四半期報告書-第76期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策効果により個人消費が比較的堅調に推移するなど、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、米中間の通商問題を巡る動向や英国のEU離脱の行方をはじめとする海外経済の不確実性等の要因により、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野向けともに鋼材需要は盛り上がりを欠く状況が続きました。一方、4月以降下落基調で推移してきた鉄スクラップ市況が底打ちし、11月より上昇に転じましたが、当初想定を下回る水準で推移したことから、利益の源泉となる売買価格差(製品価格と原材料価格の差額)は拡大しました。
海外鉄鋼事業については、ベトナムにおいては、引き続き競合環境が厳しい状況ではありますが、全体として前年同期を上回る業績となりました。米国においては、鋼材需要は底堅く推移しておりますが、前期後半に高騰した製品市況が調整局面入りするなど、事業環境に変化が見られました。
これらの結果、当社グループの連結売上高は前年同期対比6,930百万円(3.9%)増収の183,418百万円となりました。連結営業利益は前年同期対比8,582百万円(127.2%)増益の15,329百万円、連結経常利益は同9,071百万円(153.6%)増益の14,977百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益については、当第3四半期連結累計期間においてベトナム北部拠点の一つであるベトナム・イタリー・スチール社(VIS社)の固定資産(のれんを含む)について減損損失を計上しましたが、前年同期対比959百万円(21.1%)増益の5,514百万円となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
① 国内鉄鋼事業
当事業部門については、製品出荷量は前年同期対比5.2万トン減の125万トンとなりました。鉄スクラップ価格が前年同期対比7.7千円(21.3%)下落した一方、製品価格は同1.3千円(1.9%)上昇したため、売買価格差は9.0千円(28.0%)拡大しました。
以上の結果、売上高は前年同期対比2,243百万円(2.3%)減収の94,646百万円、営業利益は同7,610百万円(129.6%)増益の13,484百万円となりました。
② 海外鉄鋼事業
当事業部門は、ベトナム及び米国にて鉄鋼事業を展開しております。
ベトナムにおいては、堅調な鋼材需要の下、原材料である鉄スクラップおよび半製品価格が軟調に推移したことから、業績は期初より概ね堅調に推移してきましたが、当第3四半期連結会計期間におきましては、一層の競合環境激化により製品市況が下落し、業績は厳しいものとなりました。
米国においては、鋼材需要は底堅く推移しているものの、製品市況が調整局面に入り軟化していること等により、収益面では減速傾向にあります。
以上の結果、売上高は前年同期対比9,270百万円(12.5%)増収の83,597百万円、営業利益は同1,000百万円(91.6%)増益の2,091百万円となりました。
③ 環境リサイクル事業
当事業部門については、鉄スクラップ価格下落の影響や処理コストの増加、スポット案件の減少などにより、売上高は前年同期対比160百万円(3.2%)減収の4,814百万円、営業利益は同121百万円(14.9%)減益の693百万円となりました。
④ その他の事業
当事業部門については、子会社を通じた土木資材の販売および保険代理店業等のほか、ベトナムで港湾事業を展開しております。売上高は前年同期対比64百万円(21.4%)増収の361百万円となり、営業利益は同148百万円増益(前年同期は69百万円の損失)の80百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産については、前連結会計年度末に比べて5,808百万円(2.2%)減少し、255,781百万円となりました。これは、現金及び預金が7,838百万円、有形固定資産その他が1,089百万円、投資その他の資産その他が1,302百万円増加し、受取手形及び売掛金が4,716百万円、商品及び製品が2,530百万円、流動資産その他が2,813百万円、機械装置及び運搬具が2,991百万円、のれんが3,648百万円減少したこと等によります。
負債については、前連結会計年度末に比べて8,914百万円(8.3%)減少し、98,896百万円となりました。これは、未払法人税等が1,011百万円、流動負債その他が1,282百万円増加し、支払手形及び買掛金が4,300百万円、短期借入金が4,232百万円、長期借入金が3,026百万円減少したこと等によります。
純資産については、前連結会計年度末に比べて3,105百万円(2.0%)増加し、156,886百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益5,514百万円、剰余金の配当1,738百万円等によります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に生じた重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は121百万円であります。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。
(注) 前連結会計年度末の計画は、完了予定月が2019年12月でしたが、完了予定月が変更になりました。
