四半期報告書-第120期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況の分析
①経営成績
当第2四半期連結累計期間の日本経済は,新型コロナウイルス感染症の影響下で経済活動が一定の制約を受け,個人消費や雇用情勢が弱い動きとなったものの,設備投資や輸出,企業収益などにおいて持ち直しの動きが続きました。
建設業界においては,官公庁工事の受注が堅調に推移したことに加え,感染症の影響により減少していた民間工事の受注にも回復傾向が見られ,業界全体の受注高は前年同期を上回る結果となりました。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高及び開発事業等売上高の減少により,前年同期に比べ5.5%減少し6,456億円となりました。
利益については,工事採算の低下に伴う完成工事総利益の減少や販売費及び一般管理費の増加などにより,営業利益は前年同期に比べ77.2%減少し104億円,経常利益は73.9%減少し128億円,親会社株主に帰属する四半期純利益は,72.2%減少し106億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメントごとの経営成績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。)
(当社建設事業)
当社建設事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ6.0%減少し5,340億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ65.5%減少し178億円となりました。
(当社投資開発事業)
当社投資開発事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ31.3%減少し136億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ16.9%減少し49億円となりました。
(その他)
当社が営んでいるエンジニアリング事業,LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ17.0%減少し1,603億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ31.0%増加し57億円となりました。
②財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の資産の部は,現金同等物(現金預金及び有価証券に含まれる譲渡性預金)やPFI事業等棚卸資産の減少などにより,前連結会計年度末に比べ533億円減少し1兆8,553億円となりました。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債の部は,支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ362億円減少し1兆509億円となりました。
なお,連結有利子負債の残高は4,216億円となり,前連結会計年度末に比べ10億円の減少となりました。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産の部は,自己株式の取得などにより,前連結会計年度末に比べ170億円減少し8,043億円となりました。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.3ポイント増加し43.0%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については,営業活動により20億円資金が増加しましたが,投資活動により315億円,財務活動により362億円それぞれ資金が減少した結果,現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末の残高は,前連結会計年度末に比べ645億円減少し2,118億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは,税金等調整前四半期純利益192億円を計上したことなどにより20億円の資金増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは,賃貸事業をはじめとする事業用固定資産の取得などにより315億円の資金減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは,コマーシャル・ペーパーを発行しましたが,借入金の返済や自己株式の取得などにより362億円の資金減少となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において,当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は67億円であります。なお,当第2四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
①経営成績
当第2四半期連結累計期間の日本経済は,新型コロナウイルス感染症の影響下で経済活動が一定の制約を受け,個人消費や雇用情勢が弱い動きとなったものの,設備投資や輸出,企業収益などにおいて持ち直しの動きが続きました。
建設業界においては,官公庁工事の受注が堅調に推移したことに加え,感染症の影響により減少していた民間工事の受注にも回復傾向が見られ,業界全体の受注高は前年同期を上回る結果となりました。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高及び開発事業等売上高の減少により,前年同期に比べ5.5%減少し6,456億円となりました。
利益については,工事採算の低下に伴う完成工事総利益の減少や販売費及び一般管理費の増加などにより,営業利益は前年同期に比べ77.2%減少し104億円,経常利益は73.9%減少し128億円,親会社株主に帰属する四半期純利益は,72.2%減少し106億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメントごとの経営成績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。)
(当社建設事業)
当社建設事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ6.0%減少し5,340億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ65.5%減少し178億円となりました。
(当社投資開発事業)
当社投資開発事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ31.3%減少し136億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ16.9%減少し49億円となりました。
(その他)
当社が営んでいるエンジニアリング事業,LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ17.0%減少し1,603億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ31.0%増加し57億円となりました。
②財政状態
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の資産の部は,現金同等物(現金預金及び有価証券に含まれる譲渡性預金)やPFI事業等棚卸資産の減少などにより,前連結会計年度末に比べ533億円減少し1兆8,553億円となりました。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の負債の部は,支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ362億円減少し1兆509億円となりました。
なお,連結有利子負債の残高は4,216億円となり,前連結会計年度末に比べ10億円の減少となりました。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産の部は,自己株式の取得などにより,前連結会計年度末に比べ170億円減少し8,043億円となりました。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.3ポイント増加し43.0%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については,営業活動により20億円資金が増加しましたが,投資活動により315億円,財務活動により362億円それぞれ資金が減少した結果,現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末の残高は,前連結会計年度末に比べ645億円減少し2,118億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは,税金等調整前四半期純利益192億円を計上したことなどにより20億円の資金増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは,賃貸事業をはじめとする事業用固定資産の取得などにより315億円の資金減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは,コマーシャル・ペーパーを発行しましたが,借入金の返済や自己株式の取得などにより362億円の資金減少となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において,当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は67億円であります。なお,当第2四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。