四半期報告書-第14期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

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2019/11/27 15:00
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当行の中間連結財務諸表と中間財務諸表の差は僅少であるため、経営成績及び財政状態の状況に関する分析・検討内容の一部については、当行単体のものを記載しております。
なお、以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
また、当行グループは、銀行業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1) 当行グループの財政状態及び経営成績の状況
① 金融経済環境
当第2四半期連結累計期間の経済情勢を顧みますと、世界経済は、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱等を巡る不確実性が高まる中、減速しています。海外では、米国経済が個人消費を中心に堅調に推移する一方、欧州、中国経済は製造業を中心に減速傾向が鮮明になっています。我が国経済は、輸出に弱さが見られるものの、堅調な内需に支えられて底堅く推移しています。
金融資本市場では、我が国の10年国債利回りは、長短金利操作付き量的・質的金融緩和政策の下、概ね△0.1~0%で推移した後、米欧の金融緩和路線への転換や日本銀行の追加緩和観測の高まり等を受け、8月以降は概ね△0.2%前後で推移しました。米国の10年国債利回りは、堅調な経済指標等を受け、4月に2.6%台まで上昇しましたが、その後は米中貿易摩擦の激化等による景気の先行き懸念や米国の利下げ観測を受け低下基調に転じ、その後の連続利下げを受け9月末には1.6%台まで低下しました。
外国為替市場では、対ドルでは、日米金利差の縮小から円高基調で推移し、米中貿易摩擦が激化した8月には一時105円を割り込む場面もありましたが、その後は概ね106~108円台で推移しました。対ユーロでは、英国のEU離脱の先行き不透明感や米中貿易摩擦の激化等から円高基調で推移しました。
日経平均株価は、4月に22,000円台に上昇しましたが、5月以降、米中貿易摩擦の激化、米国株安、円高等を受け、一時20,000円付近まで下落しました。その後、9月には、米中貿易協議の進展期待や過度な円高懸念の後退等から上昇し、一時22,000円台を回復しました。
② 経営成績
当第2四半期連結累計期間の連結粗利益は、前年同期比419億円減少の6,782億円となりました。このうち、資金利益は、国債利息の減少を主因に、前年同期比472億円の減少となりました。役務取引等利益は、前年同期比124億円の増加となりました。その他業務利益は、外国為替売買損益の減少等により、前年同期比71億円の減少となりました。
経費は、前年同期比72億円減少の5,151億円となりました。
金利が低位で推移するなど厳しい経営環境下、連結業務純益は前年同期比347億円減少の1,631億円となりました。
経常利益は、前年同期比222億円減少の2,011億円となりました。通期業績予想の経常利益3,750億円に対し、進捗率は53.6%となりました。
親会社株主に帰属する中間純利益は1,448億円と前年同期比144億円の減益となりましたが、通期業績予想の親会社株主に帰属する当期純利益2,700億円に対する進捗率は53.6%となりました。
前第2四半期
連結累計期間
(百万円)(A)
当第2四半期
連結累計期間
(百万円)(B)
増減(百万円)
(B)-(A)
連結粗利益720,278678,294△41,984
資金利益549,135501,840△47,295
役務取引等利益52,99465,49012,495
その他業務利益118,148110,963△7,184
うち外国為替売買損益132,846107,860△24,985
うち国債等債券損益△17,5685,37022,938
経費(除く臨時処理分)△522,351△515,1087,243
人件費△63,379△61,6241,754
物件費△422,322△427,748△5,426
税金△36,650△25,73510,914
連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)197,926163,185△34,740
一般貸倒引当金繰入額---
連結業務純益197,926163,185△34,740
臨時損益25,42937,96312,533
うち株式等関係損益19310,70510,512
うち金銭の信託運用損益26,69827,7771,079
経常利益223,356201,149△22,207
特別損益△370△109260
固定資産処分損益△347△109238
減損損失△22△022
税金等調整前中間純利益222,986201,039△21,946
法人税、住民税及び事業税△60,842△55,4445,397
法人税等調整額△3,052△9142,137
法人税等合計△63,894△56,3597,535
中間純利益159,091144,680△14,411
非支配株主に帰属する中間純損失199199△0
親会社株主に帰属する中間純利益159,291144,879△14,411

