四半期報告書-第132期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 11:07
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況
当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日)における経済環境は、新型コロナウイルス感染者数が世界的に減少傾向を示すなか防疫と経済活動の両立が進みました。一方で、ウクライナ情勢の長期化や中国のゼロコロナ政策によるロックダウンなどの影響により資源価格の高騰や供給網の混乱は当期も継続しました。また米国の金利上昇による急速な円安・ドル高が進行しました。
この様な情勢のもと、当社グループの売上収益は、前年同期と比べ14.5%増(以下の比率はこれに同じ)の717億33百万円となりました。損益につきましては、事業利益は、2.8%増の68億55百万円、営業利益は、2.3%増の67億32百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、10.2%減の47億11百万円となりました。
(セグメント別販売状況)
① 半導体関連材料
[売上収益 21,248百万円(前年同期比 21.6%増)、事業利益 4,539百万円(同 22.5%増)]
半導体封止用エポキシ樹脂成形材料は、パソコンや中国製スマートフォンなど民生用の需要が減少する一方で、車載向けの復調や活発なデータセンター投資などにより半導体の需要は増加が継続したこと、原料価格上昇に伴う価格改定を実施したこと、円安が進行したことにより売上収益は増加しました。
感光性ウェハーコート用液状樹脂は、主要用途であるメモリー需要が好調で売上収益は増加しました。
半導体用ダイボンディングペーストは、顧客での在庫調整により売上収益は前年同期並みで推移しました。
半導体パッケージ基板材料「LαZ®」シリーズは、中国市場のスマートフォン需要が減少したことで売上収益は減少しました。
② 高機能プラスチック
[売上収益 25,889百万円(前年同期比 12.0%増)、事業利益 1,127百万円(同 44.0%減)]
工業用フェノール樹脂およびフェノール樹脂成形材料は、世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱により自動車生産台数が減少したため自動車用途向けは販売数量が減少しました。また中国でのロックダウンなどにより電子部品向けも販売数量が減少しました。一方で原料価格上昇に伴う価格改定を実施したこと、円安が進行したことにより売上収益は増加しました。
銅張積層板は、原料価格上昇に伴う価格改定を実施したこと、円安が進行したことにより売上収益は増加しました。
航空機内装部品は、主要顧客である米国航空機メーカーの販売不振継続の影響を受けましたが、円安が進行したことにより売上収益は増加しました。
③ クオリティオブライフ関連製品
[売上収益 24,424百万円(前年同期比 11.4%増)、事業利益 2,042百万円(同 11.7%増)]
医療機器製品は、北米ではコロナ禍からの回復や新規顧客の開拓により出荷が好調に推移したこと、台湾では高付加価値品である白血球除去フィルター付き血液バッグの供給を開始したこと、国内では手術件数の回復や新製品の胆管ステントの販売が伸長したことにより売上収益は増加しました。
バイオ関連製品は、3次元培養器など創薬や再生医療研究で使われる高機能細胞培養器材の販売が国内外で増加したこと、急性膵炎や骨粗鬆症など非感染症領域の診断薬の販売が好調であったことから売上収益は増加しました。
ビニル樹脂シートおよび複合シートは、医薬品包装用途ではジェネリック医薬品メーカー向けの販売が好調に推移したこと、食品包装用途では既存品の回復に加えバイオマス原料を積層した環境対応製品の販売が好調に推移したことにより売上収益は増加しました。
ポリカーボネート樹脂板および塩化ビニル樹脂板は、医療関連機器や工業用搬送機の外装材等は好調に推移しましたが、印刷材やサイン・店装用途はコロナ影響による需要低迷により売上収益は減少しました。
防水関連製品は、住宅新築向け屋根防水および蓄熱層断熱防水の受注増加により売上収益は増加しました。
(2) 財政状態の状況
①資産の部
資産合計は、前連結会計年度末に比べ64億59百万円増加し、3,772億95百万円となりました。
主な増減は、棚卸資産および有形固定資産の増加と、現金及び現金同等物の減少であります。
②負債の部
負債合計は、前連結会計年度末に比べ83億75百万円減少し、1,303億26百万円となりました。
主な増減は、コマーシャル・ペーパーの償還による減少であります。
③資本の部
資本合計は、前連結会計年度末に比べ148億33百万円増加し、2,469億69百万円となりました。
主な増減は、四半期利益の計上および為替変動影響による増加と、配当金の支払による減少であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末の現金および現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ95億43百万円減少し、996億73百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により得られた資金は30億60百万円となりました。
これは主に、税引前四半期利益および減価償却費の計上による収入と、棚卸資産の増加による支出の結果であります。前年同期と比べると32億14百万円の収入の減少となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動に用いた資金は50億46百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出と、定期預金の預入による支出の結果であります。前年同期と比べると21億46百万円の支出の増加となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動に用いた資金は145億10百万円となりました。
これは主に、コマーシャル・ペーパーの償還による支出と、配当金の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると100億1百万円の支出の増加となりました。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について、重要な変更はありません。重要な会計上の見積りについては、「第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積りおよび見積りを伴う判断」に記載のとおりであります。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は28億50百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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