四半期報告書-第15期第1四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2018年10月1日~2018年12月31日)における我が国経済は、企業収益や雇用情勢に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米中の貿易摩擦をはじめとする海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等により、先行き不透明な状況下で推移いたしました。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、「第4次産業革命」が進展する中、クラウドやビッグデータ、IoT(※1)、IoE(※2)、人工知能(AI)等の新たな付加価値創造への期待に加え、第5世代移動通信システム(5G)の実用化に向けたICT(※3)利活用の高度化・多様化のほか、サイバー攻撃等の脅威に対する情報セキュリティ対策強化への意識の高まりを背景に、企業のIT投資需要は総じて堅調に推移いたしました。一方で、IT技術者不足は依然として継続しており、人材確保が継続的な課題となっております。
このような状況下において、当社は、コーポレート・ガバナンスの一層の充実と意思決定の迅速化を目的に、2018年12月20日開催の第14回定時株主総会の承認を受け、監査役設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、新たな経営体制となりました。
当社グループは、「IoTにより全てが繋がる社会になる中、当社はITを通じて、安心、安全、豊かな社会の実現に貢献します。」を2019年9月期のモットーに掲げ、あらゆるモノがインターネットを介して繋がる本格的なIoT社会の到来を見据え、多様化するニーズに対して高品質なサービス提供に引き続き邁進すると共に、当社グループの成長戦略の柱であるIoT/IoEソリューション事業において、グループ間シナジーによる多角化を図り、また、IoT社会の実現と共に危惧される情報セキュリティ対策の一つとして、前連結会計年度より取扱いを開始した革新的サイバーセキュリティソフト「AppGuard®」の販売促進及び新規販売パートナー獲得に努め、社会的課題の解決を目指した事業展開を推進してまいりました。加えて、事業の選択と集中による企業価値向上を目的としたグループ内再編を実施し、2018年10月1日付にてPCIアイオス株式会社を、株式会社りーふねっとを存続会社として吸収合併いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は3,866百万円(前年同期比20.4%増)、営業利益は108百万円(前年同期比77.8%増)、経常利益は、115百万円(前年同期比44.1%増)、親会社株主に帰属する四半期期純利益は、関係会社売却益として特別利益を計上した前四半期連結累計期間には至らず、52百万円(前年同期比67.0%減)となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業につきましては、売上高は3,006百万円(前年同期比11.9%増)となり、セグメント利益は138百万円(前年同期比102.7%増)となりました。
以下では、ITソリューション事業における概況と売上高を主要区分別に示します。
・エンベデッドソリューション
エンベデッドソリューションの展開につきましては、高度な技術を要するエンベデッド技術者育成に努めると共に、車載情報系案件からより参入障壁の高い車載制御系、AUTOSAR(※4)系開発案件の受注拡大に注力し、加えて、顧客企業への提案型開発アプローチを推進してまいりました。また、当社グループの開発実績と自動車業界における先進技術を用いて、先進運転支援システム系開発案件等、スマートカー関連案件が引き続き堅調に推移したほか、2018年9月に新たに連結子会社となったVSE株式会社の既存事業との事業間シナジーによりエンベデッド技術者確保・各種案件獲得に至る等、総じて好調に推移いたしました。
以上の結果、エンベデッドソリューションの売上高は1,313百万円(前年同期比12.5%増)となりました。
・ビジネスソリューション
ビジネスソリューションの展開につきましては、既存取引先との深耕拡大及び新規顧客の開拓に努めると共に、多岐にわたる顧客需要に応えるべく、高度な技術を要するビジネスパートナーとの更なるアライアンス強化に努めてまいりました。企業向けソフトウェア開発においては、産業・流通向け案件が増加し、好調に推移いたしました。
以上の結果、ビジネスソリューションの売上高は1,692百万円(前年同期比10.1%増)となりました。
(IoT/IoEソリューション事業)
IoT/IoEソリューション事業につきましては、売上高は339百万円(前年同期比292.7%増)となり、セグメント損失(△)は△41百万円(前四半期連結累計期間は△10百万円)となりました。
前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社りーふねっとが展開する通信事業分野及びソリューション事業分野が売上に大きく寄与したほか、前連結会計年度より取扱いを開始した「AppGuardⓇ」の知名度向上及び当社グループを通じた販売代理店拡充による販路拡大と販売強化に引き続き注力いたしました。
(半導体トータルソリューション事業)
半導体トータルソリューション事業につきましては、売上高526百万円(前年同期比18.7%増)となり、セグメント利益は31百万円(前年同期比13.9%減)となりました。
既存顧客からの自動車向け基板開発案件の継続受注及びテスト評価環境構築等の新規顧客からの案件受注のほか、2018年9月に新たに連結子会社となったVSE株式会社の半導体関連事業の売上が純増いたしました。また、異業種からの開発案件の引き合いが増加する等、総じて好調に推移し、新技術の開発及び自社製品の実用化に向けた積極的な研究開発投資を吸収する結果となりました。
(注)上記に用いられる用語の説明は以下のとおりであります。
(※1)IoT:(Internet of Things)
コンピュータ等の情報・通信機器だけでなく、様々な「モノ」に通信機能を持たせ、インターネットに接続、相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測等を行うこと。
