四半期報告書-第84期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当第3四半期連結会計期間末では、前連結会計年度末に比べて、資産合計は1,088億50百万円増加し、9,621億39百万円となりました。
非流動資産は、20億32百万円減少し、2,966億73百万円となりました。これは主として、のれんが15億22百万円増加した一方、長期金融資産が26億74百万円、無形資産が12億67百万円減少したことによるものであります。
流動資産は、1,108億82百万円増加し、6,654億66百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物が811億50百万円、売上債権及びその他の債権が112億64百万円増加したことによるものであります。
資本合計は、995億86百万円増加し、7,719億97百万円となりました。これは主として、四半期利益によって1,251億75百万円増加し、自己株式の取得によって57億65百万円、剰余金の配当によって333億9百万円減少したことによるものであります。
親会社の所有者に帰属する持分は992億61百万円増加し、7,872億61百万円となりました。
負債合計は92億64百万円増加し、1,901億42百万円となりました。これは主として、繰延税金負債が29億34百万円、その他の流動負債が82億13百万円増加した一方、未払法人所得税が35億85百万円減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における親会社所有者帰属持分比率は81.8%となり、前連結会計年度末の80.6%から1.2ポイント上昇しました。
b.経営成績
当社グループ(以下、「当社」)の当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から同年12月31日までの9ヶ月間)の売上収益は4,918億72百万円と、対前年同期(2020年4月1日から同年12月31日までの9ヶ月間)で24.0%の増収となりました。
利益については、税引前四半期利益は1,569億29百万円、四半期利益は1,251億75百万円となり、それぞれ33.1%、32.6%の増益となりました。
税引前四半期利益率は31.9%となり前年同期の29.7%から2.2ポイント上昇しました。
なお、当第3四半期連結累計期間、前年同期ともに非継続事業はありませんので、表示の数値及び増減率は全て継続事業によるもののみであります。
ライフケア事業については、ヘルスケア関連製品のメガネレンズとコンタクトレンズ、メディカル関連製品の医療用内視鏡と白内障用眼内レンズいずれも大幅増収となり、ライフケア事業全体としても大きく増収となりました。
情報・通信事業については、エレクトロニクス関連製品の半導体用マスクブランクス、FPD用フォトマスク、ハードディスク用ガラスサブストレート、映像関連製品が大幅増収となり、情報・通信事業全体でも大きく増収となりました。
報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。(各セグメントの売上収益は、外部顧客に対するものであります。)
①ライフケア事業
<ヘルスケア関連製品>メガネレンズ、コンタクトレンズとも新型コロナウイルスにより事業活動に影響を受けた前年と比べ、経済活動再開に伴う回復により大幅増収となりました。
メガネレンズは特に海外がけん引し、高付加価値製品の販売増も増収に寄与しました。
コンタクトレンズは日本国内での緊急事態宣言発令期間を中心に、専門小売店「アイシティ」では一部店舗の臨時休業や時間短縮営業により販売活動に影響を受け、また外出機会の減少に伴い一時的な需要の減少が見られましたが、アイシティ会員への宅配サービスが順調に推移し、さらに経済活動再開に伴う需要の回復などにより売上収益は回復傾向にありました。
<メディカル関連製品>医療用内視鏡、白内障用眼内レンズとも新型コロナウイルスにより事業活動に影響を受けた前年と比べ、経済活動再開に伴う回復により大幅増収となりました。
医療用内視鏡は、病院における設備投資の回復が見られ当社販売も回復傾向にありました。一部の部材供給不足により調達環境が厳しく部材の確保に苦心しました。
白内障用眼内レンズは、海外を中心に白内障の手術件数の回復が見られ当社販売も回復傾向にありました。
この結果、当セグメント(ライフケア事業)の売上収益は3,014億19百万円と、22.3%の増収となりました。セグメント利益は667億35百万円と、36.8%の増益となりました。
②情報・通信事業
<エレクトロニクス関連製品>半導体用マスクブランクスは、EUV(Extreme Ultraviolet)向けを含む先端品における活発な研究開発や量産開始のための需要を取り込んだことで大幅に増収となりました。
FPD用フォトマスクは、研究開発向けのフォトマスク需要の回復が見られ、当社の売上収益も一時の落ち込みから回復し大幅に増収となりました。
ハードディスク用ガラスサブストレートは、今後大きな成長が見込まれる3.5インチ製品は最終顧客であるデータセンターでニアライン向けの需要が続いたことにより売上収益が大きく増加しました。また、2.5インチ製品もHDD(Hard Disk Drive)からSSD(Solid State Drive)への置き換えが継続しておりますが、新型コロナウイルスの影響によるパソコン出荷数増加に伴い、上期を中心に外付けHDDへの需要が増え当社の製品需要も増加し、売上収益は大きく増加しました。その結果、事業全体でも大幅に増収となりました。
<映像関連製品>カメラ向けのレンズは、コンパクトデジタルカメラ向け・交換レンズ向けともにスマートフォンによる侵食の影響は継続していますが、新型コロナウイルスにより事業活動に影響を受けた前年と比べ経済活動再開に伴う回復により大幅増収となりました。
