四半期報告書-第17期第2四半期(令和3年11月1日-令和4年1月31日)

【提出】
2022/03/14 15:42
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、個人消費、設備投資、輸出が急激に減少するなど非常に厳しい状況が続いております。また、国内外で段階的な経済活動再開の動きが見られるものの、足元では新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加傾向となる等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の下、当社は「公正な不動産投資市場を創造する」をビジョンとして、不動産投資ポータルサイト「楽待」を運営してまいりました。
「楽待」では、「楽待新聞」やメールマガジンを通じて不動産投資家への有益なコンテンツの提供を充実させ会員数の増加を図るとともに、各サービスにおけるキャンペーン実施などの拡販施策により不動産会社への営業強化を行ってまいりました。特に「楽待新聞」において不動産投資に関する質の高い記事及び動画を継続して発信していくことや、「不動産投資の楽待公式アプリ」の質を高めていくことで「楽待」の利用価値を向上させていると考えております。
これらの結果、当第2四半期累計期間の営業収益は、928,365千円(前年同期比11.4%増)となり、営業利益は488,558千円(前年同期比15.1%増)、経常利益は489,082千円(前年同期比15.1%増)、四半期純利益は318,796千円(前年同期比23.7%増)となっております。また、第2四半期までの累計ページビュー(PV)数は70,987千PV(前年同期比11.1%増)、「楽待」ウェブサイト会員数は289千人(前年同期比22.7%増)、物件掲載数は51千件(前年同期比1.5%増)となっております。
②財政状態の状況
当第2四半期会計期間末の総資産は4,400,539千円となり、前事業年度末と比較して120,681千円の増加となりました。その主な原因は、以下のとおりであります。
(流動資産)
当第2四半期会計期間末の流動資産は4,203,233千円となり、前事業年度末と比較して151,352千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が47,552千円増加及びその他が111,645千円増加したこと等によるものであります。
(固定資産)
当第2四半期会計期間末の固定資産は197,306千円となり、前事業年度末と比較して30,670千円の減少となりました。これは主に繰延税金資産が31,383千円減少したこと等によるものであります。
(流動負債)
当第2四半期会計期間末の流動負債は318,464千円となり、前事業年度と比較して51,230千円の減少となりました。これは主に、未払法人税等が41,003千円減少及び本社移転損失引当金が48,000千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産は4,082,075千円となり、前事業年度末と比較して171,912千円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が208,037千円増加したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して47,552千円増加し、3,620,510千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において、営業活動により獲得した資金は、237,989千円となりました。これは主に税引前四半期純利益486,746千円を計上した一方で、その他の減少額69,367千円及び法人税等の支払額177,570千円が生じたこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において、投資活動により使用した資金は、36,419千円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出26,727千円が生じたこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において、財務活動により使用した資金は、154,017千円となりました。これは自己株式の取得による支出44,624千円及び配当金の支払額109,392千円が生じたことによるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。