四半期報告書-第120期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況の分析
①経営成績
当第1四半期連結累計期間の日本経済は,新型コロナウイルス感染症の影響下で経済活動が一定の制約を受け,個人消費や雇用情勢が弱い動きとなったものの,設備投資や輸出入,企業収益などにおいて持ち直しの動きが続きました。
建設業界においては,官公庁工事の受注が堅調に推移したことに加え,感染症の影響により減少していた民間工事の受注にも回復傾向が見られ,業界全体の受注高は前年同期を上回る結果となりました。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高の増加により,前年同期に比べ0.8%増加し3,166億円となりました。利益については,完成工事高は増加したものの,工事採算の低下に伴う完成工事総利益の減少や開発事業等総利益の減少,販売費及び一般管理費の増加により,営業利益は前年同期に比べ81.2%減少し25億円,経常利益は74.7%減少し44億円,親会社株主に帰属する四半期純利益は66.3%減少し27億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメントごとの経営成績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。)
(当社建設事業)
当社建設事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ5.1%増加し2,629億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ34.4%減少し60億円となりました。
(当社投資開発事業)
当社投資開発事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に大型開発物件を売却したことの反動などにより,前年同期に比べ50.8%減少し69億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ28.7%減少し27億円となりました。
(その他)
当社が営んでいるエンジニアリング事業,LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ20.9%減少し705億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ56.5%減少し7億円となりました。
②財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の資産の部は,PFI事業等棚卸資産や未成工事支出金の減少などにより,前連結会計年度末に比べ841億円減少し1兆8,244億円となりました。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末の負債の部は,連結有利子負債や支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ627億円減少し1兆245億円となりました。
なお,連結有利子負債の残高は3,870億円となり,前連結会計年度末に比べ356億円の減少となりました。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の純資産の部は,自己株式の取得や保有株式の時価の下落等に伴うその他有価証券評価差額金の減少などにより,前連結会計年度末に比べ214億円減少し7,999億円となりました。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.8ポイント増加し43.5%となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において,当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は32億円であります。なお,当第1四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
①経営成績
当第1四半期連結累計期間の日本経済は,新型コロナウイルス感染症の影響下で経済活動が一定の制約を受け,個人消費や雇用情勢が弱い動きとなったものの,設備投資や輸出入,企業収益などにおいて持ち直しの動きが続きました。
建設業界においては,官公庁工事の受注が堅調に推移したことに加え,感染症の影響により減少していた民間工事の受注にも回復傾向が見られ,業界全体の受注高は前年同期を上回る結果となりました。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高の増加により,前年同期に比べ0.8%増加し3,166億円となりました。利益については,完成工事高は増加したものの,工事採算の低下に伴う完成工事総利益の減少や開発事業等総利益の減少,販売費及び一般管理費の増加により,営業利益は前年同期に比べ81.2%減少し25億円,経常利益は74.7%減少し44億円,親会社株主に帰属する四半期純利益は66.3%減少し27億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメントごとの経営成績については,セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また,報告セグメントの利益は,四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお,セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。)
(当社建設事業)
当社建設事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ5.1%増加し2,629億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ34.4%減少し60億円となりました。
(当社投資開発事業)
当社投資開発事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に大型開発物件を売却したことの反動などにより,前年同期に比べ50.8%減少し69億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ28.7%減少し27億円となりました。
(その他)
当社が営んでいるエンジニアリング事業,LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比べ20.9%減少し705億円となり,セグメント利益は前年同期に比べ56.5%減少し7億円となりました。
②財政状態
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の資産の部は,PFI事業等棚卸資産や未成工事支出金の減少などにより,前連結会計年度末に比べ841億円減少し1兆8,244億円となりました。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末の負債の部は,連結有利子負債や支払手形・工事未払金等の減少などにより,前連結会計年度末に比べ627億円減少し1兆245億円となりました。
なお,連結有利子負債の残高は3,870億円となり,前連結会計年度末に比べ356億円の減少となりました。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末の純資産の部は,自己株式の取得や保有株式の時価の下落等に伴うその他有価証券評価差額金の減少などにより,前連結会計年度末に比べ214億円減少し7,999億円となりました。また,自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.8ポイント増加し43.5%となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において,当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費は32億円であります。なお,当第1四半期連結累計期間において,当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。