四半期報告書-第103期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
総資産は、現金預金、立替金の減少などから、前連結会計年度末に比べ35億46百万円減少し、1,320億36百万円となりました。
負債は、支払手形・工事未払金等の減少などから、前連結会計年度末に比べ35億67百万円減少し、621億14百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などから、前連結会計年度末に比べ21百万円増加し、699億21百万円となりました。
また、自己資本比率は前連結会計年度末の50.2%から1.4ポイント増加し、51.6%となりました。
②経営成績
当社グループでは、中期経営計画“Being a resilient company”の最終年度である当事業年度は、レジリエント企業の実現に向けた次のステップにつなげるために、基幹3事業である国内土木、国内建築、海外建設の各事業における重点施策を積み残しなく実行し、計画達成に向けて邁進しております。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期比0.6%減の734億81百万円となり、営業利益は前年同四半期比22.3%減の23億99百万円、経常利益は前年同四半期比21.3%減の23億81百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期比4.4%減の17億79百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[国内土木事業]
環境変化に耐えうる事業基盤の構築に向けて、当社の基盤である官庁海上工事のシェアアップ、民間及び官庁陸上工事の受注拡大、成長ドライバーであるケーブル敷設分野を中心とする洋上風力事業への取り組み促進、及び生産性の向上に努めております。
当第2四半期連結累計期間は、港湾を中心とするインフラ整備工事の受注及び施工に注力いたしました。繰越工事が前期と比較して減少したことにより、売上高は前年同四半期比21.6%減の349億77百万円、セグメント利益は前年同四半期比30.4%減の15億38百万円となりました。
[国内建築事業]
営業利益を安定的に確保するため、組織営業力とコスト競争力の強化、ストック市場への取り組み強化策としてReReC®への注力、及び生産性の向上に努めております。
当第2四半期連結累計期間は、工場、物流施設、事務所などの受注及び施工に注力いたしました。繰越工事が前期と比較して増加したこと及び手持工事が順調に進捗したことにより、売上高は前年同四半期比33.1%増の273億68百万円、セグメント利益は前年同四半期比95.2%増の11億12百万円となりました。
(ReReC®:Renewal、Renovation、Conversionの総称。)
[海外建設事業]
地域に根差した事業展開を継続し、顧客深耕や生産性の向上、現場力の強化に取り組み、事業量の拡大及び利益の安定的な確保に向けて基盤強化に努めております。
当第2四半期連結累計期間は、ケニアにおける手持工事が竣工し、フィリピンにおける手持工事も順調に進捗したことにより、売上高は前年同四半期比29.0%増の108億2百万円となりましたが、フィリピンにおいて過年度に完成した民間土木工事に瑕疵があり、補修見込額として7億20百万円を引当計上したことにより、セグメント利益は△3億96百万円となりました。
[不動産事業]
売上高は前年同四半期比5.2%減の2億25百万円、セグメント利益は前年同四半期比57.6%増の1億27百万円となりました。
[その他事業]
保険代理店業、物品の販売・リース事業などであり、売上高は前年同四半期比0.8%減の1億8百万円、セグメント利益は前年同四半期比30.8%増の18百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上などにより10億56百万円の収入超過となりました。(前年同四半期は163億38百万円の収入超過)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得などにより4億51百万円の支出超過となりました。(前年同四半期は5億65百万円の支出超過)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済及び配当金の支払などにより27億17百万円の支出超過となりました。(前年同四半期は79億76百万円の支出超過)
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、286億91百万円となりました。(前年同四半期末残高は、245億20百万円)
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略などについて重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、4億55百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
総資産は、現金預金、立替金の減少などから、前連結会計年度末に比べ35億46百万円減少し、1,320億36百万円となりました。
負債は、支払手形・工事未払金等の減少などから、前連結会計年度末に比べ35億67百万円減少し、621億14百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などから、前連結会計年度末に比べ21百万円増加し、699億21百万円となりました。
また、自己資本比率は前連結会計年度末の50.2%から1.4ポイント増加し、51.6%となりました。