(注) 1.連結業務純益=連結粗利益-経費(除く臨時処理分)-一般貸倒引当金繰入額
2.臨時損益とは、連結損益計算書中「その他経常収益・費用」から一般貸倒引当金繰入額を除き、金銭の信託運用見合費用及び退職給付費用のうち臨時費用処理分等を加えたものであります。
3.「金銭の信託運用見合費用」とは、金銭の信託取得に係る資金調達費用であり、金銭の信託運用損益が臨時損益に計上されているため、業務費用から控除しているものであります。
4.国債等債券損益=国債等債券売却益+国債等債券償還益-国債等債券売却損-国債等債券償還損-国債等債券償却
5.株式等関係損益=株式等売却益-株式等売却損-株式等償却
6.金額が損失又は費用には△を付しております(非支配株主に帰属する中間純損失を除く。)。
(a) 損益の概要(単体)
当第2四半期累計期間の業務粗利益は、前年同期比419億円減少の6,782億円となりました。このうち、資金利益は、国債利息の減少を主因に、前年同期比472億円の減少となりました。役務取引等利益は、前年同期比124億円の増加となりました。その他業務利益は、外国為替売買損益の減少等により、前年同期比71億円の減少となりました。
経費は、前年同期比73億円減少の5,146億円となりました。
金利が低位で推移するなど厳しい経営環境下、業務純益は前年同期比346億円減少の1,636億円となりました。
経常利益は前年同期比223億円減少の2,010億円となりました。
中間純利益は1,447億円、前年同期比145億円の減益となりました。
前第2四半期累計期間
(百万円)(A)
当第2四半期累計期間
(百万円)(B)
増減(百万円)
(B)-(A)
業務粗利益720,278678,294△41,984
資金利益549,135501,840△47,295
役務取引等利益52,99465,49012,495
その他業務利益118,148110,963△7,184
うち外国為替売買損益132,846107,860△24,985
うち国債等債券損益△17,5685,37022,938
経費(除く臨時処理分)△521,976△514,6527,324
人件費△63,158△61,3391,819
物件費△422,213△427,615△5,402
税金△36,604△25,69710,907
業務純益(一般貸倒引当金繰入前)198,301163,641△34,660
一般貸倒引当金繰入額---
業務純益198,301163,641△34,660
臨時損益25,17637,45312,276
うち株式等関係損益19310,70510,512
うち金銭の信託運用損益26,69827,7771,079
経常利益223,478201,095△22,383
特別損益△370△109260
固定資産処分損益△347△109238
減損損失△22△022
税引前中間純利益223,107200,985△22,122
法人税、住民税及び事業税△60,763△55,4175,345
法人税等調整額△3,052△8622,190
法人税等合計△63,815△56,2797,536
中間純利益159,291144,705△14,586

