四半期報告書-第12期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)

【提出】
2023/10/31 15:01
【資料】
PDFをみる
【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、日銀総裁の交代後においても金融緩和路線が踏襲されていること、入国制限の緩和や円安によりインバウンド需要が大きく改善する等、緩やかに回復してきております。一方、海外においては、インフレ率の上昇や経済の減速懸念など、引き続き経済動向に注意する必要があります。
当社グループが属する不動産及び不動産金融業界、特にB to Bのオフィス不動産マーケットにおきましては、三鬼商事㈱の最新オフィスビル市況(2023年9月時点)によれば、都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の既存オフィスビルの空室率は5.39%であり、緩やかな回復傾向にあります。
なお、都心5区の2023年9月末時点の坪当たり平均賃料は19,750円であり、ほぼ横ばいで推移しています。
東京のオフィスビル売買市場においては、金融緩和路線の継続による良好な資金調達環境から、国内投資家の旺盛な取得意欲が継続しております。また、諸外国に比べて国内金利は低位で推移し、イールドギャップが確保できていること、地政学リスクが高くないこと及び円安も追い風となって、国外投資家の投資意欲も今後高まってくることも期待されます。
ホテルマーケットにおいては、観光庁公表の宿泊旅行統計調査によると、2023年の各月における延べ宿泊者数はコロナ禍前の2019年度比で同水準に戻りつつあり、特に当社がホテルを所有している東京においては、2023年7月における延べ宿泊者数は2019年同月比+24.7%(前年同月比+74.4%)となっており活況を呈しております。当該状況は、2023年8月以降においても継続しているものと考えております。
こうした環境の中、当社グループでは、コーポレートファンディング事業において保有物件の売却及び成長基盤となる物件の取得を進めました。
アセットマネジメント事業においては、都内大型ビルの案件など複数のアセットマネジメント業務を受託した一方で、既存受託資産の一部を売却したこともあり、当第3四半期連結累計期間末における受託資産残高(AUM)は900億円超となっております。
クラウドファンディング事業においては、既存顧客との取引及び新規顧客の開拓の結果、貸付型商品の組成は順調に進捗しました。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。
イ.財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は77,374百万円(前連結会計年度末比17.8%増)となりました。主な要因は、販売用不動産の取得によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は58,824百万円(同15.5%増)となりました。主な要因は、販売用不動産の取得に伴う借入金の増加によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は18,550百万円(同25.6%増)となりました。これは主に利益剰余金が3,475百万円増加(親会社株主に帰属する四半期純利益による増加4,279百万円、及び配当による減少803百万円)したことによるものであります。
ロ.経営成績
(売上高の状況)
コーポレートファンディング事業における自己保有資産残高の増加及び不動産の売却等により、売上高は23,841百万円(前年同期比49.4%増)となりました。
主要なサービス別の概況は以下のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとに記載しておらず、サービス別に区分して記載しております。
a.コーポレートファンディング事業
ⅰ.不動産投資事業
10物件を売却した結果、不動産投資売上は21,136百万円(前年同期比54.1%増)となりました。
ⅱ.不動産賃貸事業
10物件を売却し、新たに8物件(ホテル1物件、オフィス7物件)を取得しております。新規取得物件に加えて、ホテル需要回復の影響により売上高が伸長し、不動産賃貸売上は1,814百万円(同13.9%増)となりました。
b.アセットマネジメント事業
新規案件の受託及び既存受託資産の一部売却の結果、アセットマネジメント事業売上は546百万円(同52.0%増)となりました。
c.クラウドファンディング事業
当第3四半期連結累計期間において、総計5,516百万円(同18.6%増)の融資を実行した一方、総計8,327百万円の償還がありました。その結果、営業貸付金は5,608百万円(前連結会計年度末比33.4%減)となり、クラウドファンディング事業の売上は334百万円(前年同期比21.4%増)となりました。
d.その他事業
プロパティマネジメント売上等により9百万円となりました。
(営業利益の状況)
営業利益については、コーポレートファンディング事業における自己保有資産残高の増加及び不動産の売却等により7,054百万円(同18.3%増)となりました。
(経常利益の状況)
経常利益については、営業利益の増加などにより、6,501百万円(同13.8%増)となりました。なお、将来の金利上昇リスクに備え、第2四半期連結会計期間に新たに金利スワップ契約を締結しております。
(親会社株主に帰属する四半期純利益の状況)
親会社株主に帰属する四半期純利益については、経常利益の増加などにより、4,279百万円(同11.2%増)となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。