有価証券報告書-第69期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、個人消費も緩やかな回復基調が続いているものの、海外の政治動向や経済摩擦等による世界経済の不確実性のもとで、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの属する業界におきましても、企業の広告宣伝費抑制の動きが継続する中、企業間競争の更なる激化に伴う受注単価の下落など、厳しい経営環境が継続しております。
こうした情勢のもと、当社グループでは印刷需要の集中する首都圏・関西圏における印刷関連事業の営業活動強化を継続するとともに、四国圏内でも既存取引先に対する印刷需要の掘り起こしを図るなど業績確保に努めた結果、売上高は117億4千1百万円(前年同期比2.0%増)となりました。利益面では、前年同期に計上した緊急性の高い情報セキュリティ強化に関する費用は今期ありませんでしたが、昨年10月に稼働となりましたSEKI BLUE FACTORY(愛媛県伊予市)での水性フレキソ印刷加工事業にかかる費用の発生などにより、営業利益は2億5千9百万円(前年同期比16.8%減)、経常利益はシンジケートローンにかかる支払利息が増加したものの、株式市場の好調に伴う有価証券の利息収入が増加したことなどにより4億5千4百万円(前年同半期比3.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期は連結子会社に係るのれんの減損処理を減損損失として特別損失に計上いたしましたが、当連結会計年度はそれがないことなどにより、2億8千4百万円(前年同期比28.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。
イ 印刷関連事業
企業の広告宣伝費の抑制傾向が継続、印刷需要が低迷する中、顧客ニーズに沿った企画提案営業の強化に努めた結果、売上高は83億8千1百万円(前年同期比3.5%増)、水性フレキソ印刷加工事業にかかる費用の発生などにより、営業利益は2億1千8百万円(前年同期比19.6%減)となりました。
ロ 洋紙・板紙販売関連事業
印刷需要の低迷に伴う市況の悪化や競争激化の影響などにより、売上高は5億2千2百万円(前年同期比11.3%減)、営業利益は2百万円(前年同期比57.9%減)となりました。
ハ 出版・広告代理関連事業
既存メディアでの受注競争が激化する厳しい事業環境下、「LUNCH PASSPORT」アプリ版の拡販など業績確保に努めましたが、売上高は12億3千5百万円(前年同期比5.4%減)、営業利益は5百万円(前年同期比45.3%減)となりました。
ニ 美術館関連事業
セキ美術館では季節ごとに展示を入れ替えた所蔵品展を開催しております。売上高は2百万円(前年同期比10.3%増)、3千1百万円の営業損失(前年同期は2千9百万円の営業損失を計上)を計上しました。
ホ カタログ販売関連事業
オフィス関連用品通信販売業者に対する新規商品採用への積極的なアプローチやエージェントとして新規顧客開拓に努めた結果、売上高は15億9千8百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は6千3百万円(前年同期比16.8%増)となりました。
連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5億7千8百万円増加し、178億2千5百万円となりました。これは主にSEKI BLUE FACTORY(愛媛県伊予市)竣工に伴い、有形固定資産が63億9千4百万円と前連結会計年度末に比べ15億2千6百万円増加、その支払いなどにより現金および預金が50億5千4百万円と前連結会計年度末に比べ13億6千9百万円減少、その他流動資産(未収消費税等)が1億7千8百万円と前連結会計年度末に比べ1億7千8百万円増加、また投資有価証券が26億8千6百万円と前連結会計年度末に比べ4千2百万円増加したことなどによるものであります。
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ2億8千7百万円増加し、40億3千万円となりました。これは主に繰延税金負債が1億9千1百万円と前連結会計年度末に比べ1億8千1百万円増加したことなどによるものであります。
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ2億9千万円増加し、137億9千4百万円となりました。これは主に利益剰余金が111億3千万円と前連結会計年度末に比べ1億8千4百万円増加、その他有価証券評価差額金が2億8千8百万円と前連結会計年度末に比べ9千6百万円増加したことなどによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ13億6千9百万円減少し、31億8千1百万円となりました。
イ 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、前年同期と比べ1億6千8百万円減少し、4億4千4百万円となりました。資金の増加要因としては、税金等調整前当期純利益4億4千4百万円や減価償却費4億1千9百万円、減少要因としては、貸倒引当金の減額4億9千7百万円が主なものであります。
ロ 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、前年同期と比べ15億6千8百万円増加し、16億2千9百万円となりました。資金の増加要因としては、定期預金の払戻による収入18億6千2百万円や有価証券の売却による収入3億円、減少要因としては、定期預金の預入による支出18億6千2百万円や有形固定資産の取得による支出19億3千4百万円が主なものであります。
ハ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、1億8千3百万円となりました(前年同期は10億6千8百万円の資金増加)。資金の減少要因としては、親会社による配当金の支払額9千9百万円や長期借入金の返済による支出7千3百万円が主なものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
イ 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。
2 金額は販売価格により表示しております。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
ロ 受注状況
当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。
2 金額は販売価格により表示しております。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
