四半期報告書-第7期第1四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用情勢の改善により緩やかな景気回復基調で推移する一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響による世界経済に及ぼす懸念が高まっており、景気の先行きは不透明な状況となっております。
SMS配信サービス業界においては、SMS配信サービスの認知度が向上し、SNSやスマートフォンアプリの利用時などの本人認証通知、公共料金・税金など督促の通知、飲食業界のノー・ショウ(飲食店における無断キャンセル)対策としての予約確認など企業と個人の間でのコミュニケーション手段として高い到達率と開封率というSMSの有用性を再認識する企業の増加に伴い、SMS配信市場は急速な広がりをみせており、2023年の市場規模は配信数31億8,000万通と予想され(「ミックITリポート 2019年9月号」(ミック経済研究所))、2018年度から2023年度までの年平均成長率は46.7%増で、国内法人市場は最低5年先まで安定高成長を続けると予想されております。
このような状況の中、当社は「デジタル社会に、リアルな絆を」を会社のビジョンとして掲げ、「コミュニケートするすべての人に、セキュアで最適なプラットフォームを提供する」というミッションのもと、SMS配信サービス事業を展開し、国内の携帯電話事業者4社との直接回線接続、大量配信に耐えうるSMS配信システムなどから海外SMSアグリゲーター、IT企業、コールセンター、人材サービス会社等からの支持を受け、業界内でのポジションを確立しております。
当第1四半期累計期間におきましては、国内市場においては、SMS配信市場の拡大を受け、人材サービス、国内大手IT企業等でのSMS配信の増加もあり、配信数や取引者数が順調に推移した結果、国内売上については大きく増加しました。一方、海外SMSアグリゲーター経由については、下げ止まりの傾向は見えているものの、前第2四半期以降、GAFAに代表される一部のグローバルIT企業のSMS配信において、価格競争により一部採算割れが発生しSMS配信数を減少させたことから、対前年同期比で大きく減少する結果となりました。
このような市場環境を踏まえ、当社では「SMS×α」をコンセプトにSMSを活用した付加価値の高いサービス開発を推進しており、2020年3月にフィーチャーフォンでも利用可能な双方向SMSによる一斉連絡サービス「アクリートSMSアラート」を最大2カ月無償で提供、また、SMS配信システムを活用した情報配信サービスを期間限定で無償で提供するなど、新型コロナウイルス感染症拡大に対応する企業・自治体等をBCP対策の側面から支援するサービスを積極的に展開しております。
このほか、2020年2月に㈱NTTドコモ、KDDI㈱、ソフトバンク㈱の3社が提供する「+メッセージ」公式アカウントサービスを一元的に企業・自治体等に提供を開始することを発表するなど、高速・大容量の5Gネットワークの拡大に対応した新サービスの開発やサービスの拡充についても積極的に展開してまいります。
以上の結果、売上高は359,306千円(対前年同期比0.1%増)、営業利益は70,000千円(同3.1%減)、経常利益は69,459千円(同0.9%増)、四半期純利益は46,891千円(同1.2%減)となりました。
なお、当社はSMS配信サービス事業の単一セグメントであるため、セグメントの記載は省略しております。
(2)財政状態の状況
当第1四半期会計期間末の財政状態は、前事業年度末に比べて、主に四半期純利益の計上により純資産が50,496千円増加し、財政状態は良好な状態で推移しております。
資産、負債、純資産別の財政状態は以下のとおりです。
(資産)
当第1四半期会計期間末の資産は、前事業年度末に比べて29,925千円増加し1,274,086千円となりました。これは主に現金及び預金の増加23,182千円によるものです。
(負債)
当第1四半期会計期間末の負債は、前事業年度末に比べて20,570千円減少し196,663千円となりました。これは主に未払法人税等の納付等による減少26,174千円によるものです。
(純資産)
