四半期報告書-第41期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 10:22
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
1)財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は232億44百万円(前連結会計年度末比3億68百万円減)となりました。内訳は、流動資産150億87百万円(前連結会計年度末比4億37百万円減)、有形固定資産64億11百万円(前連結会計年度末比1億25百万円増)、無形固定資産2億24百万円(前連結会計年度末比17百万円減)、投資その他の資産15億20百万円(前連結会計年度末比40百万円減)でありました。資産の減少の主な要因は、原材料及び貯蔵品が3億2百万円、商品及び製品が1億78百万円増加しましたが、受取手形、売掛金及び契約資産が8億17百万円、現金及び預金が1億75百万円減少したことなどによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は135億47百万円(前連結会計年度末比12億57百万円減)となりました。内訳は、流動負債が97億99百万円(前連結会計年度末比5億63百万円減)、固定負債が37億48百万円(前連結会計年度末比6億93百万円減)でありました。負債の減少の主な要因は、電子記録債務が4億41百万円増加しましたが、長期借入金が6億50百万円、前受金を主としたその他流動負債が5億96百万円、支払手形及び買掛金が2億29百万円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は96億96百万円(前連結会計年度末比8億89百万円増)となりました。純資産の増加の主な要因は、株主配当金の支払いにより利益剰余金が3億円減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が10億64百万円増加したことなどによるものであります。
なお、第1四半期会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準29号)等を適用しており、当第3四半期連結累計期間前年同期比への影響額は以下の通りです。
(単位:百万円)
資産負債純資産
前年同期比のうち会計方針変更による増減額△289△490+201


(単位:百万円)
資 産負 債
2021年
3月末
2021年
12月末
増 減2021年
3月末
2021年
12月末
増 減
23,61323,244(主な内訳)14,80513,547(主な内訳)
△817受取手形、売掛金及び契約資産△650長期借入金
△175現金及び預金△596その他流動負債
+302原材料及び貯蔵品+441電子記録債務
+178商品及び製品△1,257
純 資 産
2021年
3月末
2021年
12月末
増 減
8,8079,696(主な内訳)
+1,064親会社帰属四半期純利益
△300株主配当金支払い
△368+889

増減以外の分析は、以下の通りです。
・運転資本(売掛債権+棚卸資産-仕入債務)は、42億22百万円と前連結会計年度末比5億48百万円減少しました。
・有利子負債は、47億14百万円と前連結会計年度末比8億68百万円減少しました。これにより有利子負債の自己資本に対する比率(D/Eレシオ)は、0.49となり、前連結会計年度末より0.15低くなりました。
2)経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症による影響を受けました。4月25日に3度目となる緊急事態宣言が発令され、感染力の強い変異株「デルタ株」の感染拡大もあり、7月12日に東京都を対象に4度目となる緊急事態宣言が発出されるなど、経済活動は停滞しました。この間、ワクチン接種が進み、9月30日には緊急事態宣言が解除され、新規感染者数も大幅に減少するなど、今後経済が回復していくことが期待されておりますが、年末にかけて新しい変異株の感染拡大が懸念されるなど、引続き不透明な要素が強く残っている状況で推移しておりました。海外経済においては、欧米がワクチン接種を進め、徐々に経済の回復軌道を実現しつつあるなか、東南アジアではワクチン接種が進まない状況下で「デルタ株」の感染が拡大し、感染者が急増しました。感染者数が急増した地域においても後半は減少傾向を示す一方、欧米の一部では12月後半ころから「オミクロン株」の感染拡大により急激な増加に転じるなど、各国が新型コロナウイルス感染症との共存における経済活動の回復を模索している状況が続いております。また、世界的なサプライチェーンの混乱や供給制限の影響による資源高や半導体不足は、経済活動に多方面で大きな影響を与えています。
当社グループと関連の深い建築・土木市場においては、官公庁工事は堅調に推移しておりますが、民間工事の需要は新型コロナウイルス感染症の影響による設備投資の低迷の影響を受けております。また、アジア・アフリカにおきましては地域により感染の再拡大が発生するなど、現地経済活動への影響が継続しております。
このような経営環境のもと当社グループでは、2020年6月に公表した「中期経営計画2020-2022」において、2030年頃を見据えた「2030ビジョン」実現のために、①思い切った経営資源の戦略的投入、②既存事業基盤の再構築と新たな価値の創造、③持続可能な企業価値向上のための経営基盤の強化の基本方針のもとに、事業環境が良好な建設用資機材の製造・販売事業を中心として収益性・生産性を向上させ、同時に本中期経営計画終了後の飛躍的な成長のための施策を実施しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、建設用資機材の製造・販売事業が好調を維持し、海外関連事業や建築資材の製造・販売事業の一部を除き昨年度新型コロナウイルス感染症の影響により落込んだ事業が回復基調となったことより、売上高176億76百万円(前年同期比8.8%増)と増収となりました。
利益面では、高粗利製品の売上増加および既存製品等の利益率改善、新型コロナウイルス感染症の拡大に対する移動制限等の影響により経費が抑えられたこと等により、営業利益16億63百万円(前年同期比131.4%増)、経常利益16億81百万円(前年同期比127.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益10億64百万円(前年同期比298.0%増)となりました。
前第3四半期
連結累計期間
(2020年4~12月)
当第3四半期
連結累計期間
(2021年4~12月)
増減公表予想進捗
売上高 (百万円)16,24917,676+1,42623,62174.8%
営業利益 (百万円)7181,663+9441,76194.4%
営業利益率 (%)4.49.4+5.07.5-