(※2)IoE:(Internet of Everything)
IoTよりも広い概念であり、ヒト・モノ・プロセス・データ等がインターネットにつながり、相互に通信が可能となる技術や状態、仕組みのこと。
(※3)ICT:(Information and Communication Technology)
情報通信技術。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術のこと。
(※4)AUTOSAR:(AUTomotive Open System ARchitecture)
車載ソフトウェアプラットフォームの仕様の名称及び自動車業界のグローバル開発パートナーシップのこと。
②財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、8,939百万円となり、前連結会計年度末に比べ309百万円減少いたしました。
流動資産につきましては、受取手形及び売掛金134百万円、電子記録債権26百万円、たな卸資産88百万円、未収還付法人税等83百万円の増加の一方で、現金及び預金518百万円、その他39百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ226百万円の減少となりました。
固定資産につきましては、有形固定資産1百万円の減少、無形固定資産42百万円の増加、投資その他の資産123百万円の減少により、前連結会計年度末に比べ83百万円の減少となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、4,035百万円となり、前連結会計年度末に比べ50百万円減少いたしました。
流動負債につきましては、買掛金195百万円、短期借入金200百万円、その他197百万円の増加の一方で、未払金435百万円、未払法人税等26百万円、賞与引当金81百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ49百万円の増加となりました。
固定負債につきましては、その他353百万円の増加の一方で、社債68百万円、長期借入金23百万円、役員退職慰労引当金362百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ99百万円の減少となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は4,904百万円となり、前連結会計年度末に比べ258百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益52百万円の一方で、剰余金の配当231百万円、その他有価証券評価差額金88百万円の減少によるものであります。
この結果、自己資本比率は53.7%(前連結会計年度末は54.8%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、41百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間における研究開発活動の状況において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①業績の状況
当第1四半期連結累計期間(2018年10月1日~2018年12月31日)における我が国経済は、企業収益や雇用情勢に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米中の貿易摩擦をはじめとする海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等により、先行き不透明な状況下で推移いたしました。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、「第4次産業革命」が進展する中、クラウドやビッグデータ、IoT(※1)、IoE(※2)、人工知能(AI)等の新たな付加価値創造への期待に加え、第5世代移動通信システム(5G)の実用化に向けたICT(※3)利活用の高度化・多様化のほか、サイバー攻撃等の脅威に対する情報セキュリティ対策強化への意識の高まりを背景に、企業のIT投資需要は総じて堅調に推移いたしました。一方で、IT技術者不足は依然として継続しており、人材確保が継続的な課題となっております。
このような状況下において、当社は、コーポレート・ガバナンスの一層の充実と意思決定の迅速化を目的に、2018年12月20日開催の第14回定時株主総会の承認を受け、監査役設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、新たな経営体制となりました。
当社グループは、「IoTにより全てが繋がる社会になる中、当社はITを通じて、安心、安全、豊かな社会の実現に貢献します。」を2019年9月期のモットーに掲げ、あらゆるモノがインターネットを介して繋がる本格的なIoT社会の到来を見据え、多様化するニーズに対して高品質なサービス提供に引き続き邁進すると共に、当社グループの成長戦略の柱であるIoT/IoEソリューション事業において、グループ間シナジーによる多角化を図り、また、IoT社会の実現と共に危惧される情報セキュリティ対策の一つとして、前連結会計年度より取扱いを開始した革新的サイバーセキュリティソフト「AppGuard®」の販売促進及び新規販売パートナー獲得に努め、社会的課題の解決を目指した事業展開を推進してまいりました。加えて、事業の選択と集中による企業価値向上を目的としたグループ内再編を実施し、2018年10月1日付にてPCIアイオス株式会社を、株式会社りーふねっとを存続会社として吸収合併いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は3,866百万円(前年同期比20.4%増)、営業利益は108百万円(前年同期比77.8%増)、経常利益は、115百万円(前年同期比44.1%増)、親会社株主に帰属する四半期期純利益は、関係会社売却益として特別利益を計上した前四半期連結累計期間には至らず、52百万円(前年同期比67.0%減)となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業につきましては、売上高は3,006百万円(前年同期比11.9%増)となり、セグメント利益は138百万円(前年同期比102.7%増)となりました。
