四半期報告書-第17期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当第1四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
[財政状態]
当第1四半期連結会計期間末の要約四半期連結財政状態計算書の概要及び前連結会計年度末からの主な変動は以下のとおりです。
総資産は2兆2,495億円 (前連結会計年度末比242億円減) となりました。
非流動資産は1兆3,807億円 (同203億円減) となりました。有形固定資産は2,697億円 (同51億円増) となりました。のれんは2,841億円 (同1億円増) 、無形資産は6,303億円 (同211億円減) となりました。DNAワクチンASP0892及び抗CD40モノクローナル抗体bleselumabの開発中止に伴う減損損失を計上したことなどにより、無形資産が減少しました。
流動資産は8,687億円 (同39億円減) となりました。現金及び現金同等物は3,019億円 (同242億円減) となりました。
資本合計は、1兆3,829億円 (同32億円減) となり、親会社所有者帰属持分比率は61.5%となりました。四半期利益307億円を計上した一方で、剰余金の配当389億円を実施しました。
負債合計は、8,666億円 (同209億円減) となりました。
非流動負債は、2,850億円 (同101億円減) となりました。
流動負債は、5,816億円 (同108億円減) となりました。
[経営成績]
<連結業績 (コアベース) >当第1四半期連結累計期間の連結業績 (コアベース) は下表のとおりです。売上収益は増加した一方、コア営業利益及びコア四半期利益は減少しました。
当社は、会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースの業績を開示しています。当該コアベースの業績は、フルベースの業績から当社が定める非経常的な項目を調整項目として除外したものです。調整項目には、減損損失、有形固定資産売却損益、リストラクチャリング費用、災害による損失、訴訟等による多額の賠償又は和解費用等のほか、会社が除外すべきと判断する項目が含まれます。また、基本的1株当たりコア四半期利益は、コア四半期利益をその期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。
売上収益
・前立腺がん治療剤XTANDI/イクスタンジ、並びに重点戦略製品の急性骨髄性白血病治療剤ゾスパタ、尿路上皮がん治療剤PADCEV、腎性貧血治療剤エベレンゾは順調に伸長しました。
・加えて、過活動膀胱(OAB)治療剤ベタニス/ミラベトリック/ベットミガの売上が拡大したほか、COVID-19の感染拡大の影響で主に前年同四半期連結累計期間に売上が減少した心機能検査補助剤レキスキャンの売上が回復し、当第1四半期連結累計期間における増収要因となりました。
・これによって、消炎・鎮痛剤セレコックスの販促活動終了や高コレステロール血症治療剤リピトールの製造権移管、前立腺がん治療剤エリガードの製品譲渡などによる売上の減少を補いました。
以上の結果、売上収益は、3,261億円 (前年同四半期連結累計期間比6.2%増) となりました。
コア営業利益/コア四半期利益
・売上総利益は、2,639億円 (同6.7%増) となりました。売上原価率は、主に製品構成の変化により前年同四半期連結累計期間に比べ0.4ポイント低下し、19.1%となりました。
・販売費及び一般管理費は、1,371億円 (同13.5%増) となりました。経営計画2021の推進に向けた先行投資(同約30億円増)をはじめ、XTANDIの米国での売上拡大に伴う共同販促費用の増加(同30億円増)、為替の影響(同44億円増)、さらには前年同四半期連結累計期間においてCOVID-19の感染拡大の影響により販売促進活動費用や旅費が減少していたことも一過性の増加要因(同約60億円増)となり、総額として増加しました。なお、XTANDIの米国での共同販促費用を除いた販売費及び一般管理費は、1,026億円(同15.0%増)となりました。
・研究開発費は、583億円 (同1.8%増) となりました。米国及び欧州における第Ⅲ相試験の患者組み入れが完了した選択的ニューロキニン3受容体拮抗薬fezolinetantの開発費用が減少した一方で、抗Claudin18.2モノクローナル抗体ゾルベツキシマブの開発費用の増加やPrimary Focus(遺伝子治療や細胞医療、がん免疫など)への投資を拡充したことなどにより、総額として増加しました。
・無形資産償却費は、60億円 (同1.8%増) となりました。
以上の結果、コア営業利益は628億円 (同0.9%減) 、コア四半期利益は492億円 (同5.3%減) となりました。
<連結業績 (フルベース) >当第1四半期連結累計期間の連結業績 (フルベース) は下表のとおりです。売上収益は増加した一方、営業利益及び四半期利益は減少しました。
フルベースの業績には、コアベースの業績で除外される「その他の収益」、「その他の費用」等が含まれます。当第1四半期連結累計期間における「その他の収益」は4億円 (前年同四半期連結累計期間:22億円) 、「その他の費用」は271億円 (同:48億円) となりました。
