四半期報告書-第55期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 12:57
【資料】
PDFをみる
【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済情勢は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため各国が実施した渡航禁止や都市封鎖などにより経済活動が大きく停滞しました。その後、経済活動の再開が徐々に進みましたが、回復は緩やかなペースとなっています。米国では都市封鎖解除後に雇用が回復し個人消費は持ち直しましたが、欧州では感染の再拡大を受けて回復の勢いが鈍化しました。中国においては内需や輸出を中心に経済の回復が持続しました。日本国内では緊急事態宣言解除後は個人消費は持ち直しましたが、企業部門では業績の悪化が見られました。
このような状況の中、新型コロナ禍による移動制限や在宅勤務の増加でオフィスの利用が減少したことにより、複合機や商業用印刷機などの稼働が落ち込み、当社の主力製品であるキャリアの需要は大幅に減少いたしました。
食品の品質保持に使用される脱酸素剤市場は、観光やインバウンド需要の減少、百貨店等の休業などにより大幅に悪化いたしました。鉄粉につきましては、主要用途であるカイロ用が2年連続の暖冬の影響で前年同期を下回る需要となりました。
これらの市場環境下、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比37.6%減少の3,391百万円となりました。
損益面では、販売減の影響が大きく、営業損失48百万円(前年同期は営業利益843百万円)、経常損失52百万円(前年同期は経常利益839百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失55百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益546百万円)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「キャリア事業」としていた報告セグメントの名称を、電子写真用キャリア以外の新規市場向け新製品が立ち上がったことなどから、より適切に事業内容を表すよう「機能性材料事業」に変更いたしました。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント業績に与える影響はありません。
①機能性材料事業
当セグメントにおきましては、電子写真用キャリアの大幅な需要減により、売上高は2,701百万円(前年同期比37.9%減)となりました。セグメント利益は、売上高の減少により165百万円(前年同期比83.9%減)となりました。
②鉄粉事業
当セグメントにおきましては、脱酸素剤関連製品、鉄粉関連製品とも需要が減少し、売上高は690百万円(前年同期比36.4%減)となりました。セグメント利益は、減販損が影響し18百万円の損失となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ、売上債権(受取手形及び売掛金、電子記録債権)と預け金の減少により、1,690百万円減少いたしました。固定資産は、有形固定資産の減価償却発生金額が設備投資金額を上回ったことなどにより、74百万円減少いたしました。以上により、総資産は1,765百万円減少し13,494百万円となりました。
負債は、支払手形及び買掛金、未払金、未払法人税等の減少により、1,429百万円減少し1,780百万円となりました。
純資産は、配当金の支払い281百万円、四半期純損失55百万円により、335百万円減少し11,714百万円となりました。自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ7.8%増加し86.8%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
前第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年9月30日)
当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年9月30日)
増減
営業活動によるキャッシュ・フロー802百万円240百万円△561百万円
投資活動によるキャッシュ・フロー△679百万円△820百万円△141百万円
財務活動によるキャッシュ・フロー△332百万円△282百万円50百万円
現金及び現金同等物の四半期末残高3,058百万円2,908百万円△149百万円

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金収入が561百万円減少し、240百万円の収入となりました。主に税金等調整前四半期純利益が減少したことによります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金支出が141百万円増加し、820百万円の支出となりました。キャリア製造設備等の有形固定資産の取得による支出が増加しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比べ現金支出が50百万円減少し、282百万円の支出となりました。前年度において長期借入金の返済が完済したことによります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物残高は、前第2四半期連結累計期間末に比べ149百万円減少し2,908百万円となりました。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について変更を行っております。財務諸表の作成に当たっては、新型コロナウイルスの感染拡大により、一定の売上高減少の影響が当事業年度の第1四半期まで継続するものの、第2四半期以降は徐々に回復するとの仮定も考慮して見積り及び予測を行っておりましたが、第2四半期もオフィスにおける複合機や商業用印刷機などの稼働は鈍く在庫調整などもありキャリアの需要は回復しませんでした。
第3四半期以降は新型コロナウイルスの収束時期は見通せないものの、経済活動は徐々に再開しており、各国・地域の景気対策や財政政策の効果もあり、景気は緩やかに回復するものと見ております。下期のキャリア需要は第2四半期までの在庫調整局面を経て第3四半期以降は緩やかに回復するものの、従来の需要近くに戻るのは来期以降になると見込んで見積り及び予測を変更しました。ただし、現時点での全ての影響について合理的に見積り及び予測を行うことは困難であり、また、収束時期等によっても変動する可能性があります。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は244,733千円であります。なお、研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(7) 経営者の問題意識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境および入手可能な情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努めております。事業環境の変化に対応すべく経営戦略を明確にし、掲げた課題と施策を確実に実行してまいります。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。