②経営成績
当社グループでは、中期経営計画“Being a resilient company”の最終年度である当事業年度は、レジリエント企業の実現に向けた次のステップにつなげるために、基幹3事業である国内土木、国内建築、海外建設の各事業における重点施策を積み残しなく実行し、計画達成に向けて邁進しております。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期比0.6%減の734億81百万円となり、営業利益は前年同四半期比22.3%減の23億99百万円、経常利益は前年同四半期比21.3%減の23億81百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期比4.4%減の17億79百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
前第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 対前年同四半期 増減率(%) | ||
売上高 | 73,895 | 73,481 | △0.6 | |
国内土木事業 | 44,606 | 34,977 | △21.6 | |
国内建築事業 | 20,566 | 27,368 | 33.1 | |
海外建設事業 | 8,375 | 10,802 | 29.0 | |
不動産・その他 | 346 | 333 | △3.8 | |
営業利益または損失(△) | 3,087 | 2,399 | △22.3 | |
国内土木事業 | 2,210 | 1,538 | △30.4 | |
国内建築事業 | 569 | 1,112 | 95.2 | |
海外建設事業 | 212 | △396 | - | |
不動産・その他 | 94 | 145 | 53.7 | |
経常利益 | 3,026 | 2,381 | △21.3 | |
親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 1,861 | 1,779 | △4.4 |
[国内土木事業]
環境変化に耐えうる事業基盤の構築に向けて、当社の基盤である官庁海上工事のシェアアップ、民間及び官庁陸上工事の受注拡大、成長ドライバーであるケーブル敷設分野を中心とする洋上風力事業への取り組み促進、及び生産性の向上に努めております。
当第2四半期連結累計期間は、港湾を中心とするインフラ整備工事の受注及び施工に注力いたしました。繰越工事が前期と比較して減少したことにより、売上高は前年同四半期比21.6%減の349億77百万円、セグメント利益は前年同四半期比30.4%減の15億38百万円となりました。
[国内建築事業]
営業利益を安定的に確保するため、組織営業力とコスト競争力の強化、ストック市場への取り組み強化策としてReReC®への注力、及び生産性の向上に努めております。
当第2四半期連結累計期間は、工場、物流施設、事務所などの受注及び施工に注力いたしました。繰越工事が前期と比較して増加したこと及び手持工事が順調に進捗したことにより、売上高は前年同四半期比33.1%増の273億68百万円、セグメント利益は前年同四半期比95.2%増の11億12百万円となりました。
(ReReC®:Renewal、Renovation、Conversionの総称。)
[海外建設事業]
地域に根差した事業展開を継続し、顧客深耕や生産性の向上、現場力の強化に取り組み、事業量の拡大及び利益の安定的な確保に向けて基盤強化に努めております。
当第2四半期連結累計期間は、ケニアにおける手持工事が竣工し、フィリピンにおける手持工事も順調に進捗したことにより、売上高は前年同四半期比29.0%増の108億2百万円となりましたが、フィリピンにおいて過年度に完成した民間土木工事に瑕疵があり、補修見込額として7億20百万円を引当計上したことにより、セグメント利益は△3億96百万円となりました。
[不動産事業]
売上高は前年同四半期比5.2%減の2億25百万円、セグメント利益は前年同四半期比57.6%増の1億27百万円となりました。
[その他事業]
保険代理店業、物品の販売・リース事業などであり、売上高は前年同四半期比0.8%減の1億8百万円、セグメント利益は前年同四半期比30.8%増の18百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上などにより10億56百万円の収入超過となりました。(前年同四半期は163億38百万円の収入超過)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得などにより4億51百万円の支出超過となりました。(前年同四半期は5億65百万円の支出超過)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済及び配当金の支払などにより27億17百万円の支出超過となりました。(前年同四半期は79億76百万円の支出超過)
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、286億91百万円となりました。(前年同四半期末残高は、245億20百万円)
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略などについて重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、4億55百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について重要な変更はありません。