四半期報告書-第18期第2四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/05/13 11:30
【資料】
PDFをみる
【項目】
43項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績・財政状態の分析
① 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年10月1日~2022年3月31日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化する中で、ワクチン接種の促進や行動制限の緩和により一時持ち直しの動きがみられたものの、新たな変異株による感染再拡大により、厳しい状況下で推移いたしました。また、世界的な半導体の供給不足や資源価格の高騰、急激な円安の進行、ウクライナ情勢の緊迫化等により、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、IoT(※1)、IoE(※2)、人工知能(AI)等の先端技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速による情報システム需要に加え、新型コロナウイルス感染症対策に伴う、テレワーク導入企業の増加によるITインフラ整備・強化、非接触対応、医療ICT化促進等への優先的なソフトウェア投資傾向がみられ、IT投資需要は底堅く推移いたしました。一方で、IT技術者不足は常態化しており、人材確保が継続的な課題となっております。
このような状況下、当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じつつ、2022年9月期が2期目となる中期経営計画「PCI-VISION 2023」を推進する中、時流を勘案した選択と集中を目的としたグループ内再編を実施し、2021年10月1日付にて株式会社インフィニテックを、株式会社プリバテックを存続会社として吸収合併いたしました。また、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響による経済・社会の不可逆的なビジネスモデル・産業構造の変化及び生活者変化を捉え、社会全体の急速なデジタル化・DX化の需要を取り込み、戦略的かつ積極的な受注活動に注力してまいりました。一方で、一部事業において、世界的な電子部品の供給難により、生産計画に影響を受けました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は12,685百万円(前年同期比54.6%増)、営業利益は805百万円(前年同期比116.3%増)、経常利益は835百万円(前年同期比111.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、当社が保有するソフトウェア資産の一部について、将来の回収可能額を慎重に検討した結果、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき57百万円を減損損失として計上いたしましたが、グループ内再編に伴う税効果の影響もあり、509百万円(前年同期比137.2%増)となりました。
なお、会計方針の変更として、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業につきましては、売上高は10,446百万円(前年同期比76.4%増)となり、セグメント利益は600百万円(前年同期比123.8%増)となりました。
ビジネスソリューションの企業向け分野において、前連結会計年度に一部の開発案件において不採算案件が発生いたしましたが、当該不採算案件の終息により利益及び利益率が増加・改善いたしました。
以下では、ITソリューション事業における概況と売上高を主要区分別に示します。
・エンベデッドソリューション
自動車業界の需要回復により、車載関連案件が好調に推移した他、制御装置案件が増大いたしました。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社ソードが展開する医療向け組込みパソコン、コントローラー及び周辺機器の開発、設計、製造が収益に大きく寄与いたしました。
以上の結果、売上高は6,383百万円(前年同期比158.3%増)となりました。
・ビジネスソリューション
企業向け分野において、ソフトウェア開発における社会インフラ構築案件、公共事業者向け案件が好調に推移いたしました。また、前連結会計年度に新たに連結子会社となった株式会社ソードが展開するキッティング業務等の請負案件が収益に寄与いたしました。
以上の結果、売上高は4,062百万円(前年同期比17.7%増)となりました。
(IoT/IoEソリューション事業)
IoT/IoEソリューション事業につきましては、売上高は1,093百万円(前年同期比13.8%減)となり、セグメント利益は75百万円(前年同期比20.8%増)となりました。
自動車向けソリューションが堅調に推移いたしましたが、低採算事業を戦略的に縮小したことにより、利益率の高い通信事業が好調に推移した前年同期には至らず、売上高は減少いたしました。一方で、低採算事業の縮小により利益及び利益率は改善いたしました。
(半導体トータルソリューション事業)
半導体トータルソリューション事業につきましては、売上高1,183百万円(前年同期比14.6%増)となり、セグメント利益は122百万円(前年同期比126.0%増)となりました。
旺盛な半導体需要を背景に、既存顧客からのLSI設計・評価・テスト案件の強い引合いが継続したことに加え、基盤案件の追加受注等が売上に寄与した他、グループ間及び協業企業との連携による案件の継続受注等、総じて好調に推移いたしました。また、新技術の開発及び自社製品の実用化に向けて継続的な研究開発投資を実行いたしました。
(注)上記に用いられる用語の説明は以下のとおりであります。
(※1)IoT:(Internet of Things)
コンピュータ等の情報・通信機器だけでなく、様々な「モノ」に通信機能を持たせ、インターネットに接続、相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測等を行うこと。
(※2)IoE:(Internet of Everything)
IoTよりも広い概念であり、ヒト・モノ・プロセス・データ等がインターネットにつながり、相互に通信が可能となる技術や状態、仕組みのこと。
② 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、17,028百万円となり、前連結会計年度末に比べ363百万円減少いたしました。
流動資産につきましては、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度においては受取手形及び売掛金)703百万円の増加の一方で、現金及び預金1,002百万円、棚卸資産70百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ378百万円の減少となりました。
固定資産につきましては、有形固定資産3百万円の増加、無形固定資産112百万円の減少、投資その他の資産124百万円の増加により、前連結会計年度末に比べ15百万円の増加となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、8,632百万円となり、前連結会計年度末に比べ808百万円減少いたしました。
流動負債につきましては、電子記録債務148百万円、未払金133百万円、未払法人税等145百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ434百万円の減少となりました。
固定負債につきましては、長期借入金436百万円の減少等により、前連結会計年度末に比べ374百万円の減少となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は8,395百万円となり、前連結会計年度末に比べ445百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益509百万円、その他有価証券評価差額金20百万円の増加の一方で、配当金の支払160百万円があったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は46.0%(前連結会計年度末は42.8%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,002百万円減少し、2,295百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は310百万円(前第2四半期連結累計期間は295百万円の支出)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益775百万円を計上した一方で、売上債権及び契約資産の増加555百万円、未払金の減少174百万円、法人税等の支払額362百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は51百万円(前第2四半期連結累計期間は3,315百万円の支出)となりました。
これは主に、投資有価証券の売却及び償還による収入20百万円、保険積立金の解約による収入23百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出25百万円、無形固定資産の取得による支出22百万円、投資有価証券の取得による支出51百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は640百万円(前第2四半期連結累計期間は2,928百万円の収入)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出433百万円、配当金の支払額160百万円があったことによるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、179百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。