半期報告書-第20期(2024/08/01-2025/01/31)

【提出】
2025/03/14 15:09
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①業績の状況
当中間会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調が続いている一方で、不安定な国際情勢による為替相場の変動やエネルギー価格の高騰等、景気の先行きについては依然として不透明な状況であります。
このような環境の下、当社は「公正な不動産投資市場を創造する」をビジョンとして、不動産投資ポータルサイト「楽待」を運営してまいりました。
「楽待」では、有料会員サービス「楽待プレミアム」をリリースし、不動産投資家への有益なコンテンツを充実させ、会員数の増加策を図るとともに、不動産会社への営業強化を行ってまいりました。特に「楽待公式YouTubeチャンネル」において、わかりやすく不動産投資に関する情報を配信し、「楽待不動産投資相談室」で不動産投資に関する不安や疑問を解決することで、会員の増加と「楽待」の利用価値の向上に寄与していると考えております。
これらの結果、当中間会計期間の営業収益は、1,529,968千円(前年同期比35.9%増)となり、営業利益は678,212千円(前年同期比13.5%増)、経常利益は779,751千円(前年同期比26.8%増)、中間純利益は524,125千円(前年同期比30.2%増)となっております。また、中間会計期間までの累計ページビュー(PV)数は82,676千PV(前年同期比16.4%増)、「楽待」ウェブサイト会員数は433千人(前年同期比13.5%増)、物件掲載数は73千件(前年同期比22.5%増)となっております。
②財政状態の状況
当中間会計期間末の総資産は6,011,589千円となり、前事業年度末と比較して147,050千円の減少となりました。その主な原因は、以下のとおりであります。
(流動資産)
当中間会計期間末の流動資産は1,621,625千円となり、前事業年度末と比較して181,204千円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が341,821千円減少及び有価証券が99,752千円増加したこと等によるものであります。
(固定資産)
当中間会計期間末の固定資産は4,389,964千円となり、前事業年度末と比較して34,154千円の増加となりました。これは主に敷金が40,468千円増加したこと等によるものであります。
(流動負債)
当中間会計期間末の流動負債は575,613千円となり、前事業年度末と比較して69,733千円の増加となりました。これは主に、未払法人税等が75,760千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当中間会計期間末の純資産は5,435,976千円となり、前事業年度末と比較して216,783千円の減少となりました。これは主に、資本剰余金が964,044千円減少及び自己株式が613,931千円減少したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して117,234千円減少し、1,104,197千円となりました。当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、営業活動により獲得した資金は、662,987千円となりました。これは主に税引前中間純利益779,751千円を計上した一方で、法人税等の支払額194,295千円が生じたこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、投資活動により使用した資金は、47,473千円となりました。これは主に敷金及び保証金の差入による支出41,246千円が生じたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、財務活動により使用した資金は、737,799千円となりました。これは自己株式の取得による支出が565,230千円並びに配当金の支払額172,568千円が生じたことによるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間会計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。