有価証券報告書-第78期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。
また、新型コロナウイルス感染症の経営成績等への影響等に関しては、工事収益等については、当連結会計年度末現在において個別工事ごとに新型コロナウイルス感染症の影響を考慮したものとしているが、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載した新型コロナウイルス感染症に係るリスクが具現化した場合等には、当社グループの業績等にさらなる影響を及ぼす可能性がある。
(1) 経営成績
当社グループの当連結会計年度の連結業績については、売上高は、計画値133,000百万円に対し11.8%減の117,295百万円(前連結会計年度比13.0%減)となった。
売上総利益は、12,113百万円(前連結会計年度比26.3%減)となり、販売費及び一般管理費8,118百万円(前連結会計年度は8,580百万円)を控除し、営業利益は、計画値5,800百万円に対し31.1%減の3,995百万円(前連結会計年度比49.1%減)となった。
営業外損益は、321百万円の損失(前連結会計年度は466百万円の損失)となり、経常利益は、計画値5,200百万円に対し29.4%減の3,673百万円(前連結会計年度比50.2%減)となった。なお、売上高経常利益率は3.1%(前連結会計年度比2.4ポイント減)、総資産経常利益率は3.0%(前連結会計年度比3.4ポイント減)となった。
特別損益は、8百万円の損失(前連結会計年度は30百万円の利益)となり、法人税、住民税及び事業税1,153百万円(前連結会計年度は1,581百万円)、法人税等調整額60百万円(前連結会計年度は714百万円)を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、計画値3,300百万円に対し25.7%減の2,451百万円(前連結会計年度比52.0%減)となった。
報告セグメント別の経営成績は、次のとおりである。
(土木事業)
土木事業については、特定工事における進捗遅れ等により、完成工事高は65,784百万円(前連結会計年度比15.3%減)、セグメント利益は5,811百万円(前連結会計年度比28.7%減)となった。
(建築事業)
建築事業については、新型コロナウイルス感染症の影響により上半期での着手が遅れた工事があったこと等により、完成工事高は45,629百万円(前連結会計年度比8.9%減)、セグメント利益は477百万円(前連結会計年度比72.7%減)となった。
(開発事業等)
開発事業等については、新型コロナウイルス感染症の影響による一部収入減やM&Aに伴う費用及びのれん償却の発生等により、開発事業等売上高は5,882百万円(前連結会計年度比17.7%減)、セグメント損益は6百万円の損失(前連結会計年度は2億円の利益)となった。
(注)「第2 事業の状況」における各事項の記載については、消費税等抜きの金額で表示している。
なお、セグメント別の記載において、売上高については「外部顧客への売上高」の金額を記載しており、セグメント損益については連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりである。
当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載していない。
① 受注実績
(注) 受注実績の開発事業等については、当社グループ各社の受注概念が異なるため記載していない。
② 売上実績
(注) 1 セグメント間の取引については相殺消去している。
2 前連結会計年度及び当連結会計年度ともに、売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はない。
なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりである。
① 受注高、売上高、繰越高及び施工高
(注) 1 前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注高にその増減額を含む。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれる。
2 次期繰越高の施工高は支出金により手持高の施工高を推定したものである。
3 当期施工高は(当期売上高+次期繰越施工高-前期繰越施工高)に一致する。
② 受注工事高の受注方法別比率
工事の受注方法は、特命と競争に大別される。
(注) 百分比は請負金額比である。
③ 売上高
(注) 1 完成工事のうち主なものは、次のとおりである。
第77期 請負金額10億円以上の主なもの
第78期 請負金額10億円以上の主なもの
2 第77期及び第78期ともに、売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はない。
④ 手持高(2021年3月31日現在)
(注) 手持工事のうち請負金額30億円以上の主なものは、次のとおりである。
なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に、当社グループを取り巻く経営環境については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境」に、当社グループの目標とする経営指標やその達成状況は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 会社の対処すべき課題等 ① 中期経営計画」にそれぞれ記載のとおりである。
(2) 財政状態
総資産は、現金預金2,194百万円の増加、不動産開発仕掛額の増加等による開発事業等支出金等1,659百万円の増加及び主に完成工事高の減少等による受取手形・完成工事未収入金等3,712百万円の減少、未収消費税等の減少等による流動資産その他3,391百万円の減少等これらに起因する流動資産の減少並びに事業用不動産投資等による建設仮勘定1,286百万円の増加及び退職給付に係る資産1,280百万円の増加等これらに起因する固定資産の増加により、前連結会計年度末比205百万円減の121,598百万円となった。
