四半期報告書-第128期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/08 10:10
【資料】
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【項目】
13項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況
当第1四半期の世界経済は、米国では減税の後押しにより個人消費が伸び、欧州では雇用環境の改善を背景に底堅く推移し、中国でも民間需要に支えられ成長を維持しています。日本経済も設備投資や輸出が増加し、緩やかな回復基調が続きました。
当社グループを取り巻く経営環境は、半導体においては、メモリー向けを始めとして市場の成長が続いています。自動車においては、米国では小型トラックの販売が好調で、欧州や中国でも堅調でした。一方で国内の自動車販売台数は、軽自動車は増加しましたが、普通・小型車は減少しました。国内の住宅着工件数は横ばいでした。
当社グループはこのような経営環境のなか、CS(顧客満足)最優先のもと、積極的な社内外の連携や協業を推進するとともに、「One Sumibe」の全社活動を実践することで顧客の深耕を進めています。さらに中長期的な企業価値の向上に向け、基本戦略として次の3つを掲げて取り組んでおります。
①新製品の早期立ち上げ、創生
②成長分野の収益力強化、規模拡大
③既存事業の再生、事業転換
この結果、当第1四半期の売上収益は、主に販売数量が増加したことにより、544億59百万円と、前年同期比で3.5%、18億50百万円の増収となりました。損益につきましては、事業利益は、原料価格の上昇を受け0.5%減の52億88百万円となり、営業利益は、前年同期比で0.3%増の52億34百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比で0.6%減の40億82百万円となりました。
(セグメント別販売状況)
① 半導体関連材料
[売上収益 13,078百万円(前年同期比 3.0%増)、事業利益 2,498百万円(同 7.8%増)]
半導体封止用エポキシ樹脂成形材料は、売上収益が増加しました。中国市場の民生用を始めとして販売数量が増加しました。感光性ウェハーコート用液状樹脂および半導体用液状樹脂でも、数量増により売上収益が増加しました。
②高機能プラスチック
[売上収益 24,231百万円(前年同期比 4.3%増)、事業利益 2,223百万円(同 4.0%減)]
フェノール樹脂成形材料は、欧米の自動車部品向けや中国の電子部品向けで数量が増加し、売上収益が増加しました。工業用フェノール樹脂は、欧米での自動車向けが好調で、原料高に伴う売価是正も加わり、売上収益は増加しました。
航空機内装部品は、新規の受注を獲得し売上収益が増加しました。
銅張積層板は、車載向けは堅調でしたが、顧客の在庫調整があり売上収益は横ばいでした。
③クオリティオブライフ関連製品
[売上収益 16,994百万円(前年同期比 2.8%増)、事業利益 1,281百万円(同 5.4%減)]
医療機器製品では、売上収益が増加しました。既存分野に加えて、品揃えを強化した血管内治療や内視鏡治療の分野も伸長しました。
ビニル樹脂シートおよび複合シートでは、医薬品包装用途、産業用用途、食品包装用途の各分野とも売上収益は横ばいでした。鮮度保持フィルム「P-プラス®」は、カット野菜向け等で採用を増やし、売上収益が増加しました。
ポリカーボネート樹脂板および塩化ビニル樹脂板では、建装材向けが増加し売上収益は増加しました。
防水関連製品は、新築住宅向けが減少しましたが、蓄熱槽など建築物向けが増加し売上収益は横ばいでした。
(2) 財政状態の状況
①資産の部
資産合計は、前連結会計年度末に比べ30億46百万円増加し、2,752億93百万円となりました。
これは主に、「営業債権及びその他の債権」が20億10百万円、「その他の金融資産」が13億49百万円増加したことによるものであります。
②負債の部
負債合計は、前連結会計年度末に比べ11億94百万円減少し、1,007億91百万円となりました。
これは主に、「営業債務及びその他の債務」が6億25百万円、「借入金」が5億5百万円減少したことによるものであります。
③資本の部
資本合計は、前連結会計年度末に比べ42億40百万円増加し、1,745億2百万円となりました。
これは主に、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を40億82百万円計上したことに加え、「その他の資本の構成要素」が16億35百万円増加した一方で、配当金の支払14億12百万円があったことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末の現金および現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ10億76百万円減少し、554億84百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により得られた資金は32億57百万円となりました。
これは主に、税引前四半期利益および減価償却費の計上による収入と、営業債権及びその他の債権の増加、法人所得税の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると7億86百万円の収入の減少となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動に用いた資金は25億58百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出の結果であります。前年同期と比べると3億8百万円の支出の増加となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動に用いた資金は25億81百万円となりました。
これは主に、コマーシャル・ペーパーの減少、配当金の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると21億93百万円の支出の増加となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は25億53百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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