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策効果により個人消費が比較的堅調に推移するなど、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、米中間の通商問題を巡る動向や英国のEU離脱の行方をはじめとする海外経済の不確実性等の要因により、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの主要需要先である国内建設用鋼材市場では、建築・土木分野向けともに鋼材需要は盛り上がりを欠く状況が続きました。一方、4月以降下落基調で推移してきた鉄スクラップ市況が底打ちし、11月より上昇に転じましたが、当初想定を下回る水準で推移したことから、利益の源泉となる売買価格差(製品価格と原材料価格の差額)は拡大しました。
海外鉄鋼事業については、ベトナムにおいては、引き続き競合環境が厳しい状況ではありますが、全体として前年同期を上回る業績となりました。米国においては、鋼材需要は底堅く推移しておりますが、前期後半に高騰した製品市況が調整局面入りするなど、事業環境に変化が見られました。
これらの結果、当社グループの連結売上高は前年同期対比6,930百万円(3.9%)増収の183,418百万円となりました。連結営業利益は前年同期対比8,582百万円(127.2%)増益の15,329百万円、連結経常利益は同9,071百万円(153.6%)増益の14,977百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益については、当第3四半期連結累計期間においてベトナム北部拠点の一つであるベトナム・イタリー・スチール社(VIS社)の固定資産(のれんを含む)について減損損失を計上しましたが、前年同期対比959百万円(21.1%)増益の5,514百万円となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
① 国内鉄鋼事業
当事業部門については、製品出荷量は前年同期対比5.2万トン減の125万トンとなりました。鉄スクラップ価格が前年同期対比7.7千円(21.3%)下落した一方、製品価格は同1.3千円(1.9%)上昇したため、売買価格差は9.0千円(28.0%)拡大しました。
以上の結果、売上高は前年同期対比2,243百万円(2.3%)減収の94,646百万円、営業利益は同7,610百万円(129.6%)増益の13,484百万円となりました。
② 海外鉄鋼事業
当事業部門は、ベトナム及び米国にて鉄鋼事業を展開しております。
ベトナムにおいては、堅調な鋼材需要の下、原材料である鉄スクラップおよび半製品価格が軟調に推移したことから、業績は期初より概ね堅調に推移してきましたが、当第3四半期連結会計期間におきましては、一層の競合環境激化により製品市況が下落し、業績は厳しいものとなりました。
米国においては、鋼材需要は底堅く推移しているものの、製品市況が調整局面に入り軟化していること等により、収益面では減速傾向にあります。
以上の結果、売上高は前年同期対比9,270百万円(12.5%)増収の83,597百万円、営業利益は同1,000百万円(91.6%)増益の2,091百万円となりました。
③ 環境リサイクル事業
当事業部門については、鉄スクラップ価格下落の影響や処理コストの増加、スポット案件の減少などにより、売上高は前年同期対比160百万円(3.2%)減収の4,814百万円、営業利益は同121百万円(14.9%)減益の693百万円となりました。
④ その他の事業
当事業部門については、子会社を通じた土木資材の販売および保険代理店業等のほか、ベトナムで港湾事業を展開しております。売上高は前年同期対比64百万円(21.4%)増収の361百万円となり、営業利益は同148百万円増益(前年同期は69百万円の損失)の80百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産については、前連結会計年度末に比べて5,808百万円(2.2%)減少し、255,781百万円となりました。これは、現金及び預金が7,838百万円、有形固定資産その他が1,089百万円、投資その他の資産その他が1,302百万円増加し、受取手形及び売掛金が4,716百万円、商品及び製品が2,530百万円、流動資産その他が2,813百万円、機械装置及び運搬具が2,991百万円、のれんが3,648百万円減少したこと等によります。
負債については、前連結会計年度末に比べて8,914百万円(8.3%)減少し、98,896百万円となりました。これは、未払法人税等が1,011百万円、流動負債その他が1,282百万円増加し、支払手形及び買掛金が4,300百万円、短期借入金が4,232百万円、長期借入金が3,026百万円減少したこと等によります。
純資産については、前連結会計年度末に比べて3,105百万円(2.0%)増加し、156,886百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益5,514百万円、剰余金の配当1,738百万円等によります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に生じた重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は121百万円であります。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達方法 | 着手及び完了予定月 | ||
| 総額 | 既支払額 | 着手 | 完了 | |||||
| ビントン・スチール社 本社工場 | 米国テキサス州 | 海外鉄鋼事業 | 精整設備更新・ 出荷倉庫改修工事 | 10,400 (千米$) | 4,273 (千米$) | 借入 自己資金 | 2019年2月 | 2020年3月 |
(注) 前連結会計年度末の計画は、完了予定月が2019年12月でしたが、完了予定月が変更になりました。