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べて50,496千円増加し1,077,423千円となりました。これは主に四半期純利益の計上による利益剰余金の増加46,891千円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用情勢の改善により緩やかな景気回復基調で推移する一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響による世界経済に及ぼす懸念が高まっており、景気の先行きは不透明な状況となっております。
SMS配信サービス業界においては、SMS配信サービスの認知度が向上し、SNSやスマートフォンアプリの利用時などの本人認証通知、公共料金・税金など督促の通知、飲食業界のノー・ショウ(飲食店における無断キャンセル)対策としての予約確認など企業と個人の間でのコミュニケーション手段として高い到達率と開封率というSMSの有用性を再認識する企業の増加に伴い、SMS配信市場は急速な広がりをみせており、2023年の市場規模は配信数31億8,000万通と予想され(「ミックITリポート 2019年9月号」(ミック経済研究所))、2018年度から2023年度までの年平均成長率は46.7%増で、国内法人市場は最低5年先まで安定高成長を続けると予想されております。
このような状況の中、当社は「デジタル社会に、リアルな絆を」を会社のビジョンとして掲げ、「コミュニケートするすべての人に、セキュアで最適なプラットフォームを提供する」というミッションのもと、SMS配信サービス事業を展開し、国内の携帯電話事業者4社との直接回線接続、大量配信に耐えうるSMS配信システムなどから海外SMSアグリゲーター、IT企業、コールセンター、人材サービス会社等からの支持を受け、業界内でのポジションを確立しております。
当第1四半期累計期間におきましては、国内市場においては、SMS配信市場の拡大を受け、人材サービス、国内大手IT企業等でのSMS配信の増加もあり、配信数や取引者数が順調に推移した結果、国内売上については大きく増加しました。一方、海外SMSアグリゲーター経由については、下げ止まりの傾向は見えているものの、前第2四半期以降、GAFAに代表される一部のグローバルIT企業のSMS配信において、価格競争により一部採算割れが発生しSMS配信数を減少させたことから、対前年同期比で大きく減少する結果となりました。
このような市場環境を踏まえ、当社では「SMS×α」をコンセプトにSMSを活用した付加価値の高いサービス開発を推進しており、2020年3月にフィーチャーフォンでも利用可能な双方向SMSによる一斉連絡サービス「アクリートSMSアラート」を最大2カ月無償で提供、また、SMS配信システムを活用した情報配信サービスを期間限定で無償で提供するなど、新型コロナウイルス感染症拡大に対応する企業・自治体等をBCP対策の側面から支援するサービスを積極的に展開しております。
このほか、2020年2月に㈱NTTドコモ、KDDI㈱、ソフトバンク㈱の3社が提供する「+メッセージ」公式アカウントサービスを一元的に企業・自治体等に提供を開始することを発表するなど、高速・大容量の5Gネットワークの拡大に対応した新サービスの開発やサービスの拡充についても積極的に展開してまいります。
以上の結果、売上高は359,306千円(対前年同期比0.1%増)、営業利益は70,000千円(同3.1%減)、経常利益は69,459千円(同0.9%増)、四半期純利益は46,891千円(同1.2%減)となりました。
なお、当社はSMS配信サービス事業の単一セグメントであるため、セグメントの記載は省略しております。
(2)財政状態の状況
当第1四半期会計期間末の財政状態は、前事業年度末に比べて、主に四半期純利益の計上により純資産が50,496千円増加し、財政状態は良好な状態で推移しております。
資産、負債、純資産別の財政状態は以下のとおりです。
(資産)
当第1四半期会計期間末の資産は、前事業年度末に比べて29,925千円増加し1,274,086千円となりました。これは主に現金及び預金の増加23,182千円によるものです。
(負債)
当第1四半期会計期間末の負債は、前事業年度末に比べて20,570千円減少し196,663千円となりました。これは主に未払法人税等の納付等による減少26,174千円によるものです。
(純資産)
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べて50,496千円増加し1,077,423千円となりました。これは主に四半期純利益の計上による利益剰余金の増加46,891千円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。