四半期報告書-第16期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当第1四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
[財政状態]
当第1四半期連結累計期間において、2020年1月に買収したAudentes社の取得資産と引受負債の公正価値を修正したことにより前連結会計年度末の連結財政状態計算書を遡及修正しています。その結果、遡及修正前と比較し、のれんが増加、無形資産と繰延税金負債が減少しました。なお、当該公正価値の測定は継続中です。
当第1四半期連結会計期間末の要約四半期連結財政状態計算書の概要及び遡及修正後の前連結会計年度末からの主な変動は以下のとおりです。
総資産は2兆2,560億円 (前連結会計年度末比591億円減) となりました。
非流動資産は1兆4,601億円 (同124億円増) となりました。有形固定資産は2,671億円 (同15億円減) となりました。のれんは2,769億円 (同14億円減) 、無形資産は7,294億円 (同46億円増) となりました。当第1四半期連結累計期間に、欧州で腎性貧血治療剤ロキサデュスタットの販売承認申請を行ったことに伴い、共同開発を行っているFibroGen社に対して、開発の進捗に応じた支払いが発生したことで無形資産が増加しました。
流動資産は7,960億円 (同715億円減) となりました。現金及び現金同等物は2,399億円 (同785億円減) となりました。
資本合計は、1兆3,067億円 (同175億円増) となり、親会社所有者帰属持分比率は57.9%となりました。四半期利益504億円を計上した一方で、剰余金の配当372億円を実施しました。
負債合計は、9,494億円 (同767億円減) となりました。
非流動負債は3,017億円 (同744億円増) となりました。その他の金融負債は2,083億円 (同790億円増) となりました。当第1四半期連結累計期間において、短期借入金から長期借入金へ800億円の借り換えを実施したことにより、増加しました。
流動負債は6,477億円 (同1,510億円減) となりました。当第1四半期連結会計期間末の残高は短期社債1,760億円、短期借入金400億円となりました。上述の長期借入金への借り換え及び返済などによりその他の金融負債は2,357億円 (同1,100億円減) となりました。
[経営成績]
<連結業績 (コアベース) >当第1四半期連結累計期間の連結業績 (コアベース) は下表のとおりです。売上収益、コア営業利益、コア四半期利益はいずれも減少しました。
当社は、会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースの業績を開示しています。当該コアベースの業績は、フルベースの業績から当社が定める非経常的な項目を調整項目として除外したものです。調整項目には、減損損失、有形固定資産売却損益、リストラクチャリング費用、災害による損失、訴訟等による多額の賠償又は和解費用等のほか、会社が除外すべきと判断する項目が含まれます。また、基本的1株当たりコア四半期利益は、コア四半期利益をその期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。
売上収益
売上収益は3,070億円 (前年同四半期連結累計期間比8.1%減) となりました。
・主力製品の前立腺がん治療剤XTANDI/イクスタンジの売上が引き続き拡大しました。急性骨髄性白血病治療剤ゾスパタは日本と米国で伸長したことに加え、2019年11月に欧州において発売したことで売上が増加しました。加えて、2019年12月に米国で発売された尿路上皮がん治療剤PADCEVの共同販促収入が売上収益に貢献しました。
・これにより、欧州における過活動膀胱 (OAB) 治療剤ベシケアの独占販売期間満了や日本における喘息治療剤シムビコート、KMバイオロジクス株式会社のヒト用ワクチン、高血圧症治療剤ミカルディスファミリーの契約終了などによる売上減少を補いました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって売上がマイナスの影響を受けました。
コア営業利益/コア四半期利益
・売上総利益は、2,473億円 (同6.2%減) となりました。売上原価率は、主に製品構成の変化により前年同四半期連結累計期間に比べ1.7ポイント低下し、19.4%となりました。
・販売費及び一般管理費は、1,208億円 (同2.8%増) となりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い営業活動等を自粛したことなどによる経費の減少がありましたが、XTANDIの米国での売上拡大に伴う共同販促費用の増加により、総額として増加しました。
・研究開発費は、573億円 (同7.1%増) となりました。新型コロナウイルスの感染拡大が一部の臨床試験の実施に影響したことによる開発費用の減少などがありましたが、重点後期開発品の開発費用の増加や2020年1月に買収したAudentes社の研究開発費が加わったことにより、総額として増加しました。売上収益研究開発費比率は、前年同四半期連結累計期間に比べ2.6ポイント増加し、18.7%となりました。
・無形資産償却費は、59億円 (同18.4%減) となりました。
以上の結果、コア営業利益は634億円 (同25.2%減) 、コア四半期利益は520億円 (同22.5%減) となりました。