ハ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高は印刷関連事業やカタログ販売関連事業での増収により117億4千1百万円(前年同期比2.0%増)となりました。売上総利益は30億7千7百万円(前年同期比2.1%増)となりました。売上総利益率は前年同期比0.02ポイント増加し26.2%となりました。営業利益は水性フレキソ印刷加工事業にかかる費用の発生などにより、営業利益は2億5千9百万円(前年同期比16.8%減)となりました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金は、主に製品製造に使用する原材料や商品販売における商品の調達に費やされており、製造費や販売費及び一般管理費に計上される財・サービスに対しても同様に費消されています。また、設備投資資金は、生産設備取得等生産体制の構築等に支出されております。これらの必要資金は、利益の計上、減価償却費等により生み出される内部資金により賄うことを基本方針としております。
当連結会計年度におきましては、水性フレキソ印刷加工事業における生産拠点としてSEKI BLUE FACTORYを竣工したこと等により、当連結会計年度末における当社グループの現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ13億6千9百万円減少し、31億8千1百万円となりました。
なお、キャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
イ 印刷関連事業
印刷関連事業における資産は、水性フレキソ印刷加工事業における生産拠点としてSEKI BLUE FACTORYを竣工したこと等により、前連結会計年度末に比べ16億8千8百万円増加し、68億4千5百万円となりました。
ロ 洋紙・板紙販売関連事業
洋紙・板紙販売関連事業における資産は、仕入のタイミングにより棚卸資産が増加したこと等により前連結会計年度末に比べ5百万円増加し、3億7千3百万円となりました。
ハ 出版・広告代理関連事業
出版・広告代理関連事業における資産は、投資有価証券の購入等により前連結会計年度末に比べ2千7百万円増加し、14億7千1百万円となりました。
ニ 美術館関連事業
美術館関連事業における資産は、美術品を購入したこと等により前連結会計年度末に比べ3千万円増加し15億5千7百万円となりました。
ホ カタログ販売関連事業
カタログ販売関連事業における資産は、売掛金が増加したこと等により前連結会計年度末に比べ2千8百万円増加し6億8千7百万円となりました。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、個人消費も緩やかな回復基調が続いているものの、海外の政治動向や経済摩擦等による世界経済の不確実性のもとで、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの属する業界におきましても、企業の広告宣伝費抑制の動きが継続する中、企業間競争の更なる激化に伴う受注単価の下落など、厳しい経営環境が継続しております。
こうした情勢のもと、当社グループでは印刷需要の集中する首都圏・関西圏における印刷関連事業の営業活動強化を継続するとともに、四国圏内でも既存取引先に対する印刷需要の掘り起こしを図るなど業績確保に努めた結果、売上高は117億4千1百万円(前年同期比2.0%増)となりました。利益面では、前年同期に計上した緊急性の高い情報セキュリティ強化に関する費用は今期ありませんでしたが、昨年10月に稼働となりましたSEKI BLUE FACTORY(愛媛県伊予市)での水性フレキソ印刷加工事業にかかる費用の発生などにより、営業利益は2億5千9百万円(前年同期比16.8%減)、経常利益はシンジケートローンにかかる支払利息が増加したものの、株式市場の好調に伴う有価証券の利息収入が増加したことなどにより4億5千4百万円(前年同半期比3.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期は連結子会社に係るのれんの減損処理を減損損失として特別損失に計上いたしましたが、当連結会計年度はそれがないことなどにより、2億8千4百万円(前年同期比28.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。
イ 印刷関連事業
企業の広告宣伝費の抑制傾向が継続、印刷需要が低迷する中、顧客ニーズに沿った企画提案営業の強化に努めた結果、売上高は83億8千1百万円(前年同期比3.5%増)、水性フレキソ印刷加工事業にかかる費用の発生などにより、営業利益は2億1千8百万円(前年同期比19.6%減)となりました。
ロ 洋紙・板紙販売関連事業
印刷需要の低迷に伴う市況の悪化や競争激化の影響などにより、売上高は5億2千2百万円(前年同期比11.3%減)、営業利益は2百万円(前年同期比57.9%減)となりました。
ハ 出版・広告代理関連事業
既存メディアでの受注競争が激化する厳しい事業環境下、「LUNCH PASSPORT」アプリ版の拡販など業績確保に努めましたが、売上高は12億3千5百万円(前年同期比5.4%減)、営業利益は5百万円(前年同期比45.3%減)となりました。
ニ 美術館関連事業
セキ美術館では季節ごとに展示を入れ替えた所蔵品展を開催しております。売上高は2百万円(前年同期比10.3%増)、3千1百万円の営業損失(前年同期は2千9百万円の営業損失を計上)を計上しました。
ホ カタログ販売関連事業
オフィス関連用品通信販売業者に対する新規商品採用への積極的なアプローチやエージェントとして新規顧客開拓に努めた結果、売上高は15億9千8百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は6千3百万円(前年同期比16.8%増)となりました。
連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5億7千8百万円増加し、178億2千5百万円となりました。これは主にSEKI BLUE FACTORY(愛媛県伊予市)竣工に伴い、有形固定資産が63億9千4百万円と前連結会計年度末に比べ15億2千6百万円増加、その支払いなどにより現金および預金が50億5千4百万円と前連結会計年度末に比べ13億6千9百万円減少、その他流動資産(未収消費税等)が1億7千8百万円と前連結会計年度末に比べ1億7千8百万円増加、また投資有価証券が26億8千6百万円と前連結会計年度末に比べ4千2百万円増加したことなどによるものであります。
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ2億8千7百万円増加し、40億3千万円となりました。これは主に繰延税金負債が1億9千1百万円と前連結会計年度末に比べ1億8千1百万円増加したことなどによるものであります。
