四半期報告書-第17期第1四半期(令和3年8月1日-令和3年10月31日)

【提出】
2021/12/14 15:27
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、持ち直し基調にありながらも力強さを欠く状況となりました。ワクチン接種が進み、徐々に新規感染者数は減少し、今後の経済活動活性化が期待される情勢となりましたが、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の下、当社は「公正な不動産投資市場を創造する」をビジョンとして、不動産投資ポータルサイト「楽待」を運営してまいりました。
「楽待」では、「楽待新聞」やメールマガジンを通じて不動産投資家への有益なコンテンツの提供を充実させ会員数の増加を図るとともに、各サービスにおけるキャンペーン実施などの拡販施策により不動産会社への営業強化を行ってまいりました。特に「楽待新聞」において不動産投資に関する質の高い記事及び動画を継続して発信していくことで「楽待」の利用価値を向上させていると考えております。
これらの結果、当第1四半期累計期間の営業収益は、466,131千円(前年同期比13.9%増)となり、営業利益211,204千円(前年同期比3.4%増)、経常利益は211,897千円(前年同期比3.5%増)、四半期純利益は139,251千円(前年同期比3.4%増)となっております。また、第1四半期のページビュー(PV)数は3,706万PV(前年同期比17.7%増)、「楽待」ウェブサイト会員数は278千人(前年同期比24.8%増)、物件掲載数は51千件(前年同期比4.9%減)物件掲載サービス利用加盟店数は4,315店(前年同期比0.5%増)となっております。
②財政状態の状況
当第1四半期会計期間末の総資産は4,234,803千円となり、前事業年度末と比較して45,054千円の減少となりました。その主な要因は、以下のとおりであります。
(流動資産)
当第1四半期会計期間末の流動資産は4,022,114千円となり、前事業年度末と比較して29,766千円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が42,054千円の減少、売掛金が9,757千円増加したこと等によるものであります。
(固定資産)
当第1四半期会計期間末の固定資産は212,689千円となり、前事業年度末と比較して15,288千円の減少となりました。これは主に有形固定資産が15,699千円減少したこと等によるものであります。
(流動負債)
当第1四半期会計期間末の流動負債は287,649千円となり、前事業年度末と比較して82,046千円の減少となりました。これは主に未払法人税等が112,881千円減少、前受金が39,512千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末の純資産は3,947,154千円となり、前事業年度末と比較して36,992千円の増加となりました。これは、主に利益剰余金が28,492千円の増加、自己株式が7,839千円減少したこと等によるものであります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。