四半期報告書-第128期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、米国では個人消費が拡大し景気回復が続きましたが、欧州では輸出の停滞などから低成長となり、中国では金融引き締めや米中貿易摩擦の影響で減速傾向となりました。日本経済は、国内需要に牽引され緩やかな回復基調でした。
当社グループを取り巻く経営環境については、半導体においては市場が拡大してきましたが、夏場以降、スマートフォン向けの伸び悩みや米中貿易摩擦に伴う景気不透明感から需要が減速いたしました。自動車においては、堅調な米国や日本に対し、欧州では新しい燃費試験導入の影響、中国でも景気先行き懸念から販売が落ち込みました。国内の住宅着工件数は横ばいでした。
当社グループはこのような経営環境のなか、CS(顧客満足)最優先を基本とし、積極的な社内外の連携や協業を行うとともに、「One Sumibe」の全社活動を実践することで顧客の深耕を進めています。プラスチックの可能性を広げ、未来に夢を提供する会社を目指して、次の3つの基本戦略を掲げ、事業規模の拡大に取り組んでまいりました。
①新製品の早期立ち上げ、創生
②成長分野の収益力強化、規模拡大
③既存事業の再生、事業転換
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は、主に販売数量が増加したことにより、1,631億12百万円と、前年同期比で2.8%、44億53百万円の増収となりました。利益につきましては、事業利益は、原料価格の上昇などがあり前年同期比6.8%減の144億86百万円となり、営業利益は、前年同期比で7.2%減の140億41百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比で8.7%減の107億85百万円となりました。
(セグメント別販売状況)
① 半導体関連材料
[売上収益 38,305百万円(前年同期比 1.5%減)、事業利益 6,820百万円(同 5.0%減)]
半導体封止用エポキシ樹脂成形材料は、当第3四半期累計期間の前半までは中国市場を始め販売数量が増加していましたが、秋口以降に顧客で在庫調整の動きがあり、売上収益は減少しました。感光性ウェハーコート用液状樹脂および半導体用液状樹脂では、売上収益は横ばいでした。
②高機能プラスチック
[売上収益 71,252百万円(前年同期比 3.9%増)、事業利益 5,272百万円(同 13.2%減)]
フェノール樹脂成形材料は、中国の電子部品向けや米国の自動車向けのほか、長繊維材料がシェール油井採掘部品向けに販売数量が増え、売上収益が増加しました。工業用フェノール樹脂は、北米の自動車部品向けの増加や原料高に伴う売価是正により、売上収益は増加しました。
航空機内装部品や自動車部品用成形品では、新規の受注を獲得し売上収益が増加しました。
銅張積層板は、原料高に伴う売価是正を行いましたが、販売数量が減少し売上収益は減少しました。
一方、売価是正を超える原料価格の上昇などのため事業利益は減少しました。
③クオリティオブライフ関連製品
[売上収益 52,986百万円(前年同期比 4.6%増)、事業利益 4,462百万円(同 0.7%増)]
医療機器製品では、既存分野の増加に加え、品揃えを強化した血管内治療や内視鏡治療の分野の海外向けを含む拡販により売上収益が増加しました。
ビニル樹脂シートおよび複合シートでは、売上収益は横ばいでした。医薬品包装用途や食品包装用途が増加した一方で、産業用用途のカバーテープやダイシングフィルムで顧客の在庫調整があり減少しました。鮮度保持フィルム「P-プラス®」は、カット野菜向けやキノコ向け等が順調に推移し、売上収益が増加しました。
ポリカーボネート樹脂板および塩化ビニル樹脂板では、建装材やサンレンズ用偏光板が増加し売上収益は増加しました。
防水関連製品では、マンションや蓄熱槽などの建築物向けが増加しましたが、新築住宅向けが減少し、売上収益は横ばいでした。
(2) 財政状態の状況
①資産の部
資産合計は、前連結会計年度末に比べ44億22百万円増加し、2,766億69百万円となりました。
これは主に、「棚卸資産」が23億83百万円、「営業債権及びその他の債権」が19億60百万円増加したことによるものであります。
②負債の部
負債合計は、前連結会計年度末に比べ21億20百万円減少し、998億65百万円となりました。
これは主に、「借入金」が14億66百万円、「繰延税金負債」が4億13百万円減少したことによるものであります。
③資本の部
資本合計は、前連結会計年度末に比べ65億41百万円増加し、1,768億3百万円となりました。
これは主に、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を107億85百万円計上した一方で、「その他の資本の構成要素」が10億52百万円減少したことに加え、配当金の支払31億77百万円があったことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末の現金および現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ4億15百万円減少し、561億44百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により得られた資金は138億69百万円となりました。
これは主に、税引前四半期利益および減価償却費の計上による収入と、法人所得税の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると3億8百万円の収入の減少となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動に用いた資金は94億62百万円となりました。
これは主に、有形固定資産および投資有価証券の取得による支出の結果であります。前年同期と比べると9億99百万円の支出の増加となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動に用いた資金は53億87百万円となりました。
これは主に、コマーシャル・ペーパーの減少、配当金の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると43億22百万円の支出の増加となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は77億4百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績等の状況