「その他の費用」として、開発プロジェクトの中止に伴う減損損失(DNAワクチンASP0892:215億円、抗CD40モノクローナル抗体bleselumab:41億円)を計上したことなどにより、フルベースの業績はコアベースの業績と比較して減益幅が大きくなりました。
〈主要製品の売上〉
(注) プログラフ:アドバグラフ、グラセプター、アスタグラフXLを含む
・XTANDI/イクスタンジについては、販売している全ての地域で売上が拡大しました。欧州において2021年4月に転移性去勢感受性前立腺がん(M1 CSPC)の適応追加が承認されたほか、同年6月には英国NICE(National Institute for Health and Care Excellence)からM1 CSPCの治療薬としての使用が推奨されました。加えて、同年3月に保険償還が開始された中国において、病院での採用が拡大し、物量が想定よりも大きく増加しました。
・ゾスパタについては、グローバルの売上が拡大し、特に米国と欧州においては前年同四半期連結累計期間と比べて大きく伸長しました。2021年4月に発売となった中国では想定を上回る立ち上がりを示しました。また、欧州では、英国、ドイツ、イタリアに加え、北欧、オランダ、ベルギーでも保険償還が開始されました。
・PADCEVについては、米国での共同販促収入が伸長しました。米国において2021年7月にシスプラチン不適応で治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮がんの適応追加が承認されました。
・エベレンゾについては、日本において主要施設への採用が増加し、売上が拡大しました。
・ベタニス/ミラベトリック/ベットミガについては、2021年3月に保険償還が開始された中国で物量が増加するなど、グローバルでの売上が拡大しました。
・プログラフについては、欧州や中国で伸長した一方で、米国や日本で売上が減少するなど地域ごとに増減の差はあったものの、グローバルの売上は通期予想に沿って推移しました。
〈地域別売上収益の状況〉
地域別の売上収益は下表のとおりです。米国、エスタブリッシュドマーケット及びグレーターチャイナは増加した一方、日本及びインターナショナルマーケットは減少しました。
(注) エスタブリッシュドマーケット:欧州、カナダ、オーストラリア
グレーターチャイナ:中国、香港、台湾
インターナショナルマーケット:ロシア、中南米、中東、アフリカ、東南アジア、南アジア、韓国、輸出売上等
[セグメント情報]
当社グループは、医薬品事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しています。
② キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、401億円 (前年同四半期連結累計期間比185億円増) となりました。
・法人所得税の支払額は103億円(同69億円増)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、△211億円 (同72億円支出減) となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、△447億円 (同282億円支出減) となりました。
・配当金の支払額は389億円 (同18億円増) となりました。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、3,019億円 (前連結会計年度末比242億円減) となりました。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は583億円 (前年同四半期連結累計期間比1.8%増) となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
[財政状態]
当第1四半期連結会計期間末の要約四半期連結財政状態計算書の概要及び前連結会計年度末からの主な変動は以下のとおりです。
総資産は2兆2,495億円 (前連結会計年度末比242億円減) となりました。
非流動資産は1兆3,807億円 (同203億円減) となりました。有形固定資産は2,697億円 (同51億円増) となりました。のれんは2,841億円 (同1億円増) 、無形資産は6,303億円 (同211億円減) となりました。DNAワクチンASP0892及び抗CD40モノクローナル抗体bleselumabの開発中止に伴う減損損失を計上したことなどにより、無形資産が減少しました。
流動資産は8,687億円 (同39億円減) となりました。現金及び現金同等物は3,019億円 (同242億円減) となりました。
資本合計は、1兆3,829億円 (同32億円減) となり、親会社所有者帰属持分比率は61.5%となりました。四半期利益307億円を計上した一方で、剰余金の配当389億円を実施しました。
負債合計は、8,666億円 (同209億円減) となりました。
非流動負債は、2,850億円 (同101億円減) となりました。
流動負債は、5,816億円 (同108億円減) となりました。
[経営成績]
<連結業績 (コアベース) >当第1四半期連結累計期間の連結業績 (コアベース) は下表のとおりです。売上収益は増加した一方、コア営業利益及びコア四半期利益は減少しました。
