四半期報告書-第60期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が薄まりつつある中、コロナ禍で蓄積された過剰貯蓄や実質賃金の上昇が原資となる個人消費の回復や、これまで先送りにされてきた企業の設備投資の増加などが見込まれ、緩やかに回復しております。しかし、依然続くロシアによるウクライナに対する軍事侵攻、日米金利差の拡大による円安ドル高の進行など国内外ともに経済の先行きが不透明な状況となっております。
こうした情勢下において、売上高は840,921千円と前第2四半期連結累計期間と比べ1,269,137千円の減少(60.1%減)、営業損失は587,056千円(前第2四半期連結累計期間は営業利益92,421千円)、経常損失は606,064千円(前第2四半期連結累計期間は経常利益102,738千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は605,489千円(前第2四半期連結累計期間は親会社株主に帰属する四半期純利益54,535千円)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
Ⅰ 建設事業
当セグメントにおきましては、売上高は797,744千円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して1,270,470千円の減少(61.4%減)、セグメント損失(営業損失)は366,532千円(前第2四半期連結累計期間セグメント利益(営業利益)は263,347千円)となりました。
この主な要因は、これまで主要な取引先であった邦徳建設株式会社との新規の取引を停止したことに伴う、売上の減少及び、滞留債権の発生に伴い貸倒引当金繰入額を402,303千円計上したこと等によるものです。
Ⅱ コスメ衛生関連事業
当セグメントにおきましては、売上高は8,391千円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して7,171千円の減少(46.1%減)、セグメント損失(営業損失)は5,251千円(前第2四半期連結累計期間はセグメント利益(営業利益)899千円)となりました。
この主な要因は、新型コロナウイルス感染症が収束し、商品の需要が低下し販売数が伸び悩んだことが主な要因です。
Ⅲ その他の事業
その他の事業には株式会社絆ジャパンから譲受けた「アクア事業」を含んでおります。当セグメントにおきましては、売上高34,784千円(前第2四半期連結累計期間において当該事業の売上高はありません)。セグメント利益(営業利益)は15,382千円(前第2四半期連結累計期間はセグメント損失(営業損失)2,357千円)となりました。
この主な要因は、事業譲受により取得した、アクア事業の売上が加わったことによるものです。
なお、当該事業譲受に伴い、のれんが413,483千円増加しております。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は1,694,905千円となり、前連結会計年度末と比較して194,186千円の増加(12.9%増)となりました。
(資産)
流動資産は1,178,212千円となり、前連結会計年度末と比較して286,459千円の減少(19.6%減)となりました。この主な要因は、滞留債権に対する引当計上に伴う貸倒引当金396,525千円の増加等によるものであります。
固定資産は516,693千円となり、前連結会計年度末と比較して480,647千円の増加(1333.3%増加)となりました。この主な要因は、事業譲受によるのれん413,483千円の増加及び、事務所移転による建物及び構築物20,980千円の増加及び敷金等の増加47,883千円等によるものであります。
(負債)
流動負債は846,973千円となり、前連結会計年度末と比較して450,943千円の増加(113.9%増)となりました。この主な要因は、新規事業を行うための資金調達に伴う短期借入金600,000千円の増加等によるものであります。
固定負債は36,207千円となり、前連結会計年度末と比較して6,583千円の増加(22.2%増)となりました。特筆すべき増減はありません。
(純資産)
純資産は811,723千円となり、前連結会計年度末と比較して263,339千円の減少(24.5%減)となりました。この主な要因は、新株予約権行使に伴う資本金及び資本準備金の増加332,290千円、及び当期純損失605,489千円などによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は19,089千円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して47,350千円の減少(71.3%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは495,429千円の支出(前第2四半期連結累計期間は26,553千円の収入)となりました。
この主な要因は、滞留債権に対する貸倒引当金計上を含む当期純損失602,507千円(内貸倒引当金影響396,525千円)及び前期計上の法人税・消費税の納税126,567千円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは494,738千円の支出(前第2四半期連結累計期間は12,021千円の支出)となりました。
この主な要因は、新事業開始のため、のれん416,958千円の取得、事務所移転に伴う固定資産の増加及び敷金等の増加などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは942,150千円の収入(前第2四半期連結累計期間は40,013千円の支出)となりました。
この主な要因は、新規事業を行うための資金調達としての借入実行による収入600,000千円及び新株予約権行使による株式発行に伴う収入332,290千円などによるものであります。
(4)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間における生産、受注及び販売の実績の著しい変動の状況は主に以下のとおりであります。
(建設事業)
当セグメントにおきましては、第2四半期連結会計期間において主要な取引先であった、邦徳建設株式会社からの受注工事について、新規の受注を停止したため「(1)経営成績の状況」に記載のとおり販売実績が減少しております。
(コスメ衛生関連事業)
