DAY(アットコスメビューティーデー)」(以下、「ECのスペシャルイベント」という。)の売上拡大を含むECの成長と店舗の増収があったことに加え、On Platform事業の広告・ソリューションの増収等が寄与し、2022年1月から2月にかけてオミクロン株の影響を受けたものの、過去最高売上高を記録いたしました。
営業利益におきましては、賞与引当金繰入の増加や、On Platform事業におけるソフトウエア償却費の増加等、販売費及び一般管理費が増加しておりますが、増収したことにより前年同期比改善での着地となりました。
その他、2021年8月に子会社化した韓国のGlowdayz,Inc.の株式取得に際して発生しました段階取得に係る差益114百万円を計上し特別利益は141百万円となった一方、海外店舗の収益性の低下に伴う減損等による減損損失184百万円を計上したこと等により特別損失は186百万円となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 25,467百万円(前年同期 23,186百万円 / 前年同期比 9.8%増) 営業利益 △584百万円(前年同期 △624百万円) 経常利益 △635百万円(前年同期 △822百万円) 税金等調整前四半期純利益 △681百万円(前年同期 △1,238百万円) 親会社株主に帰属する四半期純利益 △620百万円(前年同期 △1,392百万円)
※1 デジタルトランスフォーメーションの略。企業がビジネス環境の激しい変化に対応しデータとデジタル技術を
活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや
組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
①On Platform事業 当セグメントには、当社が運営するコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした各種サービス(BtoB、BtoC)が属しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルスの影響により引き続きクライアントの予算が保守的ではありますが、マーケティングサービス「ブランドオフィシャル」を用いた分析・プロモーション施策・販売まで一貫したマーケティング提案等が功を奏し、前年同期比で増収となりました。
営業利益におきましては、ソフトウエア償却費、賞与引当金繰入および「@cosme」のユーザーアクション活性化のための費用の増加により利益率が低下し、前年同期比減益となりました。なお、ユーザーアクション活性化に向けた施策が奏功し、MAU(月間アクティブユーザー数)、年間クチコミ投稿数およびアプリダウンロード数は、過去最高水準を記録いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 5,445百万円(前年同期 5,130百万円 / 前年同期比 6.1%増)
営業利益 637百万円(前年同期 980百万円 / 前年同期比 35.0%減)
②Beauty Service事業 当セグメントには、化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING(アットコスメショッピング)」の運営、化粧品専門店「@cosme STORE(アットコスメストア)」や大型旗艦店の運営等、国内における小売業を中心としたサービスが属しております。
売上高におきまして、ECでは、コロナ禍で加速したECサイトの利用拡大に加えて、ECのスペシャルイベントにて過去最高の流通総額を記録したことなどにより、前年同期比で21.6%伸長いたしました。店舗では、第3四半期におけるオミクロン株の感染拡大の影響があったものの、2021年10月の緊急事態宣言の解除や、ワクチン接種の普及等により個人消費の持ち直しの動きが見られ、当社店舗においても来店客数が復調し、前年同期比で12.1%増収いたしました。大型旗艦店で2020年1月のオープン以来過去最高の売上高を記録しております。その結果、Beauty Service事業全体では、前年同期比16.1%増収いたしました。
営業利益におきましては、ECのスペシャルイベント開催に伴うプロモーション費用を2020年開催時と同程度(2020年2.9億円、2021年2.4億円)計上したものの、ECの躍進や、店舗の増収により、黒字転換となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 15,984百万円(前年同期 13,772百万円 / 前年同期比 16.1%増)
営業利益 81百万円(前年同期 △290百万円)
③Global事業 当セグメントには、日本国外で展開するEC・卸売、店舗、メディア等のサービスが属しております。
売上高におきましては、香港の店舗を2021年7月から2022年3月にかけて3店舗閉店したことや中国大陸・香港などにおいて新型コロナウイルスの影響悪化等により、前年同期比で3.6%減収となりました。
営業利益は、Glowdayz, Inc.の営業損失及びのれん償却費を計上したものの、不採算事業からの撤退や規模の縮小により収益性が改善し、前年同水準での着地となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 3,353百万円(前年同期 3,478百万円 / 前年同期比 3.6%減)
営業利益 △145百万円(前年同期 △146百万円)
④その他事業
当セグメントには、美容部員を派遣する人材派遣事業と、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属しております。
人材派遣事業におきましては、新型コロナウイルスの影響を受け減収となりましたが、黒字を維持して着地となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 685百万円(前年同期 806百万円 / 前年同期比 15.0%減) 営業利益 18百万円(前年同期 △20百万円)
(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当第3四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ488百万円増加し、22,724百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ114百万円減少し、13,310百万円となりました。これは主に、現金及び預金が646百万円減少し、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度末は受取手形及び売掛金)が378百万円、商品が198百万円増加したこと等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ603百万円増加し、9,414百万円となりました。これは主に、有形固定資産が497百万円減少したものの、のれんが1,086百万円増加したこと等によるものであります。
② 負債の部
当第3四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ294百万円増加し、14,420百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ6,652百万円増加し、12,533百万円となりました。これは主に、短期借入金が500百万円、1年内返済予定の長期借入金が5,587百万円増加したこと等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ6,358百万円減少し、1,887百万円となりました。これは主に、長期借入金が6,352百万円減少したこと等によるものであります。
③ 純資産の部
当第3四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ195百万円増加し、8,304百万円となりました。
これは主に、利益剰余金が589百万円減少したものの、その他有価証券評価差額金が357百万円、為替換算調整勘定が416百万円増加したこと等によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について変更を行っております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(追加情報)の(新型コロナウイルス感染拡大に伴う会計上の見積りについて)に記載しております。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの所要資金は、大きく分けて、ソフトウエア開発、出資・貸付等の投融資資金と経常の運転資金となっております。
これら所要資金のうち、ソフトウエア開発に伴う投資、出資・貸付等の投融資関連については、自己資金及び銀行からの長期借入により調達しております。
また、経常の運転資金については、銀行からの短期借入やグループCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)によるグループ資金の有効活用で対応しております。
現状、ソフトウエア開発に伴う投資に必要な事業資金は確保されていると認識しております。資金の流動性については、グループCMSによりグループ各社における余剰資金の有効活用に努め、更に金融機関との間で当座貸越契約を締結すること等により、急な資金需要や不測の事態にも備えております。今後につきましても、事業の業績拡大期には先行的に運転資金が増大するビジネスであること、事業拡大に伴いソフトウェア投資の増加が見込まれること等を考慮して、充分な流動性を維持していく考えです。

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