<連結業績 (フルベース) >当第1四半期連結累計期間の連結業績 (フルベース) は下表のとおりです。売上収益、営業利益、税引前四半期利益、四半期利益はいずれも減少しました。
フルベースの業績には、コアベースの業績で除外される「その他の収益」、「その他の費用」等が含まれます。当第1四半期連結累計期間における「その他の収益」は22億円 (前年同四半期連結累計期間:45億円) 、「その他の費用」は48億円 (同:122億円) となりました。
〈主要製品の売上〉
(注) プログラフ:アドバグラフ、グラセプター、アスタグラフXLを含む
・XTANDI/イクスタンジの売上は1,120億円 (前年同四半期連結累計期間比16.6%増) となりました。日本、米国、グレーターチャイナ及びインターナショナルで売上が拡大しました。
・ゾスパタは日本、米国で売上が拡大したことに加え、2019年11月に発売した欧州での売上も貢献し、売上は56億円 (同128.3%増) となりました。
・PADCEVの米国での売上が期待を上回って拡大したことから、共同販促収入は30億円となりました。
・OAB治療剤ベタニス/ミラベトリック/ベットミガの売上は404億円 (同1.2%増) となりました。米国及びグレーターチャイナで売上が拡大しましたが、日本及びインターナショナルでは新型コロナウイルスの感染拡大の影響による受診抑制に伴う需要減のため売上が減少しました。
・ベシケアの売上は、欧州において独占販売期間満了に伴う後発医薬品発売の影響を受け、77億円 (同43.0%減) となりました。
・プログラフの売上は453億円 (同10.2%減) となりました。日本、エスタブリッシュドマーケット及びインターナショナルの売上が減少しました。
・日本では、糖尿病治療剤スーグラとスージャヌ配合錠、骨粗鬆症治療剤イベニティ等の新製品群の売上が引き続き拡大しました。シムビコート、KMバイオロジクス株式会社のヒト用ワクチン及びミカルディスファミリーについて、前連結会計年度において販売契約を終了したことが売上の減少要因となりました。
・米国では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による受診抑制に伴う需要減のため、心機能検査補助剤レキスキャンの売上が減少しました。
〈地域別売上収益の状況〉
地域別の売上収益は下表のとおりです。米国は増加、日本、エスタブリッシュドマーケット、グレーターチャイナ及びインターナショナルは減少しました。
グレーターチャイナは為替の影響を受けて減少しましたが、その影響を除くと増加しました。
(注) エスタブリッシュドマーケット:欧州、カナダ、オーストラリア
グレーターチャイナ:中国、香港、台湾
インターナショナル:ロシア、中南米、中東、アフリカ、東南アジア、南アジア、韓国、輸出売上等
[セグメント情報]
当社グループは、医薬品事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しています。
② キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、216億円 (前年同四半期連結累計期間比142億円増) となりました。
・法人所得税の支払額が33億円となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、△283億円 (同143億円支出増) となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、△730億円 (同326億円支出増) となりました。
・配当金の支払額は372億円 (同13億円増) となりました。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、2,399億円 (前連結会計年度末比785億円減) となりました。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は573億円 (前年同四半期連結累計期間比7.1%増) となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
[財政状態]
当第1四半期連結累計期間において、2020年1月に買収したAudentes社の取得資産と引受負債の公正価値を修正したことにより前連結会計年度末の連結財政状態計算書を遡及修正しています。その結果、遡及修正前と比較し、のれんが増加、無形資産と繰延税金負債が減少しました。なお、当該公正価値の測定は継続中です。
当第1四半期連結会計期間末の要約四半期連結財政状態計算書の概要及び遡及修正後の前連結会計年度末からの主な変動は以下のとおりです。
総資産は2兆2,560億円 (前連結会計年度末比591億円減) となりました。
非流動資産は1兆4,601億円 (同124億円増) となりました。有形固定資産は2,671億円 (同15億円減) となりました。のれんは2,769億円 (同14億円減) 、無形資産は7,294億円 (同46億円増) となりました。当第1四半期連結累計期間に、欧州で腎性貧血治療剤ロキサデュスタットの販売承認申請を行ったことに伴い、共同開発を行っているFibroGen社に対して、開発の進捗に応じた支払いが発生したことで無形資産が増加しました。
流動資産は7,960億円 (同715億円減) となりました。現金及び現金同等物は2,399億円 (同785億円減) となりました。
資本合計は、1兆3,067億円 (同175億円増) となり、親会社所有者帰属持分比率は57.9%となりました。四半期利益504億円を計上した一方で、剰余金の配当372億円を実施しました。
