四半期報告書-第22期第2四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 15:11
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
化粧品業界におきましては、「新型コロナウイルス(COVID-19)」(以下、「新型コロナウイルス」という。)の影響により、消費者の購買意欲の低下や、外出自粛による化粧をする機会の減少、インバウンド需要の蒸発などにより、依然として景況感が厳しい状況にあります。各化粧品メーカーはこの状況を受け、広告媒体のデジタルシフト、EC販売の強化などDX※1を推進していく傾向が強く、これによりプラットフォームとしてメディア・EC・店舗を一体化したサービスを提供する当社グループが享受できる事業成長の機会は、増加するものと見込んでおります。
当社グループは、前期における新型コロナウイルスの影響やGlobal事業の不振による業績悪化から再度成長軌道に乗せるため、当連結会計年度においては不採算事業の整理・撤退ならびに収益部門の強化に注力しております。売上高におきましては、Beauty Service事業において、外出機会の減少によるECの需要が増加したことや「@cosme Beauty Day(アットコスメビューティーデー)」(以下、「ECのスペシャルイベント」という。)を開催したことに伴いECが大幅成長したことや、2020年1月にJR原宿駅前にオープンした大型旗艦店「@cosme TOKYO(アットコスメトーキョー)」(以下、「大型旗艦店」という。)が寄与いたしました。一方で、On Platform事業においてクライアント企業の予算が保守化されたことや、Global事業の不振により、減収となりました。
営業利益におきましては、新型コロナウイルスの影響が残っていることや、Beauty Service事業において、大型旗艦店が黒字化していない一方で、大型旗艦店オープンに伴う先行費用が無くなった事や、Global事業をはじめとする各事業においてコスト削減を実施したことにより、グループ全体で赤字幅は縮小いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 15,615百万円(前年同期 15,942百万円 / 前年同期比 2.0%減) 営業損失 544百万円(前年同期 営業損失 1,157百万円) 経常損失 602百万円(前年同期 経常損失 1,176百万円) 税金等調整前四半期純損失 698百万円(前年同期 税金等調整前四半期純損失 4,141百万円) 親会社株主に帰属する四半期純損失 777百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失 3,979百万円)
※1 デジタルトランスフォーメーションの略。企業がビジネス環境の激しい変化に対応しデータとデジタル技術
を活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのも
のや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
① On Platform事業
当セグメントには、当社が運営するコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした各種サービス(BtoB、BtoC)が属しております。 当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルスの影響で停滞していた営業活動が正常化に向かった一方で、新型コロナウイルスの影響に伴うクライアントの予算の保守化が継続していることにより、広告・ソリューションサービスが前年同期比減収となりました。「ブランドオフィシャル」においても同様に、導入数は新規獲得があったものの解約数が上回り、若干の減少となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 3,418百万円(前年同期 3,926百万円 / 前年同期比 12.9%減)
営業利益 671百万円(前年同期 815百万円 / 前年同期比 17.7%減)
② Beauty Service事業
当セグメントには、化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING(アットコスメショッピング)」の運営、化粧品専門店「@cosme STORE(アットコスメストア)」や大型旗艦店の運営等、国内における小売業を中心としたサービスが属しております。
ECにおきましては、新型コロナウイルスの感染防止を目的とした外出自粛による需要増やECのスペシャルイベントを開催した事により、前年同期比で売上高67.9%増と引き続き高い成長率を維持しております。
店舗におきましては、新型コロナウイルスの影響により、大型旗艦店や都心店舗を中心に客足の戻りが当社の想定より鈍くなっております。一方、一部の郊外店舗では新型コロナウイルスが本格的に流行する前の前第3四半期と同水準にまで回復したことや、大型旗艦店(2020年1月にオープン)の売上寄与により前年同期比で増収となりました。
利益におきましては、大型旗艦店を除く店舗の利益が前年同期同水準まで回復していること、ECが大幅成長していることや、大型旗艦店オープンの先行費用がなくなったことにより、赤字幅は縮小いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 9,220百万円(前年同期 7,692百万円 / 前年同期比 19.9%増) 営業損失 321百万円(前年同期 営業損失 583百万円)
③ Global事業
当セグメントには、日本国外で展開するEC・卸売、店舗、メディア等のサービスが属しております。 EC・卸売におきましては、中国市場における競争が依然として厳しく前年同期比で減収となりました。 店舗におきましては、香港における新型コロナウイルスの影響で客足の戻りが鈍いことに加え、前第3四半期に台湾の4店舗全て閉鎖したことにより、前年同期比で減収となりました。