(注) 1.業務純益=業務粗利益-経費(除く臨時処理分)-一般貸倒引当金繰入額
2.臨時損益とは、損益計算書中「その他経常収益・費用」から一般貸倒引当金繰入額を除き、金銭の信託運用見合費用及び退職給付費用のうち臨時費用処理分等を加えたものであります。
3.「金銭の信託運用見合費用」とは、金銭の信託取得に係る資金調達費用であり、金銭の信託運用損益が臨時損益に計上されているため、業務費用から控除しているものであります。
4.国債等債券損益=国債等債券売却益+国債等債券償還益-国債等債券売却損-国債等債券償還損-国債等債券償却
5.株式等関係損益=株式等売却益-株式等売却損-株式等償却
6.金額が損失又は費用には△を付しております。
(b) 国内・国際別の資金利益等(単体)
当行は、銀行業の単一セグメントであり、海外店や海外に本店を有する子会社(以下「海外子会社」)を有しておりませんが、円建の取引を「国内業務部門」、外貨建取引を「国際業務部門」に帰属させ(ただし、円建の対非居住者取引は「国際業務部門」に含む。)、各々の収益・費用を計上した結果、国内業務部門・国際業務部門別の資金利益等は次のとおりとなりました。
当第2四半期累計期間は、国内業務部門においては、資金利益は3,377億円、役務取引等利益は652億円、その他業務利益は25億円となりました。
国際業務部門においては、資金利益は1,640億円、役務取引等利益は2億円、その他業務利益は1,084億円となりました。
この結果、国内業務部門、国際業務部門の相殺消去後の合計は、資金利益は5,018億円、役務取引等利益は654億円、その他業務利益は1,109億円となりました。
イ.国内業務部門
前第2四半期累計期間
(百万円)(A)
当第2四半期累計期間
(百万円)(B)
増減(百万円)
(B)-(A)
資金利益370,540337,762△32,777
資金運用収益434,376378,281△56,095
うち国債利息271,725227,776△43,949
資金調達費用63,83640,518△23,318
役務取引等利益52,61065,28712,676
役務取引等収益68,91280,87111,959
役務取引等費用16,30215,584△717
その他業務利益3,5212,547△974
その他業務収益3,5283,54314
その他業務費用7996989

ロ.国際業務部門
前第2四半期累計期間
(百万円)(A)
当第2四半期累計期間
(百万円)(B)
増減(百万円)
(B)-(A)
資金利益178,595164,077△14,517
資金運用収益372,777386,54713,770
うち外国証券利息372,096385,56613,470
資金調達費用194,182222,47028,288
役務取引等利益384203△181
役務取引等収益426307△118
役務取引等費用4110462
その他業務利益114,626108,415△6,210
その他業務収益136,324109,698△26,625
その他業務費用21,6971,282△20,414


ハ.合計
前第2四半期累計期間
(百万円)(A)
当第2四半期累計期間
(百万円)(B)
増減(百万円)
(B)-(A)
資金利益549,135501,840△47,295
資金運用収益716,116667,413△48,702
資金調達費用166,981165,573△1,407
役務取引等利益52,99465,49012,495
役務取引等収益69,33881,17911,840
役務取引等費用16,34315,688△655
その他業務利益118,148110,963△7,184
その他業務収益139,852113,242△26,610
その他業務費用21,7042,278△19,425

(注) 1.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前第2四半期累計期間5,307百万円、当第2四半期累計期間5,120百万円)を控除しております。
2.「国内業務部門」「国際業務部門」間の内部取引による相殺消去額は下表のとおりであります。
前第2四半期累計期間
(百万円)
当第2四半期累計期間
(百万円)
国内業務部門・資金運用収益91,03797,415
国際業務部門・資金調達費用91,03797,415

(c) 役務取引等利益の状況(単体)
当第2四半期累計期間の役務取引等利益は、為替・決済関連手数料の増加を主因に、前年同期比124億円増加の654億円となりました。
前第2四半期累計期間
(百万円)(A)
当第2四半期累計期間
(百万円)(B)
増減(百万円)
(B)-(A)
役務取引等利益52,99465,49012,495
為替・決済関連手数料30,25439,9279,672
ATM関連手数料6,9709,2512,281
投資信託関連手数料11,15711,854696
その他4,6124,457△155

(参考) 投資信託の取扱状況(約定ベース)
前第2四半期累計期間
(百万円)(A)
当第2四半期累計期間
(百万円)(B)
増減(百万円)
(B)-(A)
販売金額465,694422,753△42,941
純資産残高2,019,2972,553,431534,134