以下では、ITソリューション事業における概況と売上高を主要区分別に示します。
・エンベデッドソリューション
エンベデッドソリューションの展開につきましては、高度な技術を要するエンベデッド技術者育成に努めると共に、車載情報系案件からより参入障壁の高い車載制御系、AUTOSAR(※4)系開発案件の受注拡大に注力し、加えて、顧客企業への提案型開発アプローチを推進してまいりました。また、当社グループの開発実績と自動車業界における先進技術を用いて、先進運転支援システム系開発案件等、スマートカー関連案件が引き続き堅調に推移したほか、2018年9月に新たに連結子会社となったVSE株式会社の既存事業との事業間シナジーによりエンベデッド技術者確保・各種案件獲得に至る等、総じて好調に推移いたしました。
以上の結果、エンベデッドソリューションの売上高は1,313百万円(前年同期比12.5%増)となりました。
・ビジネスソリューション
ビジネスソリューションの展開につきましては、既存取引先との深耕拡大及び新規顧客の開拓に努めると共に、多岐にわたる顧客需要に応えるべく、高度な技術を要するビジネスパートナーとの更なるアライアンス強化に努めてまいりました。企業向けソフトウェア開発においては、産業・流通向け案件が増加し、好調に推移いたしました。
以上の結果、ビジネスソリューションの売上高は1,692百万円(前年同期比10.1%増)となりました。
(IoT/IoEソリューション事業)
IoT/IoEソリューション事業につきましては、売上高は339百万円(前年同期比292.7%増)となり、セグメント損失(△)は△41百万円(前四半期連結累計期間は△10百万円)となりました。
前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社りーふねっとが展開する通信事業分野及びソリューション事業分野が売上に大きく寄与したほか、前連結会計年度より取扱いを開始した「AppGuardⓇ」の知名度向上及び当社グループを通じた販売代理店拡充による販路拡大と販売強化に引き続き注力いたしました。
(半導体トータルソリューション事業)
半導体トータルソリューション事業につきましては、売上高526百万円(前年同期比18.7%増)となり、セグメント利益は31百万円(前年同期比13.9%減)となりました。
既存顧客からの自動車向け基板開発案件の継続受注及びテスト評価環境構築等の新規顧客からの案件受注のほか、2018年9月に新たに連結子会社となったVSE株式会社の半導体関連事業の売上が純増いたしました。また、異業種からの開発案件の引き合いが増加する等、総じて好調に推移し、新技術の開発及び自社製品の実用化に向けた積極的な研究開発投資を吸収する結果となりました。
(注)上記に用いられる用語の説明は以下のとおりであります。
(※1)IoT:(Internet of Things)
コンピュータ等の情報・通信機器だけでなく、様々な「モノ」に通信機能を持たせ、インターネットに接続、相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測等を行うこと。
(※2)IoE:(Internet of Everything)
IoTよりも広い概念であり、ヒト・モノ・プロセス・データ等がインターネットにつながり、相互に通信が可能となる技術や状態、仕組みのこと。
(※3)ICT:(Information and Communication Technology)
情報通信技術。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術のこと。
(※4)AUTOSAR:(AUTomotive Open System ARchitecture)
車載ソフトウェアプラットフォームの仕様の名称及び自動車業界のグローバル開発パートナーシップのこと。
②財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、8,939百万円となり、前連結会計年度末に比べ309百万円減少いたしました。
流動資産につきましては、受取手形及び売掛金134百万円、電子記録債権26百万円、たな卸資産88百万円、未収還付法人税等83百万円の増加の一方で、現金及び預金518百万円、その他39百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ226百万円の減少となりました。
固定資産につきましては、有形固定資産1百万円の減少、無形固定資産42百万円の増加、投資その他の資産123百万円の減少により、前連結会計年度末に比べ83百万円の減少となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、4,035百万円となり、前連結会計年度末に比べ50百万円減少いたしました。
流動負債につきましては、買掛金195百万円、短期借入金200百万円、その他197百万円の増加の一方で、未払金435百万円、未払法人税等26百万円、賞与引当金81百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ49百万円の増加となりました。
固定負債につきましては、その他353百万円の増加の一方で、社債68百万円、長期借入金23百万円、役員退職慰労引当金362百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ99百万円の減少となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は4,904百万円となり、前連結会計年度末に比べ258百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益52百万円の一方で、剰余金の配当231百万円、その他有価証券評価差額金88百万円の減少によるものであります。
この結果、自己資本比率は53.7%(前連結会計年度末は54.8%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、41百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間における研究開発活動の状況において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。