利益におきましては、前期から実施している不採算事業の整理・撤退によって収益性が改善され、赤字幅を縮小しての着地となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 2,417百万円(前年同期 3,517百万円 / 前年同期比 31.3%減) 営業損失 66百万円(前年同期 営業損失 415百万円)
④ その他事業
当セグメントには、美容部員を派遣する人材派遣事業と、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属しております。 人材派遣事業におきましては、新型コロナウイルスの影響を受けて前年同期比で減収となるも、概ね当初の想定通りに推移いたしました。
投資育成事業におきましては、前期において営業投資有価証券のキャピタルゲインがありましたが、当該期間においてはありませんでした。一方で、取得価額が実質価額と著しく乖離する営業投資有価証券に対しては、52百万円の減損処理等をおこなったため赤字となっております。 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 560百万円(前年同期 806百万円 / 前年同期比 30.5%減)
営業損失 38百万円(前年同期 営業損失 5百万円)
(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,503百万円減少し、22,654百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,310百万円減少し、12,759百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が379百万円増加したものの、現金及び預金が1,206百万円、流動資産のその他が326百万円減少したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ193百万円減少し、9,895百万円となりました。これは主に、有形固定資産が279百万円減少したこと等によるものであります。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ2,851百万円減少し、15,893百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ2,088百万円減少し、7,064百万円となりました。これは主に、短期借入金が1,500百万円、1年内返済予定の長期借入金が250百万円、賞与引当金が184百万円減少したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ763百万円減少し、8,829百万円となりました。これは主に、長期借入金が566百万円、固定負債のその他が198百万円減少したこと等によるものであります。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,348百万円増加し、6,761百万円となりました。
これは主に、利益剰余金が777百万円減少したものの、株式会社ロコガイドからの第三者割当増資の払込等により、資本金が1,053百万円、資本剰余金が1,053百万円増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より1,215百万円減少し、5,369百万円となりました。区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、73百万円(前年同期は849百万円の支出)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純損失698百万円の計上に対し、非資金取引である減価償却費835百万円の計上等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用された資金は、779百万円(前年同期は2,269百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出163百万円、無形固定資産の取得による支出601百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用された資金は、466百万円(前年同期は5,795百万円の収入)となりました。主な要因は、株式会社ロコガイドからの第三者割当増資の払込等による株式の発行による収入2,091百万円があったものの、短期借入金の純減少額1,500百万円、長期借入金の返済による支出816百万円、リース債務の返済による支出242百万円等があったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの所要資金は、大きく分けて、ソフトウエア開発、出資・貸付等の投融資資金と経常の運転資金となっております。
これら所要資金のうち、ソフトウエア開発に伴う投資、出資・貸付等の投融資関連については、自己資金及び銀行からの長期借入により調達しております。
また、経常の運転資金については、銀行からの短期借入やグループCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)によるグループ資金の有効活用で対応しております。また、株式会社ロコガイドから第三者割当増資の払込による資金調達も実行しました。
現状、ソフトウエア開発に伴う投資に必要な事業資金は確保されていると認識しております。資金の流動性については、グループCMSによりグループ各社における余剰資金の有効活用に努め、更に金融機関との間で当座貸越契約を締結すること等により、急な資金需要や不測の事態にも備えております。今後につきましても、事業の業績拡大期には先行的に運転資金が増大するビジネスであること、事業拡大に伴いソフトウェア投資の増加が見込まれること等を考慮して、充分な流動性を維持していく考えです。

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