負債合計は、9,494億円 (同767億円減) となりました。
非流動負債は3,017億円 (同744億円増) となりました。その他の金融負債は2,083億円 (同790億円増) となりました。当第1四半期連結累計期間において、短期借入金から長期借入金へ800億円の借り換えを実施したことにより、増加しました。
流動負債は6,477億円 (同1,510億円減) となりました。当第1四半期連結会計期間末の残高は短期社債1,760億円、短期借入金400億円となりました。上述の長期借入金への借り換え及び返済などによりその他の金融負債は2,357億円 (同1,100億円減) となりました。
[経営成績]
<連結業績 (コアベース) >当第1四半期連結累計期間の連結業績 (コアベース) は下表のとおりです。売上収益、コア営業利益、コア四半期利益はいずれも減少しました。
[連結業績 (コアベース) ] | (単位:百万円) | ||
前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減額 (増減率) | |
売上収益 | 334,134 | 306,969 | △27,165 (△8.1%) |
売上原価 | 70,512 | 59,654 | △10,859 (△15.4%) |
販売費及び一般管理費 | 117,470 | 120,776 | 3,306 (2.8%) |
研究開発費 | 53,507 | 57,288 | 3,781 (7.1%) |
無形資産償却費 | 7,178 | 5,855 | △1,323 (△18.4%) |
持分法による投資損益 | △728 | △26 | 702 (-) |
コア営業利益 | 84,738 | 63,370 | △21,368 (△25.2%) |
コア四半期利益 | 67,101 | 51,990 | △15,111 (△22.5%) |
基本的1株当たりコア四半期利益 (円) | 35.58 | 27.99 | △7.59 (△21.3%) |
当社は、会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースの業績を開示しています。当該コアベースの業績は、フルベースの業績から当社が定める非経常的な項目を調整項目として除外したものです。調整項目には、減損損失、有形固定資産売却損益、リストラクチャリング費用、災害による損失、訴訟等による多額の賠償又は和解費用等のほか、会社が除外すべきと判断する項目が含まれます。また、基本的1株当たりコア四半期利益は、コア四半期利益をその期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。
売上収益
売上収益は3,070億円 (前年同四半期連結累計期間比8.1%減) となりました。
・主力製品の前立腺がん治療剤XTANDI/イクスタンジの売上が引き続き拡大しました。急性骨髄性白血病治療剤ゾスパタは日本と米国で伸長したことに加え、2019年11月に欧州において発売したことで売上が増加しました。加えて、2019年12月に米国で発売された尿路上皮がん治療剤PADCEVの共同販促収入が売上収益に貢献しました。
・これにより、欧州における過活動膀胱 (OAB) 治療剤ベシケアの独占販売期間満了や日本における喘息治療剤シムビコート、KMバイオロジクス株式会社のヒト用ワクチン、高血圧症治療剤ミカルディスファミリーの契約終了などによる売上減少を補いました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって売上がマイナスの影響を受けました。
コア営業利益/コア四半期利益
・売上総利益は、2,473億円 (同6.2%減) となりました。売上原価率は、主に製品構成の変化により前年同四半期連結累計期間に比べ1.7ポイント低下し、19.4%となりました。
・販売費及び一般管理費は、1,208億円 (同2.8%増) となりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い営業活動等を自粛したことなどによる経費の減少がありましたが、XTANDIの米国での売上拡大に伴う共同販促費用の増加により、総額として増加しました。
・研究開発費は、573億円 (同7.1%増) となりました。新型コロナウイルスの感染拡大が一部の臨床試験の実施に影響したことによる開発費用の減少などがありましたが、重点後期開発品の開発費用の増加や2020年1月に買収したAudentes社の研究開発費が加わったことにより、総額として増加しました。売上収益研究開発費比率は、前年同四半期連結累計期間に比べ2.6ポイント増加し、18.7%となりました。
・無形資産償却費は、59億円 (同18.4%減) となりました。
以上の結果、コア営業利益は634億円 (同25.2%減) 、コア四半期利益は520億円 (同22.5%減) となりました。
<連結業績 (フルベース) >当第1四半期連結累計期間の連結業績 (フルベース) は下表のとおりです。売上収益、営業利益、税引前四半期利益、四半期利益はいずれも減少しました。
フルベースの業績には、コアベースの業績で除外される「その他の収益」、「その他の費用」等が含まれます。当第1四半期連結累計期間における「その他の収益」は22億円 (前年同四半期連結累計期間:45億円) 、「その他の費用」は48億円 (同:122億円) となりました。
[連結業績 (フルベース) ] | (単位:百万円) | ||