報告セグメント別の資産は、次のとおりである。
(土木事業)
土木事業については、69,875百万円(前連結会計年度比0.5%減)となった。
(建築事業)
建築事業については、26,863百万円(前連結会計年度比11.2%減)となった。
主な減少要因は、完成工事未収入金の減少等によるものである。
(開発事業等)
開発事業等については、23,890百万円(前連結会計年度比13.0%増)となった。
主な増加要因は、固定資産の増加等によるものである。
負債は、未成工事受入金1,117百万円の増加及びJV工事代金受入れの増加等による預り金2,789百万円の増加並びに支払手形・工事未払金等5,557百万円の減少、未払法人税等の減少等による流動負債その他1,239百万円の減少等により、前連結会計年度末比2,318百万円減の80,012百万円となった。なお、有利子負債残高は20,193百万円となり、自己資本に対する比率であるデット・エクイティ・レシオ(D/Eレシオ)は、前連結会計年度末比同ポイントの0.5倍となった。
純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益2,451百万円の計上及び2020年3月期株式配当金961百万円の支払い等により、前連結会計年度末比2,112百万円増の41,586百万円となった。なお、自己資本比率は前連結会計年度末比1.8ポイント増の34.2%となった。
今後も自己資本の充実を図りつつ新規事業を含めた事業投資を行うことで、将来的な収益基盤の拡充に向けた戦略推進を加速させていく。
(3) キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、4,173百万円の資金増加(前連結会計年度は2,679百万円の資金減少)となった。主な資金増加項目は、税金等調整前当期純利益の計上3,665百万円及び売上債権の減少3,780百万円、未収消費税等の減少1,905百万円、未成工事受入金の増加1,117百万円、JV工事代金受入れの増加等による預り金の増加2,766百万円であり、主な資金減少項目は、不動産開発仕掛額の増加等による開発事業等支出金等の増加1,656百万円及び仕入債務の減少5,556百万円、開発事業等受入金の減少1,054百万円である。なお、営業活動によるキャッシュ・フローの売上高に対する比率である営業CFマージンは、前連結会計年度末比5.6ポイント増の3.6%となった。
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,175百万円の資金減少(前連結会計年度は1,602百万円の資金減少)となった。主な内訳は、短期資金運用に伴う有価証券の取得による支出11,600百万円及び有価証券の償還による収入13,112百万円、事業用不動産投資等に伴う有形固定資産の取得による支出2,091百万円である。なお、将来の成長のための投資については、配当政策、事業リスク等を勘案し剰余金の範囲内で実施する方針である。
財務活動によるキャッシュ・フローは、846百万円の資金減少(前連結会計年度は4,362百万円の資金増加)となった。主な内訳は、季節資金返済に伴う短期借入金の純減額2,251百万円、長期借入れによる収入13,660百万円及び長期借入金の返済による支出11,213百万円である。
これらにより、現金及び現金同等物の期末残高は2,185百万円増加し、25,235百万円(前連結会計年度比9.5%増)となった。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりである。
(資金需要)
当社グループの運転資金需要のうち、主なものは、建設工事の立替資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要のうち、主なものは、設備投資等によるものである。
(財政政策)
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。資金調達については、金融機関からのタームローンによる借入れをベースとして、不足が生じる場合には当座貸越或いはリボルビングラインによる借入れ等でそれを賄っている。また、これらの資金調達契約を締結することにより、必要な資金水準の維持や緊急的な資金需要に対応可能であることから、資金の流動性は確保しているものと思料する。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積り及び仮定を用いている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されている。これらの見積り等については、継続して評価し、事象の変化等により必要に応じて見直しを行っているが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なる場合がある。
当社グループの重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、使用される当社の見積り等が、当社グループの連結財務諸表に重要な影響を及ぼすと考えられるものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりである。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響の考え方については、資産及び負債や収益及び費用等の額に不確実性がある場合、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出する上で、当社グループ自らが一定の仮定を置き最善の見積りを行っている。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。
また、新型コロナウイルス感染症の経営成績等への影響等に関しては、工事収益等については、当連結会計年度末現在において個別工事ごとに新型コロナウイルス感染症の影響を考慮したものとしているが、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載した新型コロナウイルス感染症に係るリスクが具現化した場合等には、当社グループの業績等にさらなる影響を及ぼす可能性がある。