なお、第1四半期会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準29号)等を適用しており、当第3四半期連結累計期間前年同期比への影響額は以下の通りです。
(単位:百万円)
売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属
する四半期純利益
前年同期比のうち会計方針変更による増減額+493+179+179+99
上記以外+933+764+763+697
前年同期比増減額+1,426+944+943+797

セグメントの業績は次のとおりであります。
前第3四半期
連結累計期間
(2020年4~12月)
当第3四半期
連結累計期間
(2021年4~12月)
増減
建設用資機材の売上高 (百万円)8,6709,569+899
製造・販売事業営業利益 (百万円)7651,272+506
営業利益率 (%)8.813.3+4.5
建築用資材の売上高 (百万円)6,1436,095△48
製造・販売事業営業利益 (百万円)254478+223
営業利益率 (%)4.17.8+3.7

建設コンサルタント売上高 (百万円)37565+527
事業営業利益又は営業損失(△)(百万円)△19249+241
営業利益率 (%)△511.78.7-
補修・補強工事業売上高 (百万円)1,3971,445+48
営業利益 (百万円)174142△31
営業利益率 (%)12.59.8△2.6

(建設用資機材の製造・販売事業)
この事業では、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」への対応が進められているなか、橋梁更新工事や豪雨災害などの対策工事が進められております。そのようななか、当第3四半期連結累計期間におきましては、輸出は低調でしたが、落橋防止装置等橋梁耐震補強製品の販売および河川災害用ブロック等の販売が好調に推移し、売上高は前年同期を大きく上回りました。利益面では、利益率の高い製品の販売が増加したため、増益となりました。
この結果、この事業の売上高は95億69百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益12億72百万円(前年同期比66.1%増)となりました。
(建築用資材の製造・販売事業)
この事業では、前年から引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が大きく残っております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、セパレーター・吊りボルト等を中心とした建築金物分野の売上は新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、低調に推移しております。一方、鉄骨工事分野においては繰越案件も多く比較的好調な売上となっております。また利益面では、商品販売および鉄骨工事の利益率改善に努めました。
この結果、この事業の売上高は60億95百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益4億78百万円(前年同期比88.0%増)となりました。
(建設コンサルタント事業)
この事業では、フランス語圏での強みを生かして、アジア・アフリカ圏をはじめとする各国での道路・橋梁建設や公共性の高い設備機材整備、環境改善等についてのコンサルタント事業を展開しております。また、新規分野として国内外におけるBIM/CIM適用事業支援業務への参画を目指して参ります。
当第3四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大による影響はあるものの、国によっては現地活動が再開できる状況となっております。第1四半期会計期間の期首から収益認識の会計基準への変更により、進捗度等に基づき売上を計上しておりますので、前年同期比で増収増益となっております。
この結果、この事業の売上高は5億65百万円(前年同期比1,405.2%増)、営業利益49百万円(前年同期は1億92百万円の営業損失)となりました。
なお、会計方針の変更による前年同期比の増減額は以下の通りです。
(単位:百万円)
売上高営業利益
前年同期比のうち会計方針変更による増減額+493+179
上記以外+34+61
前年同期比増減額+527+241

(補修・補強工事業)
この事業では、社会インフラ老朽化対策における橋梁、トンネルの補修・補強工事を推し進めております。国土強靱化対策等が進捗しており、受注環境は引続き良好に推移しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、工事現場における新型コロナウイルス感染症の影響はほとんどなく予定通りに進捗し、前年並みの売上高となりました。また利益面では、高利益の工事が減少したことにより、前年同期比で減益となっております。
この結果、この事業の売上高は14億45百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益1億42百万円(前年同期比18.3%減)となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億6百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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