この結果、当セグメント(情報・通信事業)の売上収益は、1,860億65百万円と、27.2%の増収となりました。セグメント利益は923億39百万円と、35.9%の増益となりました。
③その他
その他事業は主に、音声合成ソフトウェア事業や情報システムサービス事業、及び新規事業等です。当セグメント(その他)の売上収益は43億87百万円と、16.5%の増収となりました。セグメント利益は6億60百万円と17.7%の増益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、為替変動による影響額(増加額)101億97百万円を含め前連結会計年度末に比べて811億50百万円増加し、4,160億47百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の営業活動の結果得られた資金は1,360億11百万円(前年同期比366億82百万円収入増)となりました。これは、税引前四半期利益1,569億29百万円(前年同期比390億7百万円収入増)、減価償却費及び償却費315億91百万円(前年同期比50億35百万円収入増)、仕入債務及びその他の債務の増加50億36百万円(前年同期比146億13円支出減)などにより資金が増加した一方、売上債権及びその他の債権の増加98億83百万円(前年同期比45億37百万円収入減)、支払法人所得税428億22百万円(前年同期比117億28百万円支出増)などにより資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の投資活動の結果使用した資金は203億62百万円(前年同期比16億52百万円支出減)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出219億93百万円(前年同期比22億84百万円支出減)などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の財務活動の結果使用した資金は446億95百万円(前年同期比274億59百万円支出減)となりました。これは、支払配当金331億85百万円(前年同期比5億12百万円支出減)、リース負債の返済による支出61億26百万円(前年同期比7億82百万円支出増)、自己株式の取得による支出57億65百万円(前年同期比292億20百万円支出減)などによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループの当第3四半期連結累計期間における研究開発費(継続事業)の総額は、187億64百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当社グループの販売実績は、上記「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当第3四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当第3四半期連結会計期間末では、前連結会計年度末に比べて、資産合計は1,088億50百万円増加し、9,621億39百万円となりました。
非流動資産は、20億32百万円減少し、2,966億73百万円となりました。これは主として、のれんが15億22百万円増加した一方、長期金融資産が26億74百万円、無形資産が12億67百万円減少したことによるものであります。
流動資産は、1,108億82百万円増加し、6,654億66百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物が811億50百万円、売上債権及びその他の債権が112億64百万円増加したことによるものであります。
資本合計は、995億86百万円増加し、7,719億97百万円となりました。これは主として、四半期利益によって1,251億75百万円増加し、自己株式の取得によって57億65百万円、剰余金の配当によって333億9百万円減少したことによるものであります。
親会社の所有者に帰属する持分は992億61百万円増加し、7,872億61百万円となりました。
負債合計は92億64百万円増加し、1,901億42百万円となりました。これは主として、繰延税金負債が29億34百万円、その他の流動負債が82億13百万円増加した一方、未払法人所得税が35億85百万円減少したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における親会社所有者帰属持分比率は81.8%となり、前連結会計年度末の80.6%から1.2ポイント上昇しました。
b.経営成績
当社グループ(以下、「当社」)の当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から同年12月31日までの9ヶ月間)の売上収益は4,918億72百万円と、対前年同期(2020年4月1日から同年12月31日までの9ヶ月間)で24.0%の増収となりました。
利益については、税引前四半期利益は1,569億29百万円、四半期利益は1,251億75百万円となり、それぞれ33.1%、32.6%の増益となりました。
税引前四半期利益率は31.9%となり前年同期の29.7%から2.2ポイント上昇しました。
なお、当第3四半期連結累計期間、前年同期ともに非継続事業はありませんので、表示の数値及び増減率は全て継続事業によるもののみであります。
ライフケア事業については、ヘルスケア関連製品のメガネレンズとコンタクトレンズ、メディカル関連製品の医療用内視鏡と白内障用眼内レンズいずれも大幅増収となり、ライフケア事業全体としても大きく増収となりました。
情報・通信事業については、エレクトロニクス関連製品の半導体用マスクブランクス、FPD用フォトマスク、ハードディスク用ガラスサブストレート、映像関連製品が大幅増収となり、情報・通信事業全体でも大きく増収となりました。