(1) 経営成績
当社グループの当連結会計年度の連結業績については、売上高は、計画値133,000百万円に対し11.8%減の117,295百万円(前連結会計年度比13.0%減)となった。
売上総利益は、12,113百万円(前連結会計年度比26.3%減)となり、販売費及び一般管理費8,118百万円(前連結会計年度は8,580百万円)を控除し、営業利益は、計画値5,800百万円に対し31.1%減の3,995百万円(前連結会計年度比49.1%減)となった。
営業外損益は、321百万円の損失(前連結会計年度は466百万円の損失)となり、経常利益は、計画値5,200百万円に対し29.4%減の3,673百万円(前連結会計年度比50.2%減)となった。なお、売上高経常利益率は3.1%(前連結会計年度比2.4ポイント減)、総資産経常利益率は3.0%(前連結会計年度比3.4ポイント減)となった。
特別損益は、8百万円の損失(前連結会計年度は30百万円の利益)となり、法人税、住民税及び事業税1,153百万円(前連結会計年度は1,581百万円)、法人税等調整額60百万円(前連結会計年度は714百万円)を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、計画値3,300百万円に対し25.7%減の2,451百万円(前連結会計年度比52.0%減)となった。
報告セグメント別の経営成績は、次のとおりである。
(土木事業)
土木事業については、特定工事における進捗遅れ等により、完成工事高は65,784百万円(前連結会計年度比15.3%減)、セグメント利益は5,811百万円(前連結会計年度比28.7%減)となった。
(建築事業)
建築事業については、新型コロナウイルス感染症の影響により上半期での着手が遅れた工事があったこと等により、完成工事高は45,629百万円(前連結会計年度比8.9%減)、セグメント利益は477百万円(前連結会計年度比72.7%減)となった。
(開発事業等)
開発事業等については、新型コロナウイルス感染症の影響による一部収入減やM&Aに伴う費用及びのれん償却の発生等により、開発事業等売上高は5,882百万円(前連結会計年度比17.7%減)、セグメント損益は6百万円の損失(前連結会計年度は2億円の利益)となった。
(注)「第2 事業の状況」における各事項の記載については、消費税等抜きの金額で表示している。
なお、セグメント別の記載において、売上高については「外部顧客への売上高」の金額を記載しており、セグメント損益については連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりである。
当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載していない。
① 受注実績
| セグメントの名称 | 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 土木事業 | 59,969 | 78,319 | (30.6%増) |
| 建築事業 | 50,803 | 49,909 | ( 1.8%減) |
| 開発事業等 | - | - | |
| 合計 | 110,772 | 128,228 | (15.8%増) |
(注) 受注実績の開発事業等については、当社グループ各社の受注概念が異なるため記載していない。
② 売上実績
| セグメントの名称 | 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 土木事業 | 77,624 | 65,784 | (15.3%減) |
| 建築事業 | 50,088 | 45,629 | ( 8.9%減) |
| 開発事業等 | 7,146 | 5,882 | (17.7%減) |
| 合計 | 134,859 | 117,295 | (13.0%減) |
(注) 1 セグメント間の取引については相殺消去している。
2 前連結会計年度及び当連結会計年度ともに、売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はない。
なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりである。
① 受注高、売上高、繰越高及び施工高
| 期別 | 種類別 | 前期 繰越高 (百万円) | 当期 受注高 (百万円) | 計 (百万円) | 当期 売上高 (百万円) | 次期繰越高 | 当期 施工高 (百万円) | |||
| 手持高 (百万円) | うち施工高 | |||||||||
| (%) | (百万円) | |||||||||
| 第77期 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 建設事業 | 土木工事 | 142,823 | 57,987 | 200,810 | 74,622 | 126,187 | 0.2 | 259 | 74,458 |
| 建築工事 | 56,147 | 47,749 | 103,896 | 47,840 | 56,055 | 0.5 | 306 | 47,709 | ||
| 計 | 198,970 | 105,736 | 304,707 | 122,463 | 182,243 | 0.3 | 566 | 122,167 | ||
| 開発事業等 | ― | 983 | 983 | 983 | ― | ― | ― | ― | ||
| 合計 | 198,970 | 106,720 | 305,690 | 123,447 | 182,243 | ― | ― | ― | ||
| 第78期 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 建設事業 | 土木工事 | 126,187 | 75,214 | 201,402 | 62,945 | 138,457 | 0.1 | 169 | 62,854 |