当セグメントにおきましては、新規の仕入を行っておりません。販売については「(1)経営成績の概況」に記載のとおりです。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が薄まりつつある中、コロナ禍で蓄積された過剰貯蓄や実質賃金の上昇が原資となる個人消費の回復や、これまで先送りにされてきた企業の設備投資の増加などが見込まれ、緩やかに回復しております。しかし、依然続くロシアによるウクライナに対する軍事侵攻、日米金利差の拡大による円安ドル高の進行など国内外ともに経済の先行きが不透明な状況となっております。
こうした情勢下において、売上高は840,921千円と前第2四半期連結累計期間と比べ1,269,137千円の減少(60.1%減)、営業損失は587,056千円(前第2四半期連結累計期間は営業利益92,421千円)、経常損失は606,064千円(前第2四半期連結累計期間は経常利益102,738千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は605,489千円(前第2四半期連結累計期間は親会社株主に帰属する四半期純利益54,535千円)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
Ⅰ 建設事業
当セグメントにおきましては、売上高は797,744千円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して1,270,470千円の減少(61.4%減)、セグメント損失(営業損失)は366,532千円(前第2四半期連結累計期間セグメント利益(営業利益)は263,347千円)となりました。
この主な要因は、これまで主要な取引先であった邦徳建設株式会社との新規の取引を停止したことに伴う、売上の減少及び、滞留債権の発生に伴い貸倒引当金繰入額を402,303千円計上したこと等によるものです。
Ⅱ コスメ衛生関連事業
当セグメントにおきましては、売上高は8,391千円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して7,171千円の減少(46.1%減)、セグメント損失(営業損失)は5,251千円(前第2四半期連結累計期間はセグメント利益(営業利益)899千円)となりました。
この主な要因は、新型コロナウイルス感染症が収束し、商品の需要が低下し販売数が伸び悩んだことが主な要因です。
Ⅲ その他の事業
その他の事業には株式会社絆ジャパンから譲受けた「アクア事業」を含んでおります。当セグメントにおきましては、売上高34,784千円(前第2四半期連結累計期間において当該事業の売上高はありません)。セグメント利益(営業利益)は15,382千円(前第2四半期連結累計期間はセグメント損失(営業損失)2,357千円)となりました。
この主な要因は、事業譲受により取得した、アクア事業の売上が加わったことによるものです。
なお、当該事業譲受に伴い、のれんが413,483千円増加しております。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は1,694,905千円となり、前連結会計年度末と比較して194,186千円の増加(12.9%増)となりました。
(資産)
流動資産は1,178,212千円となり、前連結会計年度末と比較して286,459千円の減少(19.6%減)となりました。この主な要因は、滞留債権に対する引当計上に伴う貸倒引当金396,525千円の増加等によるものであります。
固定資産は516,693千円となり、前連結会計年度末と比較して480,647千円の増加(1333.3%増加)となりました。この主な要因は、事業譲受によるのれん413,483千円の増加及び、事務所移転による建物及び構築物20,980千円の増加及び敷金等の増加47,883千円等によるものであります。
(負債)
流動負債は846,973千円となり、前連結会計年度末と比較して450,943千円の増加(113.9%増)となりました。この主な要因は、新規事業を行うための資金調達に伴う短期借入金600,000千円の増加等によるものであります。
固定負債は36,207千円となり、前連結会計年度末と比較して6,583千円の増加(22.2%増)となりました。特筆すべき増減はありません。
(純資産)
純資産は811,723千円となり、前連結会計年度末と比較して263,339千円の減少(24.5%減)となりました。この主な要因は、新株予約権行使に伴う資本金及び資本準備金の増加332,290千円、及び当期純損失605,489千円などによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は19,089千円となり、前第2四半期連結累計期間と比較して47,350千円の減少(71.3%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは495,429千円の支出(前第2四半期連結累計期間は26,553千円の収入)となりました。
この主な要因は、滞留債権に対する貸倒引当金計上を含む当期純損失602,507千円(内貸倒引当金影響396,525千円)及び前期計上の法人税・消費税の納税126,567千円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは494,738千円の支出(前第2四半期連結累計期間は12,021千円の支出)となりました。
この主な要因は、新事業開始のため、のれん416,958千円の取得、事務所移転に伴う固定資産の増加及び敷金等の増加などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは942,150千円の収入(前第2四半期連結累計期間は40,013千円の支出)となりました。
この主な要因は、新規事業を行うための資金調達としての借入実行による収入600,000千円及び新株予約権行使による株式発行に伴う収入332,290千円などによるものであります。
(4)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間における生産、受注及び販売の実績の著しい変動の状況は主に以下のとおりであります。
(建設事業)
当セグメントにおきましては、第2四半期連結会計期間において主要な取引先であった、邦徳建設株式会社からの受注工事について、新規の受注を停止したため「(1)経営成績の状況」に記載のとおり販売実績が減少しております。
(コスメ衛生関連事業)
当セグメントにおきましては、新規の仕入を行っておりません。販売については「(1)経営成績の概況」に記載のとおりです。