③ 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末比4兆1,549億円増加の213兆1,291億円となりました。主要勘定につきましては、有価証券は前連結会計年度末比1兆7,091億円減少の135兆4,294億円、貸出金は前連結会計年度末比3,611億円減少の4兆9,362億円となりました。貯金残高は安定的に推移し、前連結会計年度末比9,031億円増加の181兆9,002億円となりました。
株主資本が前連結会計年度末比511億円増加、その他の包括利益累計額が前連結会計年度末比2,434億円増加し、純資産は11兆6,601億円となりました。株主資本のうち、利益剰余金は2兆5,290億円となりました。
(a) 預金残高の状況(単体)
当第2四半期会計期間末の貯金残高は、安定的に推移し、前事業年度末比9,035億円増加の181兆9,026億円となりました。
○ 預金の種類別残高(末残・構成比)
種類前事業年度当第2四半期会計期間増減
金額(百万円)
(A)
構成比(%)金額(百万円)
(B)
構成比(%)金額(百万円)
(B)-(A)
預金合計180,999,134100.00181,902,696100.00903,561
流動性預金79,959,37744.1783,706,65346.013,747,276
振替貯金16,143,5808.917,524,0894.13△8,619,491
通常貯金等63,410,13935.0375,714,79341.6212,304,653
貯蓄貯金405,6560.22467,7710.2562,114
定期性預金100,927,19055.7698,052,22553.90△2,874,965
定期貯金7,096,3343.926,276,4423.45△819,892
定額貯金93,830,85551.8491,775,78250.45△2,055,072
その他の預金112,5660.06143,8160.0731,250
譲渡性預金-----
総合計180,999,134100.00181,902,696100.00903,561

(注) 1.「通常貯金等」=通常貯金+特別貯金(通常郵便貯金相当)
2.貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。「振替貯金」は「当座預金」、「通常貯金」は「普通預金」、「貯蓄貯金」は「貯蓄預金」、「定期貯金」は「定期預金」に相当するものであります。「定額貯金」は「その他の預金」に相当するものでありますが、「定期性預金」に含めております。
3.特別貯金(通常郵便貯金相当)は独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構(以下「郵政管理・支援機構」)からの預り金のうち、同機構が日本郵政公社から承継した定期郵便貯金、定額郵便貯金、積立郵便貯金、住宅積立郵便貯金、教育積立郵便貯金に相当する郵便貯金で満期となったものなどであります。

(b) 資産運用の状況(末残・構成比)(単体)
当第2四半期会計期間末の運用資産のうち、国債は54.6兆円、その他の証券は64.8兆円となりました。
種類前事業年度当第2四半期会計期間増減
金額(百万円)
(A)
構成比(%)金額(百万円)
(B)
構成比(%)金額(百万円)
(B)-(A)
預け金等50,674,24824.6055,060,98826.234,386,739
コールローン400,0000.19160,0000.07△240,000
買現先勘定8,368,1394.069,969,5604.741,601,420
金銭の信託3,990,7801.934,197,7741.99206,994
うち国内株式2,141,7841.032,119,4701.00△22,314
うち国内債券1,195,6850.581,145,9870.54△49,697
有価証券137,135,26466.57135,423,49464.52△1,711,770
国債58,356,56728.3354,639,26226.03△3,717,305
地方債6,383,9643.096,185,9422.94△198,022
短期社債220,9980.10368,9930.17147,995
社債9,574,8574.649,358,8004.45△216,056
株式99,2860.0422,1590.01△77,126
その他の証券62,499,59030.3464,848,33530.892,348,745
うち外国債券22,035,52810.6922,668,43110.80632,902
うち投資信託40,433,94119.6342,140,71420.071,706,772
貸出金5,297,4242.574,936,2382.35△361,186
その他109,3660.05141,0810.0631,714
合計205,975,224100.00209,889,136100.003,913,911

(注) 「預け金等」は譲渡性預け金、日銀預け金、買入金銭債権であります。
(c) 業種別貸出金残高の状況(末残・構成比)(単体)
業種別前事業年度当第2四半期会計期間増減
金額(百万円)
(A)
構成比(%)金額(百万円)
(B)
構成比(%)金額(百万円)
(B)-(A)
国内(除く特別国際金融取引勘定分)5,292,424100.004,925,916100.00△366,507
農業、林業、漁業、鉱業-----
製造業15,5190.2922,4270.456,907
電気・ガス等、情報通信業、運輸業115,5172.18108,5912.20△6,926
卸売業、小売業37,2890.7037,1420.75△146
金融・保険業930,87317.58841,19517.07△89,678
建設業、不動産業2,0000.0310,5000.218,500
各種サービス業、物品賃貸業37,6950.7137,3040.75△390
国、地方公共団体3,997,67775.533,716,10175.43△281,576
その他155,8512.94152,6543.09△3,197
国際及び特別国際金融取引勘定分5,000100.0010,321100.005,321
政府等-----
金融機関-----
その他5,000100.0010,321100.005,321
合計5,297,4244,936,238△361,186