| 建築工事 | 56,055 | 48,876 | 104,932 | 43,775 | 61,157 | 0.4 | 257 | 43,725 | ||
| 計 | 182,243 | 124,091 | 306,335 | 106,720 | 199,614 | 0.2 | 426 | 106,580 | ||
| 開発事業等 | ― | 955 | 955 | 955 | ― | ― | ― | ― | ||
| 合計 | 182,243 | 125,047 | 307,290 | 107,675 | 199,614 | ― | ― | ― | ||
(注) 1 前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注高にその増減額を含む。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれる。
2 次期繰越高の施工高は支出金により手持高の施工高を推定したものである。
3 当期施工高は(当期売上高+次期繰越施工高-前期繰越施工高)に一致する。
② 受注工事高の受注方法別比率
工事の受注方法は、特命と競争に大別される。
| 期別 | 区分 | 特命(%) | 競争(%) | 計(%) | |
| 第77期 | (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 土木工事 | 35.1 | 64.9 | 100 |
| 建築工事 | 25.5 | 74.5 | 100 | ||
| 第78期 | (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 土木工事 | 15.5 | 84.5 | 100 |
| 建築工事 | 49.7 | 50.3 | 100 | ||
(注) 百分比は請負金額比である。
③ 売上高
| 期別 | 区分 | 官公庁 (百万円) | 民間 (百万円) | 計 (百万円) | |
| 第77期 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 建設事業 | 土木工事 | 61,969 | 12,653 | 74,622 |
| 建築工事 | 9,464 | 38,375 | 47,840 | ||
| 計 | 71,434 | 51,029 | 122,463 | ||
| 開発事業等 | ― | 983 | 983 | ||
| 合計 | 71,434 | 52,013 | 123,447 | ||
| 第78期 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 建設事業 | 土木工事 | 46,560 | 16,384 | 62,945 |
| 建築工事 | 6,297 | 37,477 | 43,775 | ||
| 計 | 52,858 | 53,861 | 106,720 | ||
| 開発事業等 | ― | 955 | 955 | ||
| 合計 | 52,858 | 54,817 | 107,675 | ||
(注) 1 完成工事のうち主なものは、次のとおりである。
第77期 請負金額10億円以上の主なもの
| 国土交通省 | 国道106号 小山田地区道路工事 | |
| 国土交通省 | 旭川十勝道路 富良野市 新富良野大橋B橋上部工事 | |
| 八王子市 | 八王子駅北口マルベリーブリッジ西放射線延伸工事 | |
| 高槻市 | 高槻市役所本館耐震改修事業 | |
| 宮若市 | 宮若市新庁舎建設工事 |
第78期 請負金額10億円以上の主なもの
| 独立行政法人都市再生機構 | 志津川土地区画整理事業地区外整備工事 | |
| 岩手県 | 野田地区海岸防潮堤ほか工事 | |
| ルワンダ共和国農業動物資源省 | ルワマガナ郡灌漑施設改修計画 | |
| サンヨーホームズ株式会社 | (仮称)ひたち野うしく駅直結シニアPJ新築工事 | |
| 学校法人福岡大学 | 福岡大学新公認室内プール(仮称)新築工事 |
2 第77期及び第78期ともに、売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はない。
④ 手持高(2021年3月31日現在)
| 区分 | 官公庁(百万円) | 民間(百万円) | 計(百万円) | |
| 建設事業 | 土木工事 | 79,800 | 58,656 | 138,457 |
| 建築工事 | 17,507 | 43,650 | 61,157 | |
| 計 | 97,308 | 102,306 | 199,614 | |
| 開発事業等 | ― | ― | ― | |
| 合計 | 97,308 | 102,306 | 199,614 | |
(注) 手持工事のうち請負金額30億円以上の主なものは、次のとおりである。
| 北千葉広域水道企業団 | 導水管更新に伴うトンネル築造工事 | 2025年3月完成予定 | ||
| 関西電力株式会社 | 新丸山ダム事業に伴う笠置発電所防水壁他設置工事のうち主要土木工事 | 2025年9月完成予定 | ||
| 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 | 北海道新幹線、立岩トンネル(豊津)他 | 2023年4月完成予定 | ||
| TOBISHIMA BRUNEI SDN. BHD. | 金融庁ビル新築工事 | 2021年4月完成予定 | ||
| 株式会社ワコールホールディングス | (仮称)守山流通センター増築計画 | 2022年1月完成予定 |
なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に、当社グループを取り巻く経営環境については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境」に、当社グループの目標とする経営指標やその達成状況は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 会社の対処すべき課題等 ① 中期経営計画」にそれぞれ記載のとおりである。
(2) 財政状態
