四半期報告書-第23期第2四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/14 15:13
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
化粧品業界におきましては、「新型コロナウイルス(COVID-19)」(以下、「新型コロナウイルス」という。)の影響により、消費者の購買意欲の低下や、外出自粛による化粧をする機会の減少、インバウンド需要の蒸発などにより、依然として景況感が厳しい状況にあります。各化粧品メーカーはこの状況を受け、広告媒体のデジタルシフト、EC販売の強化などDX※1を推進していく傾向が強く、これによりプラットフォームとしてメディア・EC・店舗を一体化したサービスを提供する当社グループが享受できる事業成長の機会は、増加するものと見込んでおります。
当社グループは、収益事業であるOn Platform事業およびBeauty Service事業におけるECの成長、ならびに下期から新型コロナウイルスの影響が徐々に収束し国内・海外店舗が復調する前提で計画を策定しており、増収および営業利益の黒字転換を目指しております。
当第2四半期連結累計期間における業績は以下の通りです。
売上高におきましては、2021年7月に発出された緊急事態宣言が10月に解除されたことに伴う人流の戻りと化粧品需要の回復を受けて、Beauty Service事業における「@cosme BEAUTY DAY(アットコスメビューティーデー)」(以下、「ECのスペシャルイベント」という。)の売上拡大を含むECの成長と店舗の増収があったことに加え、On Platform事業の広告・ソリューションの増収等が寄与し、過去最高となりました。
営業利益におきましては、賞与引当金繰入の増加や、On Platform事業におけるソフトウエア償却費の増加等により前年同期比で減少したものの、社内計画通りに進捗しました。
その他、8月に子会社化した韓国のGlowdayz,Inc.の株式取得に際して発生しました段階取得に係る差益114百万円を計上し特別利益は128百万円となった一方、海外店舗の収益性の低下に伴う減損123百万円を計上したこと等により特別損失は182百万円となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 17,109百万円(前年同期 15,615百万円 / 前年同期比 9.6%増) 営業利益 △633百万円(前年同期 △544百万円) 経常利益 △693百万円(前年同期 △602百万円) 税金等調整前四半期純利益 △747百万円(前年同期 △698百万円) 親会社株主に帰属する四半期純利益 △603百万円(前年同期 △777百万円)
※1 デジタルトランスフォーメーションの略。企業がビジネス環境の激しい変化に対応しデータとデジタル技術
を活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのも
のや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
① On Platform事業
当セグメントには、当社が運営するコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした各種サービス(BtoB、BtoC)が属しております。 当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルスの影響により引き続きクライアントの予算が保守的ではありますが、マーケティングサービス「ブランドオフィシャル」を用いた分析・プロモーション施策・販売まで一貫したマーケティング提案等が功を奏し、前年同期比で増収となりました。
営業利益におきましては、ソフトウエア償却費、賞与引当金繰入および「@cosme」のユーザーアクション活性化のための費用の増加により一時的に利益率が低下となりましたが、当第2四半期連結累計期間におきましては社内計画通りの進捗となりました。なお、ユーザーアクション活性化に向けた施策が奏功し、MAU(月間アクティブユーザー数)、年間クチコミ投稿数およびアプリダウンロード数は、過去最高水準を記録いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 3,704百万円(前年同期 3,418百万円 / 前年同期比 8.4%増) 営業利益 382百万円(前年同期 671百万円 / 前年同期比 43.1%減)
② Beauty Service事業
当セグメントには、化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING(アットコスメショッピング)」の運営、化粧品専門店 「@cosme STORE(アットコスメストア)」や大型旗艦店「@cosme TOKYO(アットコスメトーキョー)」の運営等、国内における小売業を中心としたサービスが属しております。
売上高におきまして、ECでは、依然として続く新型コロナウイルスの感染防止を目的とした外出自粛による需要増、加えてECのスペシャルイベントにて過去最高の流通総額を記録したことなどにより、前年同期比で26.3%伸長いたしました。店舗では、2021年10月に緊急事態宣言が解除されたこと等により、大型旗艦店で2020年1月のオープン以来過去最高の売上高を達成したことなどにより、前年同期比で6.5%増収いたしました。その結果、Beauty Service事業全体では、前年同期比14.5%増収いたしました。
営業利益におきましては、ECのスペシャルイベント開催に伴うプロモーション費用を2020年開催時と同程度(2020年2.9億円、2021年2.4億円)計上したものの、ECの躍進や、店舗の増収により、前年同期比で約2億円の赤字幅縮小となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 10,557百万円(前年同期 9,220百万円 / 前年同期比 14.5%増) 営業利益 △111百万円(前年同期 △321百万円)
