四半期報告書-第128期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/14 9:55
【資料】
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【項目】
14項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、米国では個人消費の拡大により景気回復が持続し、欧州でも堅調に推移しました。中国では経済成長が続きましたが、金融引き締めや米中貿易摩擦の影響で減速傾向となっています。日本経済は、雇用環境が改善し設備投資も増加し、緩やかな回復基調でした。
当社グループを取り巻く経営環境ですが、半導体においては、メモリー向けを始めとして市場が拡大しました。自動車においては、米国では小型トラック販売は好調でしたが全体では前年同期なみで、欧州や中国でも横ばいでした。一方で国内の自動車販売台数は、軽自動車は増加しましたが、普通・小型車は減少しました。国内の住宅着工件数は横ばいでした。
当社グループはこのような経営環境のなか、CS(顧客満足)最優先のもと、積極的な社内外の連携や協業を推進するとともに、「One Sumibe」の全社活動を実践することで顧客の深耕を進めています。基本戦略として次の3つを掲げ、プラスチックの可能性を広げるニッチ&トップシェアの高機能性製品で、事業規模の拡大に取り組んでまいりました。
①新製品の早期立ち上げ、創生
②成長分野の収益力強化、規模拡大
③既存事業の再生、事業転換
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は、主に販売数量が増加したことにより、1,083億39百万円と、前年同期比で3.3%、34億77百万円の増収となりました。損益につきましては、事業利益は、原料価格の上昇などがあり前年同期比6.8%減の95億1百万円となり、営業利益は、前年同期比で8.5%減の91億34百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比で8.1%減の69億84百万円となりました。
(セグメント別販売状況)
① 半導体関連材料
[売上収益 26,127百万円(前年同期比 1.8%増)、事業利益 4,846百万円(同 4.5%増)]
半導体封止用エポキシ樹脂成形材料は、中国市場では販売数量が増加したものの、民生用の用途で在庫調整の動きがあり、売上収益は横ばいでした。感光性ウェハーコート用液状樹脂および半導体用液状樹脂でも、売上収益は横ばいでした。
②高機能プラスチック
[売上収益 47,712百万円(前年同期比 4.5%増)、事業利益 3,591百万円(同 12.9%減)]
フェノール樹脂成形材料は、欧米の自動車部品向けや中国の電子部品向けの寄与により、販売数量と売上収益がともに増加しました。工業用フェノール樹脂は、北米の自動車部品向けでの増加および原料高に伴う売価是正もあり、売上収益は増加しました。
航空機内装部品は、新規の受注の獲得により売上収益が増加しました。
銅張積層板は、原料高に伴う売価是正を行いましたが、販売数量が減少し売上収益は横ばいでした。
③クオリティオブライフ関連製品
[売上収益 34,142百万円(前年同期比 2.8%増)、事業利益 2,463百万円(同 12.1%減)]
医療機器製品では、既存分野の増加に加え、品揃えを強化した血管内治療や内視鏡治療の分野の拡販により売上収益が増加しました。
ビニル樹脂シートおよび複合シートでは、売上収益は横ばいでした。医薬品包装用途ではジェネリック医薬品向けで受注が増えましたが、産業用用途のカバーテープやダイシングフィルムで顧客の在庫調整があり減少しました。鮮度保持フィルム「P-プラス®」は、産地野菜向けなどで新規採用があり、売上収益が増加しました。
ポリカーボネート樹脂板および塩化ビニル樹脂板では、建装材向けの増加により売上収益は増加しました。
防水関連製品は、新築住宅向けが減少しましたが、マンションや蓄熱槽など建築物向けが増加し、売上収益は横ばいでした。
(2) 財政状態の状況
①資産の部
資産合計は、前連結会計年度末に比べ107億48百万円増加し、2,829億95百万円となりました。
これは主に、「その他の金融資産」が30億23百万円、「現金及び現金同等物」が24億1百万円、および「有形固定資産」が20億69百万円増加したことによるものであります。
②負債の部
負債合計は、前連結会計年度末に比べ4億1百万円増加し、1,023億86百万円となりました。
これは主に、「借入金」が12億99百万円減少した一方で、「営業債務及びその他の債務」が11億60百万円、「繰延税金負債」が7億90百万円増加したことによるものであります。
③資本の部
資本合計は、前連結会計年度末に比べ103億48百万円増加し、1,806億10百万円となりました。
これは主に、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を69億84百万円計上したことに加え、「その他の資本の構成要素」が47億59百万円増加した一方で、配当金の支払14億12百万円があったことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金および現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ24億1百万円増加し、589億61百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により得られた資金は103億40百万円となりました。
これは主に、税引前四半期利益および減価償却費の計上による収入と、法人所得税の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると8億56百万円の収入の増加となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動に用いた資金は58億54百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出の結果であります。前年同期と比べると3億53百万円の支出の増加となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動に用いた資金は37億53百万円となりました。
これは主に、コマーシャル・ペーパーの減少、配当金の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると31億12百万円の支出の増加となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は51億52百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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