(注) 1.「国内」とは本邦居住者に対する貸出、「国際」とは非居住者に対する貸出であります。
2.当行は、海外店及び海外子会社を有しておりません。
3.「金融・保険業」のうち郵政管理・支援機構向け貸出金は、前事業年度末640,676百万円、当第2四半期会計期間末499,757百万円であります。
④ キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況については、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比5兆1,655億円増加の2兆8,716億円、投資活動によるキャッシュ・フローは前年同期比1,697億円増加の1兆7,296億円、財務活動によるキャッシュ・フローは前年同期比8億円減少の△905億円となりました。その結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末比4兆5,108億円増加し、55兆1,445億円となりました。
(参考) ポートフォリオの状況
1.ポートフォリオの概要

当行は、ALM(資産・負債の総合管理)の枠組みとして7つのポートフォリオを設け、当行の内部規程に基づく管理会計により管理しております。上図は、その概要をイメージ図として重要性の観点から簡略化して記載しております。(なお、ALMとは、有価証券等の資産や貯金等の負債の金利・期間を把握し、将来の金利変動等を予測した上で、市場・信用・流動性等のリスクを管理しつつ、収益の確保を図る管理手法です。)
① 円金利ポートフォリオ(日本国債ポートフォリオを含む。)
主に円金利リスクを取得・管理するポートフォリオです。日本国債、政府保証債、短期運用資産等の運用サイドに加え、調達サイド(貯金等)も含めて、円金利リスクを管理します。
② 日本国債ポートフォリオ
円金利ポートフォリオの内、運用サイド(短期運用資産等を除く。)を特に日本国債ポートフォリオと呼びます。
③ クレジット・ポートフォリオ
主に信用リスクを取得・管理するポートフォリオで、対象資産には国内外の地方債、社債等が含まれます。
④ 外国国債ポートフォリオ
主に外貨金利リスク、為替変動リスクを取得・管理するポートフォリオで、対象資産には、外国国債等が含まれます。
⑤ 株式ポートフォリオ
主に株価変動リスクを取得・管理するポートフォリオで、対象資産には株式及び株式関連デリバティブ等が含まれます。
⑥ オルタナティブ・ポートフォリオ
主にオルタナティブ資産に係るリスクを取得・管理するポートフォリオで、対象資産にはプライベートエクイティファンド、不動産ファンド等が含まれます。
⑦ ファイナンス・ポートフォリオ
主に貸付に係る信用リスクを取得・管理するポートフォリオで、地方公共団体向け貸付(郵政管理・支援機構向け貸出金を含む。)、法人向け貸付、地域活性化ファンド等への投資を実施します。
ポートフォリオ間の内部資金取引には、市場金利等をベースにした仕切りレートを、トランスファー・プライス(以下「TP」)として設定しております。
≪ポートフォリオ別資産の概要、期末残高≫ (単位:億円)
2019年
3月末
2019年
9月末
円金利リスク資産(注1)1,168,2321,167,102
短期資産553,631592,703
国債・政府保証債614,600574,399
リスク性資産(注2)819,314842,896
地方債63,83961,859
社債等78,65477,907
外国証券等601,210625,785
貸出金22,16822,645
金銭の信託(株式)等24,15524,991
戦略投資領域(注3)29,28529,706