報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。(各セグメントの売上収益は、外部顧客に対するものであります。)
①ライフケア事業
<ヘルスケア関連製品>メガネレンズ、コンタクトレンズとも新型コロナウイルスにより事業活動に影響を受けた前年と比べ、経済活動再開に伴う回復により大幅増収となりました。
メガネレンズは特に海外がけん引し、高付加価値製品の販売増も増収に寄与しました。
コンタクトレンズは日本国内での緊急事態宣言発令期間を中心に、専門小売店「アイシティ」では一部店舗の臨時休業や時間短縮営業により販売活動に影響を受け、また外出機会の減少に伴い一時的な需要の減少が見られましたが、アイシティ会員への宅配サービスが順調に推移し、さらに経済活動再開に伴う需要の回復などにより売上収益は回復傾向にありました。
<メディカル関連製品>医療用内視鏡、白内障用眼内レンズとも新型コロナウイルスにより事業活動に影響を受けた前年と比べ、経済活動再開に伴う回復により大幅増収となりました。
医療用内視鏡は、病院における設備投資の回復が見られ当社販売も回復傾向にありました。一部の部材供給不足により調達環境が厳しく部材の確保に苦心しました。
白内障用眼内レンズは、海外を中心に白内障の手術件数の回復が見られ当社販売も回復傾向にありました。
この結果、当セグメント(ライフケア事業)の売上収益は3,014億19百万円と、22.3%の増収となりました。セグメント利益は667億35百万円と、36.8%の増益となりました。
②情報・通信事業
<エレクトロニクス関連製品>半導体用マスクブランクスは、EUV(Extreme Ultraviolet)向けを含む先端品における活発な研究開発や量産開始のための需要を取り込んだことで大幅に増収となりました。
FPD用フォトマスクは、研究開発向けのフォトマスク需要の回復が見られ、当社の売上収益も一時の落ち込みから回復し大幅に増収となりました。
ハードディスク用ガラスサブストレートは、今後大きな成長が見込まれる3.5インチ製品は最終顧客であるデータセンターでニアライン向けの需要が続いたことにより売上収益が大きく増加しました。また、2.5インチ製品もHDD(Hard Disk Drive)からSSD(Solid State Drive)への置き換えが継続しておりますが、新型コロナウイルスの影響によるパソコン出荷数増加に伴い、上期を中心に外付けHDDへの需要が増え当社の製品需要も増加し、売上収益は大きく増加しました。その結果、事業全体でも大幅に増収となりました。
<映像関連製品>カメラ向けのレンズは、コンパクトデジタルカメラ向け・交換レンズ向けともにスマートフォンによる侵食の影響は継続していますが、新型コロナウイルスにより事業活動に影響を受けた前年と比べ経済活動再開に伴う回復により大幅増収となりました。
この結果、当セグメント(情報・通信事業)の売上収益は、1,860億65百万円と、27.2%の増収となりました。セグメント利益は923億39百万円と、35.9%の増益となりました。
③その他
その他事業は主に、音声合成ソフトウェア事業や情報システムサービス事業、及び新規事業等です。当セグメント(その他)の売上収益は43億87百万円と、16.5%の増収となりました。セグメント利益は6億60百万円と17.7%の増益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、為替変動による影響額(増加額)101億97百万円を含め前連結会計年度末に比べて811億50百万円増加し、4,160億47百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の営業活動の結果得られた資金は1,360億11百万円(前年同期比366億82百万円収入増)となりました。これは、税引前四半期利益1,569億29百万円(前年同期比390億7百万円収入増)、減価償却費及び償却費315億91百万円(前年同期比50億35百万円収入増)、仕入債務及びその他の債務の増加50億36百万円(前年同期比146億13円支出減)などにより資金が増加した一方、売上債権及びその他の債権の増加98億83百万円(前年同期比45億37百万円収入減)、支払法人所得税428億22百万円(前年同期比117億28百万円支出増)などにより資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の投資活動の結果使用した資金は203億62百万円(前年同期比16億52百万円支出減)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出219億93百万円(前年同期比22億84百万円支出減)などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の財務活動の結果使用した資金は446億95百万円(前年同期比274億59百万円支出減)となりました。これは、支払配当金331億85百万円(前年同期比5億12百万円支出減)、リース負債の返済による支出61億26百万円(前年同期比7億82百万円支出増)、自己株式の取得による支出57億65百万円(前年同期比292億20百万円支出減)などによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループの当第3四半期連結累計期間における研究開発費(継続事業)の総額は、187億64百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当社グループの販売実績は、上記「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当第3四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。