四半期報告書-第10期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が継続しておりますが、同感染症に対するワクチン接種が進んだ結果、同感染症の新規感染者数は8月下旬をピークに減少しており、また、9月30日をもって国内の全ての地域で緊急事態宣言およびまん延防止措置が解除され、経済活動の再開の兆しが見られております。また、海外においては同感染症の変異種やワクチン接種が進んだ国々における感染再拡大など先行きが不透明な状況が続いているものの、重症化率は低下傾向にあるとの報告もあり、 引き続き経済動向を注視してまいります。
当社グループが属する不動産及び不動産金融業界、特にB to Bのオフィス不動産マーケットにおきましては、同感染症の影響により空室率の上昇、賃料の下落傾向が見られます。三鬼商事㈱の最新オフィスビル市況(2021年9月時点)によれば、都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の既存オフィスビルの空室率は6.43%であり、前年同月比3.00%上昇しました。また、同地区の2021年9月末時点の坪当たり平均賃料は20,858円と前年同月比8.25%の下落となり、引き続き注視していく必要があります。一方、世界的金融緩和政策が継続し、国内の金融機関の融資姿勢に大きな変化は見られないこと及び世界的には東京のオフィス不動産マーケットが安定的であり優位性を保っていることから海外投資家の投資意欲が高く、売買市場を中心に非常に強い動きを見せております。
こうした環境の中、当社グループでは、コーポレートファンディング事業においては、当社保有物件の売却及び成長基盤となる物件の取得を進めました。
不動産特化型クラウドファンディング事業においては、貸付型商品の組成が順調に進捗しました。また、エクイティ型商品の第1号案件について、投資対象不動産を信託財産とする信託受益権の売却を行いました。現状の試算結果によれば、当商品の出資者に対して、当初の想定投資利回り(IRR:内部収益率)である7.0%を大幅に上回る20%前後の利回りでの配当が見込まれております。なお、同事業に対する個人投資家の投資意欲は依然高いままであり、投資家会員数は25,301人となりました。
アセットマネジメント事業においては、受託資産の一部売却を実施しております。新規案件の受託はありませんでしたが、受託可能性が高い案件は増加傾向にあります。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、以下のとおりとなりました。
イ.財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は53,533百万円(前連結会計年度末比4.6%増)となりました。主な要因は、営業活動に伴い現金及び預金が1,889百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は43,213百万円(同0.5%減)となりました。主な要因は、クラウドファンディング事業の伸長により匿名組合出資預り金が1,912百万円増加した一方で、預り金が549百万円、販売用不動産の売却に伴い長期借入金(1年内返済予定含む)が1,509百万円、それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は10,319百万円(同33.6%増)となりました。主な要因は、配当の支払により利益剰余金が401百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が2,953百万円増加したことによるものであります。
ロ.経営成績
(売上高の状況)
コーポレートファンディング事業における不動産の売却により、売上高は13,553百万円(前年同四半期比2.4%減)となりましたが、利益は不動産売却利益率及び賃貸利益率の増大により、前年同四半期を上回っております。
主要なサービス別の概況は以下のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとに記載しておらず、サービス別に区分して記載しております。
a.コーポレートファンディング事業
ⅰ.不動産投資事業
6物件を売却した結果、不動産投資売上は11,253百万円(前年同四半期比7.9%減)となりました。
ⅱ.不動産賃貸事業
6物件を売却しましたが、新たに3物件を取得いたしました。なお、前連結会計年度において取得した物件が大きく貢献し、不動産賃貸売上は1,881百万円(同37.4%増)となりました。
b.クラウドファンディング事業
当第3四半期連結累計期間において、18件、5,684百万円(同140.7%増)の融資を実行した一方、24件、4,615百万円の償還がありました。その結果、営業貸付金は6,711百万円(前連結会計年度末比18.9%増)となり、クラウドファンディング事業の売上は345百万円(前年同四半期比40.0%増)となりました。
c.アセットマネジメント事業
既存の受託資産の運用及び受託資産の一部売却を実施した結果、アセットマネジメント事業売上は49百万円(同7.0%増)となりました。なお、当第3四半期会計期間末における受託資産残高(AUM)は93億円であります。
d.その他事業
アドバイザリー売上等により23百万円となりました。
(営業利益の状況)
営業利益については、売上総利益の増加などにより、4,727百万円(同23.5%増)となりました。
(経常利益の状況)
経常利益については、営業利益の増加などにより、4,500百万円(同27.3%増)となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益の状況)
