四半期報告書-第121期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
(1) 財政状態及び経営成績の状況の分析
①経営成績
当第3四半期連結累計期間の日本経済は、新型コロナウイルス感染症の流行が拡大と収束を繰り返す中、各種制限の段階的な緩和により社会経済活動は正常化に向けた動きが見られましたが、ウクライナ危機の長期化や円安の進行、それらに伴うエネルギー資源、食料の世界的な供給制約と価格上昇が企業活動と国民生活に広く影響を及ぼしました。
建設業界においては、民間設備投資に持ち直しの動きが見られたものの、建設資材の価格高騰などの影響があり、厳しい経営環境が続きました。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、完成工事高及び開発事業等売上高の増加により、前年同期に比べ31.6%増加し1兆3,200億円となりました。
利益については、完成工事高の増加により完成工事総利益が増加したことなどから、営業利益は前年同期に比べ14.3%増加し281億円となりました。経常利益は支払利息が増加したことなどから0.1%減少し298億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.8%減少し214億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また、報告セグメントの利益は、四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。)
(当社建設事業)
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ20.1%増加し1兆69億円となり、セグメント利益は前年同期に比べ28.6%減少し219億円となりました。
なお、セグメント情報の当社建設事業における完成工事総利益に、引当金の繰入額及び取崩額を含めるなどの調整を行った当社個別の完成工事総利益は、前年同期に比べ1.9%増加し624億円となりました。
(当社投資開発事業)
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ25.5%増加し255億円となり、セグメント利益は前年同期に比べ9.4%増加し77億円となりました。
(その他)
当社が営んでいるエンジニアリング事業、LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ57.0%増加し3,837億円となり、セグメント利益は前年同期に比べ9.0%増加し103億円となりました。
②財政状態
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の資産の部は、受取手形・完成工事未収入金等の増加などにより、前連結会計年度末に比べ2,624億円増加し2兆3,908億円となりました。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末の負債の部は、連結有利子負債や支払手形・工事未払金等の増加などにより、前連結会計年度末に比べ2,507億円増加し1兆5,039億円となりました。なお、連結有利子負債の残高は6,699億円となり、前連結会計年度末に比べ1,748億円の増加となりました。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の純資産の部は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ117億円増加し8,869億円となりました。なお、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.9ポイント低下し34.8%となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は117億円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
①経営成績
当第3四半期連結累計期間の日本経済は、新型コロナウイルス感染症の流行が拡大と収束を繰り返す中、各種制限の段階的な緩和により社会経済活動は正常化に向けた動きが見られましたが、ウクライナ危機の長期化や円安の進行、それらに伴うエネルギー資源、食料の世界的な供給制約と価格上昇が企業活動と国民生活に広く影響を及ぼしました。
建設業界においては、民間設備投資に持ち直しの動きが見られたものの、建設資材の価格高騰などの影響があり、厳しい経営環境が続きました。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、完成工事高及び開発事業等売上高の増加により、前年同期に比べ31.6%増加し1兆3,200億円となりました。
利益については、完成工事高の増加により完成工事総利益が増加したことなどから、営業利益は前年同期に比べ14.3%増加し281億円となりました。経常利益は支払利息が増加したことなどから0.1%減少し298億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.8%減少し214億円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また、報告セグメントの利益は、四半期連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。)
(当社建設事業)
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ20.1%増加し1兆69億円となり、セグメント利益は前年同期に比べ28.6%減少し219億円となりました。
なお、セグメント情報の当社建設事業における完成工事総利益に、引当金の繰入額及び取崩額を含めるなどの調整を行った当社個別の完成工事総利益は、前年同期に比べ1.9%増加し624億円となりました。
(当社投資開発事業)
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ25.5%増加し255億円となり、セグメント利益は前年同期に比べ9.4%増加し77億円となりました。
(その他)
当社が営んでいるエンジニアリング事業、LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ57.0%増加し3,837億円となり、セグメント利益は前年同期に比べ9.0%増加し103億円となりました。
②財政状態
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の資産の部は、受取手形・完成工事未収入金等の増加などにより、前連結会計年度末に比べ2,624億円増加し2兆3,908億円となりました。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末の負債の部は、連結有利子負債や支払手形・工事未払金等の増加などにより、前連結会計年度末に比べ2,507億円増加し1兆5,039億円となりました。なお、連結有利子負債の残高は6,699億円となり、前連結会計年度末に比べ1,748億円の増加となりました。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の純資産の部は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ117億円増加し8,869億円となりました。なお、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.9ポイント低下し34.8%となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は117億円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。