四半期報告書-第132期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)

【提出】
2023/02/08 9:32
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況
当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)における経済環境は、ウクライナ情勢の長期化による資源価格の高騰、中国における新型コロナウイルスの新規感染者増加による景況悪化などがみられました。また為替相場は昨年秋に記録的な円安・ドル高となったのち、一転、年末にかけて円高が進みました。
このような情勢のもと、当社グループの売上収益は、円安為替評価による海外売上の増加に加え、原材料価格高騰に対応して販売価格改定などに努めた結果、前年同期と比べ10.6%増(以下の比率はこれに同じ)の2,166億49百万円となりました。損益につきましては、半導体関連材料および高機能プラスチック製品の市況悪化に加え、エネルギーコストの高騰などにより、事業利益は4.2%減の203億8百万円、営業利益は4.6%減の200億13百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は0.1%増の161億55百万円となりました。
(セグメント別販売状況)
① 半導体関連材料
[売上収益 61,534百万円(前年同期比 9.0%増)、事業利益 12,688百万円(同 0.3%減)]
主力の半導体封止用エポキシ樹脂成形材料は、前年度好調だったパソコンやスマートフォンなど民生向けの需要が冷え込み、在庫調整局面が続いていることから販売数量は減少しました。売上収益については原料価格上昇に伴う価格改定と円安影響により増加しました。
感光性ウェハーコート用液状樹脂は、主要用途であるメモリー需要が堅調に推移しており、販売数量、売上収益ともに増加しました。
半導体用ダイボンディングペーストは、民生用途の需要減少、顧客での在庫調整が長期化し、売上収益は前年同期を下回りました。
半導体パッケージ基板材料「LαZ®」シリーズは、中国市場のスマートフォン需要が低迷したことで売上収益は減少しました。
② 高機能プラスチック
[売上収益 77,040百万円(前年同期比 13.2%増)、事業利益 2,889百万円(同 38.7%減)]
工業用フェノール樹脂およびフェノール樹脂成形材料は、中国での新型コロナウイルス感染者数増加による生産・消費活動の停滞影響で販売数量が大幅に減少しました。原料価格上昇に対応して製品価格の改定に努めたこと、円安が進行したことにより売上収益は増加しましたが、販売数量の減少分をカバーできず事業利益は前年同期を大きく下回りました。
銅張積層板は、車載向けの販売数量は減少しましたが、エアコン用、LED照明用基板の販売好調と円安効果により売上収益は増加しました。
航空機内装部品は、航空旅客輸送量の回復を背景に販売数量、売上収益ともに増加しました。また、事業構造の改善に取り組んだ結果、収益力も大幅に向上しました。
③ クオリティオブライフ関連製品
[売上収益 77,548百万円(前年同期比 9.3%増)、事業利益 7,455百万円(同 18.2%増)]
医療機器製品は、国内市場向けは病院向け、企業向けとも手術症例数の減少により販売実績は前年同期並みでしたが、北米向けの採血キット、アジア向けの血液バッグなど輸出販売が好調なことから、売上収益は大幅に増加しました。バイオ関連製品は、輸出販売が好調で売上収益は前年同期を上回りました。
ビニル樹脂シートおよび複合シートは、産業用途が中国市場の景気低迷を受けて販売数量が減少しましたが、医薬品包装用途、食品包装用途は好調を継続し売上収益は前年同期比で増加しました。
ポリカーボネート樹脂板および塩化ビニル樹脂板は、主要な用途である店舗用サイン・ディスプレイ、建材用途およびサングラス用の偏光板用途で需要回復が遅れており、売上収益は前年同期比で横ばいでした。
防水関連製品は、新築住宅向け屋根防水工事を中心に需要が回復基調で売上収益は増加しました。
(2) 財政状態の状況
①資産の部
資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億35百万円減少し、3,707億1百万円となりました。
主な増減は、現金及び現金同等物の減少と、棚卸資産および営業債権の増加であります。
②負債の部
負債合計は、前連結会計年度末に比べ173億46百万円減少し、1,213億55百万円となりました。
主な増減は、コマーシャル・ペーパーの償還による減少であります。
③資本の部
資本合計は、前連結会計年度末に比べ172億11百万円増加し、2,493億46百万円となりました。
主な増減は、四半期利益の計上および為替変動影響による増加と、配当金の支払による減少であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末の現金および現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ186億19百万円減少し、905億98百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により得られた資金は118億50百万円となりました。
これは主に、税引前四半期利益および減価償却費の計上による収入と、棚卸資産の増加による支出の結果であります。前年同期と比べると49億3百万円の収入の減少となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動に用いた資金は127億15百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出の結果であります。前年同期と比べると54億46百万円の支出の増加となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動に用いた資金は222億85百万円となりました。
これは主に、コマーシャル・ペーパーの償還による支出と、配当金の支払による支出の結果であります。前年同期と比べると38億3百万円の支出の増加となりました。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定につい て、重要な変更はありません。重要な会計上の見積りについては、「第4 経理の状況 要約四半期連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積りおよび見積りを伴う判断」に記載のとおりであります。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は86億86百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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