親会社株主に帰属する四半期純利益については、経常利益の増加などにより、2,953百万円(同28.1%増)となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が継続しておりますが、同感染症に対するワクチン接種が進んだ結果、同感染症の新規感染者数は8月下旬をピークに減少しており、また、9月30日をもって国内の全ての地域で緊急事態宣言およびまん延防止措置が解除され、経済活動の再開の兆しが見られております。また、海外においては同感染症の変異種やワクチン接種が進んだ国々における感染再拡大など先行きが不透明な状況が続いているものの、重症化率は低下傾向にあるとの報告もあり、 引き続き経済動向を注視してまいります。
当社グループが属する不動産及び不動産金融業界、特にB to Bのオフィス不動産マーケットにおきましては、同感染症の影響により空室率の上昇、賃料の下落傾向が見られます。三鬼商事㈱の最新オフィスビル市況(2021年9月時点)によれば、都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の既存オフィスビルの空室率は6.43%であり、前年同月比3.00%上昇しました。また、同地区の2021年9月末時点の坪当たり平均賃料は20,858円と前年同月比8.25%の下落となり、引き続き注視していく必要があります。一方、世界的金融緩和政策が継続し、国内の金融機関の融資姿勢に大きな変化は見られないこと及び世界的には東京のオフィス不動産マーケットが安定的であり優位性を保っていることから海外投資家の投資意欲が高く、売買市場を中心に非常に強い動きを見せております。
こうした環境の中、当社グループでは、コーポレートファンディング事業においては、当社保有物件の売却及び成長基盤となる物件の取得を進めました。
不動産特化型クラウドファンディング事業においては、貸付型商品の組成が順調に進捗しました。また、エクイティ型商品の第1号案件について、投資対象不動産を信託財産とする信託受益権の売却を行いました。現状の試算結果によれば、当商品の出資者に対して、当初の想定投資利回り(IRR:内部収益率)である7.0%を大幅に上回る20%前後の利回りでの配当が見込まれております。なお、同事業に対する個人投資家の投資意欲は依然高いままであり、投資家会員数は25,301人となりました。
アセットマネジメント事業においては、受託資産の一部売却を実施しております。新規案件の受託はありませんでしたが、受託可能性が高い案件は増加傾向にあります。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、以下のとおりとなりました。
イ.財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は53,533百万円(前連結会計年度末比4.6%増)となりました。主な要因は、営業活動に伴い現金及び預金が1,889百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は43,213百万円(同0.5%減)となりました。主な要因は、クラウドファンディング事業の伸長により匿名組合出資預り金が1,912百万円増加した一方で、預り金が549百万円、販売用不動産の売却に伴い長期借入金(1年内返済予定含む)が1,509百万円、それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は10,319百万円(同33.6%増)となりました。主な要因は、配当の支払により利益剰余金が401百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が2,953百万円増加したことによるものであります。
ロ.経営成績
(売上高の状況)
コーポレートファンディング事業における不動産の売却により、売上高は13,553百万円(前年同四半期比2.4%減)となりましたが、利益は不動産売却利益率及び賃貸利益率の増大により、前年同四半期を上回っております。
主要なサービス別の概況は以下のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとに記載しておらず、サービス別に区分して記載しております。
a.コーポレートファンディング事業
ⅰ.不動産投資事業
6物件を売却した結果、不動産投資売上は11,253百万円(前年同四半期比7.9%減)となりました。
ⅱ.不動産賃貸事業
6物件を売却しましたが、新たに3物件を取得いたしました。なお、前連結会計年度において取得した物件が大きく貢献し、不動産賃貸売上は1,881百万円(同37.4%増)となりました。
b.クラウドファンディング事業
当第3四半期連結累計期間において、18件、5,684百万円(同140.7%増)の融資を実行した一方、24件、4,615百万円の償還がありました。その結果、営業貸付金は6,711百万円(前連結会計年度末比18.9%増)となり、クラウドファンディング事業の売上は345百万円(前年同四半期比40.0%増)となりました。
c.アセットマネジメント事業
既存の受託資産の運用及び受託資産の一部売却を実施した結果、アセットマネジメント事業売上は49百万円(同7.0%増)となりました。なお、当第3四半期会計期間末における受託資産残高(AUM)は93億円であります。
d.その他事業
アドバイザリー売上等により23百万円となりました。
(営業利益の状況)
営業利益については、売上総利益の増加などにより、4,727百万円(同23.5%増)となりました。
(経常利益の状況)
経常利益については、営業利益の増加などにより、4,500百万円(同27.3%増)となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益の状況)
親会社株主に帰属する四半期純利益については、経常利益の増加などにより、2,953百万円(同28.1%増)となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。