四半期報告書-第16期第3四半期(令和3年2月1日-令和3年4月30日)

【提出】
2021/06/14 15:28
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、個人消費、設備投資、輸出が急激に減少するなど非常に厳しい状況が続いております。また、国内外で段階的な経済活動再開の動きが見られるものの、足元では新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加傾向となる等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の下、当社は「公正な不動産投資市場を創造する」をビジョンとして、不動産投資ポータルサイト「楽待」を運営してまいりました。
「楽待」では、「楽待新聞」やメールマガジンを通じて不動産投資家への有益なコンテンツの提供を充実させ会員数の増加を図るとともに、不動産会社への営業強化を行ってまいりました。特に「楽待新聞」において不動産投資に関する質の高い記事及び動画を継続して発信していくことや、「不動産投資の楽待公式アプリ」の質を高めていくことで「楽待」の利用価値を向上させていると考えております。
これらの結果、当第3四半期累計期間の営業収益は、1,281,353千円(前年同期比0.9%増)となり、営業利益は641,442千円(前年同期比1.3%減)、経常利益は641,413千円(前年同期比1.3%減)、四半期純利益は398,964千円(前年同期比6.2%減)となっております。また、第3四半期までの累計ページビュー(PV)数は101,626千PV(前年同期比31.3%増)、「楽待」ウェブサイト会員数は251千人(前年同期比26.0%増)、物件掲載数は50千件(前年同期比9.1%減)となっております。
②財政状態の状況
当第3四半期会計期間末の総資産は4,028,500千円となり、前事業年度末と比較して85,910千円の増加となりました。その主な要因は、以下のとおりであります。
(流動資産)
当第3四半期会計期間末の流動資産は3,649,800千円となり、前事業年度末と比較して42,549千円の増加となりました。これは主に、その他が45,738千円増加したこと等によるものであります。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末の固定資産は378,700千円となり、前事業年度末と比較して43,360千円の増加となりました。これは主に、敷金が58,100千円増加したこと等によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末の流動負債は217,325千円となり、前事業年度末と比較して13,140千円の減少となりました。これは主に、未払法人税等が46,064千円減少及び本社移転損失引当金が32,000千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は3,811,175千円となり、前事業年度末と比較して99,050千円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が398,964千円の増加、自己株式が299,913千円増加したことによるものであります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。