[連結業績 (コアベース) ] | (単位:百万円) | ||
前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減額 (増減率) | |
売上収益 | 306,969 | 326,143 | 19,175 (6.2%) |
売上原価 | 59,654 | 62,231 | 2,578 (4.3%) |
販売費及び一般管理費 | 120,776 | 137,109 | 16,333 (13.5%) |
研究開発費 | 57,288 | 58,313 | 1,025 (1.8%) |
無形資産償却費 | 5,855 | 5,963 | 107 (1.8%) |
持分法による投資損益 | △26 | 292 | 318 (-) |
コア営業利益 | 63,370 | 62,820 | △551 (△0.9%) |
コア四半期利益 | 51,990 | 49,241 | △2,749 (△5.3%) |
基本的1株当たりコア四半期利益 (円) | 27.99 | 26.58 | △1.41 (△5.0%) |
当社は、会社の経常的な収益性を示す指標としてコアベースの業績を開示しています。当該コアベースの業績は、フルベースの業績から当社が定める非経常的な項目を調整項目として除外したものです。調整項目には、減損損失、有形固定資産売却損益、リストラクチャリング費用、災害による損失、訴訟等による多額の賠償又は和解費用等のほか、会社が除外すべきと判断する項目が含まれます。また、基本的1株当たりコア四半期利益は、コア四半期利益をその期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。
売上収益
・前立腺がん治療剤XTANDI/イクスタンジ、並びに重点戦略製品の急性骨髄性白血病治療剤ゾスパタ、尿路上皮がん治療剤PADCEV、腎性貧血治療剤エベレンゾは順調に伸長しました。
・加えて、過活動膀胱(OAB)治療剤ベタニス/ミラベトリック/ベットミガの売上が拡大したほか、COVID-19の感染拡大の影響で主に前年同四半期連結累計期間に売上が減少した心機能検査補助剤レキスキャンの売上が回復し、当第1四半期連結累計期間における増収要因となりました。
・これによって、消炎・鎮痛剤セレコックスの販促活動終了や高コレステロール血症治療剤リピトールの製造権移管、前立腺がん治療剤エリガードの製品譲渡などによる売上の減少を補いました。
以上の結果、売上収益は、3,261億円 (前年同四半期連結累計期間比6.2%増) となりました。
コア営業利益/コア四半期利益
・売上総利益は、2,639億円 (同6.7%増) となりました。売上原価率は、主に製品構成の変化により前年同四半期連結累計期間に比べ0.4ポイント低下し、19.1%となりました。
・販売費及び一般管理費は、1,371億円 (同13.5%増) となりました。経営計画2021の推進に向けた先行投資(同約30億円増)をはじめ、XTANDIの米国での売上拡大に伴う共同販促費用の増加(同30億円増)、為替の影響(同44億円増)、さらには前年同四半期連結累計期間においてCOVID-19の感染拡大の影響により販売促進活動費用や旅費が減少していたことも一過性の増加要因(同約60億円増)となり、総額として増加しました。なお、XTANDIの米国での共同販促費用を除いた販売費及び一般管理費は、1,026億円(同15.0%増)となりました。
・研究開発費は、583億円 (同1.8%増) となりました。米国及び欧州における第Ⅲ相試験の患者組み入れが完了した選択的ニューロキニン3受容体拮抗薬fezolinetantの開発費用が減少した一方で、抗Claudin18.2モノクローナル抗体ゾルベツキシマブの開発費用の増加やPrimary Focus(遺伝子治療や細胞医療、がん免疫など)への投資を拡充したことなどにより、総額として増加しました。
・無形資産償却費は、60億円 (同1.8%増) となりました。
以上の結果、コア営業利益は628億円 (同0.9%減) 、コア四半期利益は492億円 (同5.3%減) となりました。
<連結業績 (フルベース) >当第1四半期連結累計期間の連結業績 (フルベース) は下表のとおりです。売上収益は増加した一方、営業利益及び四半期利益は減少しました。
フルベースの業績には、コアベースの業績で除外される「その他の収益」、「その他の費用」等が含まれます。当第1四半期連結累計期間における「その他の収益」は4億円 (前年同四半期連結累計期間:22億円) 、「その他の費用」は271億円 (同:48億円) となりました。
「その他の費用」として、開発プロジェクトの中止に伴う減損損失(DNAワクチンASP0892:215億円、抗CD40モノクローナル抗体bleselumab:41億円)を計上したことなどにより、フルベースの業績はコアベースの業績と比較して減益幅が大きくなりました。
[連結業績 (フルベース) ] | (単位:百万円) | ||
前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減額 (増減率) | |
売上収益 | 306,969 | 326,143 | 19,175 (6.2%) |
