四半期報告書-第85期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/08 9:11
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当第1四半期連結会計期間末では、前連結会計年度末に比べて、資産合計は309億77百万円増加し、1兆238億16百万円となりました。
非流動資産は、130億79百万円増加し、3,229億52百万円となりました。これは主として、有形固定資産―純額が63億35百万円、のれんが51億76百万円増加し、長期金融資産が10億84百万円減少したことによるものであります。
流動資産は、178億99百万円増加し、7,008億64百万円となりました。これは主として、棚卸資産が103億4百万円、売上債権及びその他の債権が26億43百万円、その他の短期金融資産が15億5百万円増加したことによるものであります。
資本合計は、273億55百万円増加し、8,164億10百万円となりました。これは主として、四半期利益によって484億1百万円、その他の包括利益によって481億13百万円増加し、剰余金の配当によって237億32百万円、自己株式の取得によって459億54百万円減少したことによるものであります。
親会社の所有者に帰属する持分は263億円増加し、8,301億51百万円となりました。
負債合計は36億23百万円増加し、2,074億6百万円となりました。これは主としてその他の長期金融負債が26億91百万円、繰延税金負債が31億95百万円、仕入債務及びその他の債務が10億79百万円、その他の流動負債が31億75百万円増加し、未払法人所得税が77億65百万円減少したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における親会社所有者帰属持分比率は81.1%となり、前連結会計年度末の81.0%から0.1ポイント上昇しました。
b.経営成績
当社グループ(以下、「当社」)の当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から同年6月30日までの3ヶ月間)の売上収益は1,801億79百万円と、対前年同期(2021年4月1日から同年6月30日までの3ヶ月間)で14.0%の増収となりました。
利益については、税引前四半期利益は615億18百万円、四半期利益は484億1百万円となり、それぞれ20.6%、17.2%の増益となりました。
税引前四半期利益率は34.1%となり前年同期の32.3%から1.9ポイント上昇しました。
なお、当第1四半期連結累計期間、前年同期ともに非継続事業はありませんので、表示の数値及び増減率は全て継続事業によるもののみであります。
ライフケア事業については、ヘルスケア関連製品のメガネレンズとコンタクトレンズが大幅増収となりました。メディカル関連製品の医療用内視鏡は増収、白内障用眼内レンズは大幅増収となり、ライフケア事業全体としても大きく増収となりました。
情報・通信事業については、エレクトロニクス関連製品の半導体用マスクブランクス、FPD用フォトマスク、ハードディスク用ガラスサブストレートは大幅増収となりました。映像関連製品も増収となりました。これらにより、情報・通信事業全体でも大幅に増収となりました。
報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。(各セグメントの売上収益は、外部顧客に対するものであります。)
①ライフケア事業
<ヘルスケア関連製品>メガネレンズは高付加価値製品などの拡販により国内外において販売が好調であったことなどで大幅な増収となりました。
コンタクトレンズは、新型コロナウイルスに関する行動制限が発令されなかったことからコンタクトレンズの装用機会が増加しました。また、販売促進活動などにより大幅な増収となりました。
<メディカル関連製品>医療用内視鏡は、中国におけるロックダウンによる販売活動の停滞や、一部の部材供給不足の影響を受けましたが、欧州での販売が好調だったことや為替換算の影響により増収となりました。
白内障用眼内レンズは、中国におけるロックダウン影響がありましたが、日本において白内障の手術件数の回復が見られたことなどで大幅増収となりました。
メディカル関連製品のその他の製品群においては、人工骨の新製品の販売が好調だったほか、製薬等に使用されるクロマトグラフィー用担体も顧客需要が強く好調な業績となり、大幅増収となりました。
この結果、当セグメント(ライフケア事業)の売上収益は1,108億20百万円と、14.4%の大幅増収となりました。セグメント利益は250億22百万円と、14.6%の大幅増益となりました。
②情報・通信事業
<エレクトロニクス関連製品>半導体用マスクブランクスは、EUV(Extreme Ultraviolet)向けを含む先端品における活発な研究開発や量産開始のための需要を取り込んだことで大幅な増収となりました。
FPD用フォトマスクは、高機能ディスプレイ(スマートフォン用)の受注獲得などにより大幅な増収となりました。
ハードディスク用ガラスサブストレートは、2.5インチ製品は最終製品需要の減少により減収となりましたが、今後大きな成長が見込まれる3.5インチ製品において最終顧客であるデータセンターでニアライン向けの堅調な需要が続いたことや、為替換算の影響により、3.5インチと2.5インチを合わせた全体で大幅増収となりました。
<映像関連製品>カメラ向けのレンズは、主にミラーレス用交換レンズ向けや車載向けが牽引し増収となりました。
この結果、当セグメント(情報・通信事業)の売上収益は、682億60百万円と、14.1%の大幅増収となりました。セグメント利益は355億99百万円と、18.5%の大幅増益となりました。
③その他
その他事業は主に、音声合成ソフトウェア事業や情報システムサービス事業等であります。当セグメント(その他)の売上収益は、情報システムサービス事業の一部を譲渡したことにより10億99百万円と、17.8%の減収となりました。セグメント利益は1億76百万円と、30.2%の減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、為替変動による影響額(増加額)321億円を含め前連結会計年度末に比べて7億62百万円増加し、4,201億66百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間の営業活動の結果得られた資金は473億64百万円(前年同期比35億81百万円収入増)となりました。これは、税引前四半期利益615億18百万円(前年同期比105億円収入増)、減価償却費及び償却費119億57百万円(前年同期比16億77百万円収入増)、売上債権及びその他の債権の減少32億65百万円(前年同期比46億82百万円収入増)などにより資金が増加した一方、支払法人所得税198億32百万円(前年同期比51億42百万円支出増)などにより資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間の投資活動の結果使用した資金は74億54百万円(前年同期比19億8百万円支出減)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出74億31百万円(前年同期比25億41百万円支出減)などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間の財務活動の結果使用した資金は712億48百万円(前年同期比467億94百万円支出増)となりました。これは、支払配当金236億57百万円(前年同期比70億92百万円支出増)、自己株式の取得による支出459億54百万円(前年同期比401億93百万円支出増)などによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループの当第1四半期連結累計期間における研究開発費(継続事業)の総額は、70億78百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当社グループの販売実績は、上記「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当第1四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。

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