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ2億9千万円増加し、137億9千4百万円となりました。これは主に利益剰余金が111億3千万円と前連結会計年度末に比べ1億8千4百万円増加、その他有価証券評価差額金が2億8千8百万円と前連結会計年度末に比べ9千6百万円増加したことなどによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ13億6千9百万円減少し、31億8千1百万円となりました。
イ 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、前年同期と比べ1億6千8百万円減少し、4億4千4百万円となりました。資金の増加要因としては、税金等調整前当期純利益4億4千4百万円や減価償却費4億1千9百万円、減少要因としては、貸倒引当金の減額4億9千7百万円が主なものであります。
ロ 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、前年同期と比べ15億6千8百万円増加し、16億2千9百万円となりました。資金の増加要因としては、定期預金の払戻による収入18億6千2百万円や有価証券の売却による収入3億円、減少要因としては、定期預金の預入による支出18億6千2百万円や有形固定資産の取得による支出19億3千4百万円が主なものであります。
ハ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、1億8千3百万円となりました(前年同期は10億6千8百万円の資金増加)。資金の減少要因としては、親会社による配当金の支払額9千9百万円や長期借入金の返済による支出7千3百万円が主なものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
イ 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| 区分 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 印刷関連事業 | 8,543,043 | 104.3 |
| 出版・広告代理関連事業(出版物) | 154,291 | 107.3 |
| 合計 | 8,697,334 | 104.4 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。
2 金額は販売価格により表示しております。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
ロ 受注状況
当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| 区分 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) |
| 印刷関連事業 | 10,724,644 | 117.0 |
| 合計 | 10,724,644 | 117.0 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。
2 金額は販売価格により表示しております。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
ハ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| 区分 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 印刷関連事業 | 8,381,680 | 103.55 |
| 洋紙・板紙販売関連事業 | 522,427 | 88.67 |
| 出版・広告代理関連事業 | 1,235,886 | 94.63 |
| 美術館関連事業 | 2,873 | 110.25 |
| カタログ販売関連事業 | 1,598,334 | 105.55 |
| 合計 | 11,741,202 | 102.04 |
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 販売高(千円) | 割合(%) | 販売高(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社読売新聞大阪本社 | 2,235,549 | 19.43 | 2,233,634 | 19.02 |
| アスクル株式会社 | 1,146,200 | 9.96 | 1,219,384 | 10.39 |
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高は印刷関連事業やカタログ販売関連事業での増収により117億4千1百万円(前年同期比2.0%増)となりました。売上総利益は30億7千7百万円(前年同期比2.1%増)となりました。売上総利益率は前年同期比0.02ポイント増加し26.2%となりました。営業利益は水性フレキソ印刷加工事業にかかる費用の発生などにより、営業利益は2億5千9百万円(前年同期比16.8%減)となりました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金は、主に製品製造に使用する原材料や商品販売における商品の調達に費やされており、製造費や販売費及び一般管理費に計上される財・サービスに対しても同様に費消されています。また、設備投資資金は、生産設備取得等生産体制の構築等に支出されております。これらの必要資金は、利益の計上、減価償却費等により生み出される内部資金により賄うことを基本方針としております。
当連結会計年度におきましては、水性フレキソ印刷加工事業における生産拠点としてSEKI BLUE FACTORYを竣工したこと等により、当連結会計年度末における当社グループの現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ13億6千9百万円減少し、31億8千1百万円となりました。
なお、キャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
イ 印刷関連事業
印刷関連事業における資産は、水性フレキソ印刷加工事業における生産拠点としてSEKI BLUE FACTORYを竣工したこと等により、前連結会計年度末に比べ16億8千8百万円増加し、68億4千5百万円となりました。
ロ 洋紙・板紙販売関連事業
洋紙・板紙販売関連事業における資産は、仕入のタイミングにより棚卸資産が増加したこと等により前連結会計年度末に比べ5百万円増加し、3億7千3百万円となりました。
ハ 出版・広告代理関連事業
出版・広告代理関連事業における資産は、投資有価証券の購入等により前連結会計年度末に比べ2千7百万円増加し、14億7千1百万円となりました。
ニ 美術館関連事業
美術館関連事業における資産は、美術品を購入したこと等により前連結会計年度末に比べ3千万円増加し15億5千7百万円となりました。
ホ カタログ販売関連事業
カタログ販売関連事業における資産は、売掛金が増加したこと等により前連結会計年度末に比べ2千8百万円増加し6億8千7百万円となりました。