総資産は、現金預金2,194百万円の増加、不動産開発仕掛額の増加等による開発事業等支出金等1,659百万円の増加及び主に完成工事高の減少等による受取手形・完成工事未収入金等3,712百万円の減少、未収消費税等の減少等による流動資産その他3,391百万円の減少等これらに起因する流動資産の減少並びに事業用不動産投資等による建設仮勘定1,286百万円の増加及び退職給付に係る資産1,280百万円の増加等これらに起因する固定資産の増加により、前連結会計年度末比205百万円減の121,598百万円となった。
報告セグメント別の資産は、次のとおりである。
(土木事業)
土木事業については、69,875百万円(前連結会計年度比0.5%減)となった。
(建築事業)
建築事業については、26,863百万円(前連結会計年度比11.2%減)となった。
主な減少要因は、完成工事未収入金の減少等によるものである。
(開発事業等)
開発事業等については、23,890百万円(前連結会計年度比13.0%増)となった。
主な増加要因は、固定資産の増加等によるものである。
負債は、未成工事受入金1,117百万円の増加及びJV工事代金受入れの増加等による預り金2,789百万円の増加並びに支払手形・工事未払金等5,557百万円の減少、未払法人税等の減少等による流動負債その他1,239百万円の減少等により、前連結会計年度末比2,318百万円減の80,012百万円となった。なお、有利子負債残高は20,193百万円となり、自己資本に対する比率であるデット・エクイティ・レシオ(D/Eレシオ)は、前連結会計年度末比同ポイントの0.5倍となった。
純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益2,451百万円の計上及び2020年3月期株式配当金961百万円の支払い等により、前連結会計年度末比2,112百万円増の41,586百万円となった。なお、自己資本比率は前連結会計年度末比1.8ポイント増の34.2%となった。
今後も自己資本の充実を図りつつ新規事業を含めた事業投資を行うことで、将来的な収益基盤の拡充に向けた戦略推進を加速させていく。
(3) キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、4,173百万円の資金増加(前連結会計年度は2,679百万円の資金減少)となった。主な資金増加項目は、税金等調整前当期純利益の計上3,665百万円及び売上債権の減少3,780百万円、未収消費税等の減少1,905百万円、未成工事受入金の増加1,117百万円、JV工事代金受入れの増加等による預り金の増加2,766百万円であり、主な資金減少項目は、不動産開発仕掛額の増加等による開発事業等支出金等の増加1,656百万円及び仕入債務の減少5,556百万円、開発事業等受入金の減少1,054百万円である。なお、営業活動によるキャッシュ・フローの売上高に対する比率である営業CFマージンは、前連結会計年度末比5.6ポイント増の3.6%となった。
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,175百万円の資金減少(前連結会計年度は1,602百万円の資金減少)となった。主な内訳は、短期資金運用に伴う有価証券の取得による支出11,600百万円及び有価証券の償還による収入13,112百万円、事業用不動産投資等に伴う有形固定資産の取得による支出2,091百万円である。なお、将来の成長のための投資については、配当政策、事業リスク等を勘案し剰余金の範囲内で実施する方針である。
財務活動によるキャッシュ・フローは、846百万円の資金減少(前連結会計年度は4,362百万円の資金増加)となった。主な内訳は、季節資金返済に伴う短期借入金の純減額2,251百万円、長期借入れによる収入13,660百万円及び長期借入金の返済による支出11,213百万円である。
これらにより、現金及び現金同等物の期末残高は2,185百万円増加し、25,235百万円(前連結会計年度比9.5%増)となった。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりである。
(資金需要)
当社グループの運転資金需要のうち、主なものは、建設工事の立替資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要のうち、主なものは、設備投資等によるものである。
(財政政策)
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。資金調達については、金融機関からのタームローンによる借入れをベースとして、不足が生じる場合には当座貸越或いはリボルビングラインによる借入れ等でそれを賄っている。また、これらの資金調達契約を締結することにより、必要な資金水準の維持や緊急的な資金需要に対応可能であることから、資金の流動性は確保しているものと思料する。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積り及び仮定を用いている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されている。これらの見積り等については、継続して評価し、事象の変化等により必要に応じて見直しを行っているが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なる場合がある。
当社グループの重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、使用される当社の見積り等が、当社グループの連結財務諸表に重要な影響を及ぼすと考えられるものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりである。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響の考え方については、資産及び負債や収益及び費用等の額に不確実性がある場合、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出する上で、当社グループ自らが一定の仮定を置き最善の見積りを行っている。