前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減額 (増減率) | |
売上収益 | 334,134 | 306,969 | △27,165 (△8.1%) |
営業利益 | 77,086 | 60,815 | △16,272 (△21.1%) |
税引前四半期利益 | 76,528 | 60,238 | △16,290 (△21.3%) |
四半期利益 | 58,518 | 50,413 | △8,106 (△13.9%) |
基本的1株当たり四半期利益 (円) | 31.03 | 27.14 | △3.89 (△12.5%) |
四半期包括利益 | 27,045 | 55,426 | 28,381 (104.9%) |
〈主要製品の売上〉
(単位:億円) | |||
前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減率 | |
XTANDI/イクスタンジ | 960 | 1,120 | 16.6% |
ゾスパタ | 25 | 56 | 128.3% |
PADCEV | - | 30 | - |
ベタニス/ミラベトリック/ベットミガ | 399 | 404 | 1.2% |
ベシケア | 136 | 77 | △43.0% |
プログラフ (注) | 504 | 453 | △10.2% |
(注) プログラフ:アドバグラフ、グラセプター、アスタグラフXLを含む
・XTANDI/イクスタンジの売上は1,120億円 (前年同四半期連結累計期間比16.6%増) となりました。日本、米国、グレーターチャイナ及びインターナショナルで売上が拡大しました。
・ゾスパタは日本、米国で売上が拡大したことに加え、2019年11月に発売した欧州での売上も貢献し、売上は56億円 (同128.3%増) となりました。
・PADCEVの米国での売上が期待を上回って拡大したことから、共同販促収入は30億円となりました。
・OAB治療剤ベタニス/ミラベトリック/ベットミガの売上は404億円 (同1.2%増) となりました。米国及びグレーターチャイナで売上が拡大しましたが、日本及びインターナショナルでは新型コロナウイルスの感染拡大の影響による受診抑制に伴う需要減のため売上が減少しました。
・ベシケアの売上は、欧州において独占販売期間満了に伴う後発医薬品発売の影響を受け、77億円 (同43.0%減) となりました。
・プログラフの売上は453億円 (同10.2%減) となりました。日本、エスタブリッシュドマーケット及びインターナショナルの売上が減少しました。
・日本では、糖尿病治療剤スーグラとスージャヌ配合錠、骨粗鬆症治療剤イベニティ等の新製品群の売上が引き続き拡大しました。シムビコート、KMバイオロジクス株式会社のヒト用ワクチン及びミカルディスファミリーについて、前連結会計年度において販売契約を終了したことが売上の減少要因となりました。
・米国では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による受診抑制に伴う需要減のため、心機能検査補助剤レキスキャンの売上が減少しました。
〈地域別売上収益の状況〉
地域別の売上収益は下表のとおりです。米国は増加、日本、エスタブリッシュドマーケット、グレーターチャイナ及びインターナショナルは減少しました。
グレーターチャイナは為替の影響を受けて減少しましたが、その影響を除くと増加しました。
(単位:億円) | |||
前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減率 | |
日本 | 985 | 778 | △21.0% |
米国 | 1,053 | 1,172 | 11.3% |
エスタブリッシュドマーケット | 758 | 640 | △15.5% |
グレーターチャイナ | 147 | 142 | △3.4% |
インターナショナル | 342 | 302 | △11.8% |
(注) エスタブリッシュドマーケット:欧州、カナダ、オーストラリア
グレーターチャイナ:中国、香港、台湾
インターナショナル:ロシア、中南米、中東、アフリカ、東南アジア、南アジア、韓国、輸出売上等
[セグメント情報]
当社グループは、医薬品事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しています。
② キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、216億円 (前年同四半期連結累計期間比142億円増) となりました。
・法人所得税の支払額が33億円となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、△283億円 (同143億円支出増) となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、△730億円 (同326億円支出増) となりました。
・配当金の支払額は372億円 (同13億円増) となりました。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、2,399億円 (前連結会計年度末比785億円減) となりました。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は573億円 (前年同四半期連結累計期間比7.1%増) となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。