営業利益 | 60,815 | 36,090 | △24,724 (△40.7%) |
税引前四半期利益 | 60,238 | 35,830 | △24,408 (△40.5%) |
四半期利益 | 50,413 | 30,687 | △19,726 (△39.1%) |
基本的1株当たり四半期利益 (円) | 27.14 | 16.56 | △10.58 (△39.0%) |
四半期包括利益 | 55,426 | 36,206 | △19,219 (△34.7%) |
〈主要製品の売上〉
(単位:億円) | |||
前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減率 | |
XTANDI/イクスタンジ | 1,120 | 1,329 | 18.7% |
ゾスパタ | 56 | 83 | 47.7% |
PADCEV | 30 | 42 | 41.9% |
エベレンゾ | 2 | 6 | 282.9% |
ベタニス/ミラベトリック/ベットミガ | 404 | 440 | 8.8% |
プログラフ (注) | 453 | 452 | △0.3% |
(注) プログラフ:アドバグラフ、グラセプター、アスタグラフXLを含む
・XTANDI/イクスタンジについては、販売している全ての地域で売上が拡大しました。欧州において2021年4月に転移性去勢感受性前立腺がん(M1 CSPC)の適応追加が承認されたほか、同年6月には英国NICE(National Institute for Health and Care Excellence)からM1 CSPCの治療薬としての使用が推奨されました。加えて、同年3月に保険償還が開始された中国において、病院での採用が拡大し、物量が想定よりも大きく増加しました。
・ゾスパタについては、グローバルの売上が拡大し、特に米国と欧州においては前年同四半期連結累計期間と比べて大きく伸長しました。2021年4月に発売となった中国では想定を上回る立ち上がりを示しました。また、欧州では、英国、ドイツ、イタリアに加え、北欧、オランダ、ベルギーでも保険償還が開始されました。
・PADCEVについては、米国での共同販促収入が伸長しました。米国において2021年7月にシスプラチン不適応で治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮がんの適応追加が承認されました。
・エベレンゾについては、日本において主要施設への採用が増加し、売上が拡大しました。
・ベタニス/ミラベトリック/ベットミガについては、2021年3月に保険償還が開始された中国で物量が増加するなど、グローバルでの売上が拡大しました。
・プログラフについては、欧州や中国で伸長した一方で、米国や日本で売上が減少するなど地域ごとに増減の差はあったものの、グローバルの売上は通期予想に沿って推移しました。
〈地域別売上収益の状況〉
地域別の売上収益は下表のとおりです。米国、エスタブリッシュドマーケット及びグレーターチャイナは増加した一方、日本及びインターナショナルマーケットは減少しました。
(単位:億円) | |||
前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減率 | |
日本 | 778 | 675 | △13.2% |
米国 | 1,172 | 1,336 | 14.1% |
エスタブリッシュドマーケット | 640 | 780 | 21.8% |
グレーターチャイナ | 142 | 164 | 15.5% |
インターナショナルマーケット | 302 | 278 | △8.1% |
(注) エスタブリッシュドマーケット:欧州、カナダ、オーストラリア
グレーターチャイナ:中国、香港、台湾
インターナショナルマーケット:ロシア、中南米、中東、アフリカ、東南アジア、南アジア、韓国、輸出売上等
[セグメント情報]
当社グループは、医薬品事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しています。
② キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、401億円 (前年同四半期連結累計期間比185億円増) となりました。
・法人所得税の支払額は103億円(同69億円増)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、△211億円 (同72億円支出減) となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、△447億円 (同282億円支出減) となりました。
・配当金の支払額は389億円 (同18億円増) となりました。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、3,019億円 (前連結会計年度末比242億円減) となりました。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は583億円 (前年同四半期連結累計期間比1.8%増) となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。