(注) 1.円金利ポートフォリオから調達サイド(貯金等)を除いたものとなります。
2.クレジット・ポートフォリオ、外国国債ポートフォリオ、株式ポートフォリオ、オルタナティブ・ポートフォリオ、ファイナンス・ポートフォリオの合計となります。
3.戦略投資領域は、オルタナティブ資産(プライベートエクイティファンド、不動産ファンド(エクイティ)等)、不動産ファンド(デット)、ダイレクトレンディングファンドであります。
2.ポートフォリオ別平残・損益の概要
(単位:平残/兆円、損益/億円)
2018年度
中間会計期間
2019年度
中間会計期間
平残損益平残損益
全体198.32,180198.51,999
円金利ポートフォリオ118.8△2,061115.4△2,275
顧客性調達・営業△3,472△3,849
運用等1,4101,573
リスク性資産79.54,24283.14,275

(注) ポートフォリオ別平残は、期首残高と期末残高の平均であります。
ポートフォリオ別損益は、以下により算出しており、各ポートフォリオの損益の合計は当行の経常利益に概ね一致します。
損益=資金収支等(資金運用に係る収益から資金調達に係る費用を除いたもの(売却損益等を含む))+役務取引等収支(役務取引等収益-役務取引等費用)-経費(損益計算書上の営業経費に相当)
資金収支等は、社外との実際の取引、社内の内部取引(トランスファー・プライス(TP)を設定)を、各ポートフォリオに帰属させ、その収益・費用を計上しております。例えば、円金利ポートフォリオ(顧客性調達・営業)には、貯金で調達した資金を同期間の国債で運用した利鞘等を、リスク性資産には、国債レート(TP)の社内取引で調達した資金を同期間の社債等で運用した利鞘(信用スプレッド)等を、計上しております。
役務取引等に係る収益・費用は、大部分が為替・決済業務や投資信託販売手数料などサービス・商品販売に係る手数料とその費用であり、主に円金利ポートフォリオ(顧客性調達・営業)に計上しております。
経費は、以下により各ポートフォリオに帰属させていますが、そのほとんどは円金利ポートフォリオ(顧客性調達・営業)に計上しております。
① 各ポートフォリオに直接帰属させることが可能な経費
ア 特定のポートフォリオと関係の深い部署の経費は、当該ポートフォリオに賦課
イ 複数のポートフォリオと関係の深い部署の経費は、業務に従事する社員数等に応じて各ポートフォリオに配賦
② 各ポートフォリオに直接帰属させることができない経費
各ポートフォリオの業務に従事する社員数に応じて配賦
以上により算出したポートフォリオ別損益を概観しますと、国債等の歴史的な低金利の継続を反映して、円金利ポートフォリオ(顧客性調達・営業)がALM部署から受取るTP収益が低下する一方、貯金調達レートの低下余地は限定的で、当行全体の経費のほとんどが賦課されることから、円金利ポートフォリオの損益は赤字となっております。しかし、国内金利が平常化していく局面では、基本的には収益の回復が期待されます。一方、外国証券等に運用を拡大・多様化してきたリスク性資産の収益は増加してきており、歴史的低金利の下で、ポートフォリオ全体の収益確保に貢献しております。
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。
なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:億円、%)
2019年9月30日
1.連結自己資本比率(2/3)15.74
2.連結における自己資本の額89,079
3.リスク・アセット等の額565,824
4.連結総所要自己資本額22,632

(注) 連結総所要自己資本額は、上記3.に記載しているリスク・アセット等の額に4%を乗じた額であります。
単体自己資本比率(国内基準)
(単位:億円、%)
2019年9月30日
1.自己資本比率(2/3)15.71
2.単体における自己資本の額88,977
3.リスク・アセット等の額566,043
4.単体総所要自己資本額22,641

(注) 単体総所要自己資本額は、上記3.に記載しているリスク・アセット等の額に4%を乗じた額であります。
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の中間貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに中間貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
(1) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
(2) 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
(3) 要管理債権
要管理債権とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
(4) 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記(1)から(3)までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
債権の区分2018年9月30日2019年9月30日
金額(億円)金額(億円)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権--
危険債権00
要管理債権--
正常債権64,87250,269

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