四半期報告書-第118期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況の分析
①経営成績
当第1四半期連結累計期間の日本経済は,企業収益や雇用・所得環境の着実な改善を背景に,設備投資は増加基調をたどり,個人消費も底堅さを維持するなど,緩やかな回復傾向が続いた。
建設業界においては,官公庁工事で前年同期に大型案件の受注があった反動や,民間工事で消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられ,業界全体の受注高は前年同期を下回る水準で推移した。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高及び開発事業等売上高の増加により,前年同期に比べ15.1%増加し4,111億円となった。利益については,開発物件の売却による開発事業等総利益の増加などにより,営業利益は前年同期に比べ39.8%増加し278億円,経常利益は37.4%増加し306億円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は,保有株式の売却に伴う固定資産売却益の増加などにより,55.1%増加し242億円となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。(セグメントごとの経営成績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載している。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでいない。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。)
(当社建設事業)
当社建設事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ11.2%増加し3,247億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ19.4%増加し223億円となった。
(当社投資開発事業)
当社投資開発事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,大型開発物件を売上計上したことなどにより,前年同期に比べ192.8%増加し131億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ277.0%増加し64億円となった。
(その他)
当社が営んでいるエンジニアリング事業,LCV事業※及び子会社が営んでいる各種事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ20.3%増加し1,327億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ39.4%増加し41億円となった。
※LCV(ライフサイクル・バリュエーション)事業:お客様のニーズに対し再生可能エネルギーやIoT等を活用し事業参画・投資を含めた包括的なサービス・ソリューションを提供する事業
②財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の資産の部は,現金同等物(現金預金及び有価証券に含まれる譲渡性預金)は増加したものの,受取手形・完成工事未収入金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ819億円減少し1兆7,788億円となった。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末の負債の部は,支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ707億円減少し1兆547億円となった。
なお,連結有利子負債の残高は3,166億円となり,前連結会計年度末に比べ27億円の減少となった。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の純資産の部は,保有株式の時価の下落や売却に伴うその他有価証券評価差額金の減少などにより,前連結会計年度末に比べ111億円減少し7,240億円となった。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.2ポイント増加し40.4%となった。
(2) 経営方針・経営戦略等並びに事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において,当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はない。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は28億円である。なお,当第1四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
①経営成績
当第1四半期連結累計期間の日本経済は,企業収益や雇用・所得環境の着実な改善を背景に,設備投資は増加基調をたどり,個人消費も底堅さを維持するなど,緩やかな回復傾向が続いた。
建設業界においては,官公庁工事で前年同期に大型案件の受注があった反動や,民間工事で消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられ,業界全体の受注高は前年同期を下回る水準で推移した。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高及び開発事業等売上高の増加により,前年同期に比べ15.1%増加し4,111億円となった。利益については,開発物件の売却による開発事業等総利益の増加などにより,営業利益は前年同期に比べ39.8%増加し278億円,経常利益は37.4%増加し306億円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は,保有株式の売却に伴う固定資産売却益の増加などにより,55.1%増加し242億円となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。(セグメントごとの経営成績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載している。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでいない。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。)
(当社建設事業)
当社建設事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ11.2%増加し3,247億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ19.4%増加し223億円となった。
(当社投資開発事業)
当社投資開発事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,大型開発物件を売上計上したことなどにより,前年同期に比べ192.8%増加し131億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ277.0%増加し64億円となった。
(その他)
当社が営んでいるエンジニアリング事業,LCV事業※及び子会社が営んでいる各種事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ20.3%増加し1,327億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ39.4%増加し41億円となった。
※LCV(ライフサイクル・バリュエーション)事業:お客様のニーズに対し再生可能エネルギーやIoT等を活用し事業参画・投資を含めた包括的なサービス・ソリューションを提供する事業
②財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の資産の部は,現金同等物(現金預金及び有価証券に含まれる譲渡性預金)は増加したものの,受取手形・完成工事未収入金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ819億円減少し1兆7,788億円となった。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末の負債の部は,支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ707億円減少し1兆547億円となった。
なお,連結有利子負債の残高は3,166億円となり,前連結会計年度末に比べ27億円の減少となった。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の純資産の部は,保有株式の時価の下落や売却に伴うその他有価証券評価差額金の減少などにより,前連結会計年度末に比べ111億円減少し7,240億円となった。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.2ポイント増加し40.4%となった。
(2) 経営方針・経営戦略等並びに事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において,当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はない。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は28億円である。なお,当第1四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。