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、米国では個人消費が拡大し景気回復が続きましたが、欧州では輸出の停滞などから低成長となり、中国では金融引き締めや米中貿易摩擦の影響で減速傾向となりました。日本経済は、国内需要に牽引され緩やかな回復基調でした。
当社グループを取り巻く経営環境については、半導体においては市場が拡大してきましたが、夏場以降、スマートフォン向けの伸び悩みや米中貿易摩擦に伴う景気不透明感から需要が減速いたしました。自動車においては、堅調な米国や日本に対し、欧州では新しい燃費試験導入の影響、中国でも景気先行き懸念から販売が落ち込みました。国内の住宅着工件数は横ばいでした。
当社グループはこのような経営環境のなか、CS(顧客満足)最優先を基本とし、積極的な社内外の連携や協業を行うとともに、「One Sumibe」の全社活動を実践することで顧客の深耕を進めています。プラスチックの可能性を広げ、未来に夢を提供する会社を目指して、次の3つの基本戦略を掲げ、事業規模の拡大に取り組んでまいりました。
①新製品の早期立ち上げ、創生
②成長分野の収益力強化、規模拡大
③既存事業の再生、事業転換
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は、主に販売数量が増加したことにより、1,631億12百万円と、前年同期比で2.8%、44億53百万円の増収となりました。利益につきましては、事業利益は、原料価格の上昇などがあり前年同期比6.8%減の144億86百万円となり、営業利益は、前年同期比で7.2%減の140億41百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比で8.7%減の107億85百万円となりました。
(セグメント別販売状況)
① 半導体関連材料
[売上収益 38,305百万円(前年同期比 1.5%減)、事業利益 6,820百万円(同 5.0%減)]
半導体封止用エポキシ樹脂成形材料は、当第3四半期累計期間の前半までは中国市場を始め販売数量が増加していましたが、秋口以降に顧客で在庫調整の動きがあり、売上収益は減少しました。感光性ウェハーコート用液状樹脂および半導体用液状樹脂では、売上収益は横ばいでした。
②高機能プラスチック
[売上収益 71,252百万円(前年同期比 3.9%増)、事業利益 5,272百万円(同 13.2%減)]
フェノール樹脂成形材料は、中国の電子部品向けや米国の自動車向けのほか、長繊維材料がシェール油井採掘部品向けに販売数量が増え、売上収益が増加しました。工業用フェノール樹脂は、北米の自動車部品向けの増加や原料高に伴う売価是正により、売上収益は増加しました。
航空機内装部品や自動車部品用成形品では、新規の受注を獲得し売上収益が増加しました。
銅張積層板は、原料高に伴う売価是正を行いましたが、販売数量が減少し売上収益は減少しました。
一方、売価是正を超える原料価格の上昇などのため事業利益は減少しました。
③クオリティオブライフ関連製品
[売上収益 52,986百万円(前年同期比 4.6%増)、事業利益 4,462百万円(同 0.7%増)]
医療機器製品では、既存分野の増加に加え、品揃えを強化した血管内治療や内視鏡治療の分野の海外向けを含む拡販により売上収益が増加しました。
ビニル樹脂シートおよび複合シートでは、売上収益は横ばいでした。医薬品包装用途や食品包装用途が増加した一方で、産業用用途のカバーテープやダイシングフィルムで顧客の在庫調整があり減少しました。鮮度保持フィルム「P-プラス®」は、カット野菜向けやキノコ向け等が順調に推移し、売上収益が増加しました。
ポリカーボネート樹脂板および塩化ビニル樹脂板では、建装材やサンレンズ用偏光板が増加し売上収益は増加しました。
防水関連製品では、マンションや蓄熱槽などの建築物向けが増加しましたが、新築住宅向けが減少し、売上収益は横ばいでした。
(2) 財政状態の状況
①資産の部
資産合計は、前連結会計年度末に比べ44億22百万円増加し、2,766億69百万円となりました。
これは主に、「棚卸資産」が23億83百万円、「営業債権及びその他の債権」が19億60百万円増加したことによるものであります。
②負債の部
負債合計は、前連結会計年度末に比べ21億20百万円減少し、998億65百万円となりました。
これは主に、「借入金」が14億66百万円、「繰延税金負債」が4億13百万円減少したことによるものであります。
③資本の部
資本合計は、前連結会計年度末に比べ65億41百万円増加し、1,768億3百万円となりました。
これは主に、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を107億85百万円計上した一方で、「その他の資本の構成要素」が10億52百万円減少したことに加え、配当金の支払31億77百万円があったことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末の現金および現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ4億15百万円減少し、561億44百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により得られた資金は138億69百万円となりました。
これは主に、税引前四半期利益および減価償却費の計上による収入と、法人所得税の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると3億8百万円の収入の減少となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動に用いた資金は94億62百万円となりました。
これは主に、有形固定資産および投資有価証券の取得による支出の結果であります。前年同期と比べると9億99百万円の支出の増加となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動に用いた資金は53億87百万円となりました。
これは主に、コマーシャル・ペーパーの減少、配当金の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると43億22百万円の支出の増加となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は77億4百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。