③ Global事業
当セグメントには、日本国外で展開するEC・卸売、店舗、メディア等のサービスが属しております。 売上高におきましては、2021年8月に子会社化したGlowdayz,Inc.社(韓国)の損益計算書を当第2四半期から連結したことにより、前年同期比で増収となりました。
香港の店舗におきましては、現地における新型コロナウイルスの影響が依然として続いており、2021年7月から同年8月に2店舗を閉店しましたが、既存4店舗が増収したことにより売上高は前年同水準での着地となりました。
営業利益におきましては、Glowdayz社の連結に伴うのれん償却費の増加等により、約5百万円の減益となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 2,385百万円(前年同期 2,417百万円 / 前年同期比 1.3%減) 営業利益 △71百万円(前年同期 △66百万円)
④ その他事業
当セグメントには、美容部員を派遣する人材派遣事業と、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属しております。 人材派遣事業におきましては、新型コロナウイルスの影響を受け減収となりましたが、黒字を維持した着地となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 463百万円(前年同期 560百万円 / 前年同期比 17.2%減) 営業利益 15百万円(前年同期 △38百万円)
(2) 財政状態の分析
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,215百万円増加し、23,450百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ694百万円増加し、14,118百万円となりました。これは主に、現金及び預金が563百万円減少したものの、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度末は受取手形及び売掛金)が1,185百万円、商品が166百万円増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ521百万円増加し、9,332百万円となりました。これは主に、有形固定資産が418百万円減少したものの、のれんが1,077百万円増加したこと等によるものであります。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ1,583百万円増加し、15,710百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ7,862百万円増加し、13,744百万円となりました。これは主に、短期借入金が1,000百万円、1年内返済予定の長期借入金が5,710百万円、賞与引当金が215百万円増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ6,279百万円減少し、1,966百万円となりました。これは主に、長期借入金が6,276百万円減少したこと等によるものであります。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ369百万円減少し、7,740百万円となりました。
これは主に、利益剰余金が572百万円減少したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より613百万円減少し、6,481百万円となりました。区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、218百万円(前年同期は73百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純損失747百万円の計上に対し、非資金取引である減価償却費965万円の計上等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用された資金は、1,115百万円(前年同期は779百万円の支出)となりました。主な要因は、無形固定資産の取得による支出570百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出659百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果得られた資金は、230百万円(前年同期は466百万円の支出)となりました。要因は、短期借入金の純増加額1,000百万円、長期借入金の返済による支出566百万円、リース債務の返済による支出204百万円があったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの所要資金は、大きく分けて、ソフトウエア開発、出資・貸付等の投融資資金と経常の運転資金となっております。
これら所要資金のうち、ソフトウエア開発に伴う投資、出資・貸付等の投融資関連については、自己資金及び銀行からの長期借入により調達しております。
また、経常の運転資金については、銀行からの短期借入やグループCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)によるグループ資金の有効活用で対応しております。
現状、ソフトウエア開発に伴う投資に必要な事業資金は確保されていると認識しております。資金の流動性については、グループCMSによりグループ各社における余剰資金の有効活用に努め、更に金融機関との間で当座貸越契約を締結すること等により、急な資金需要や不測の事態にも備えております。今後につきましても、事業の業績拡大期には先行的に運転資金が増大するビジネスであること、事業拡大に伴いソフトウェア投資の増加が見込まれること等を考慮して、充分な流動性を維持していく考えです。

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