四半期報告書-第74期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間末現在において、判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性や相次ぐ自然災害、為替・株式市場の不安定さの影響を受けたものの、個人消費の持ち直しや企業収益の改善が続き、緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のなか、当第2四半期累計期間における当社の財政状態及び経営成績は以下のとおりです。
①財政状態
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて、126百万円増加して4,069百万円となりました。これは主に、商品及び製品の増加497百万円および原材料及び貯蔵品の増加99百万円による一方で、現金及び預金の減少179百万円および受取手形及び売掛金の減少275百万円によるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて、37百万円増加して4,830百万円となりました。これは主に、機械及び装置の増加728百万円による一方で、建設仮勘定の減少689百万円によるものです。
この結果、資産合計は前事業年度末に比べて、163百万円増加して8,899百万円となりました。
(負債)
流動負債は前事業年度末に比べて、122百万円減少して2,435百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加79百万円による一方で、その他の流動負債の減少212百万円によるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて、395百万円増加して2,483百万円となりました。これは主に、長期借入金の増加380百万円によるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて、273百万円増加して4,919百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて、109百万円減少して3,979百万円となりました。これは主に、四半期純損失10百万円およびその他有価証券評価差額金の減少53百万円並びに剰余金の配当47百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は前事業年度末の46.8%から44.7%となりました。
②経営成績
当第2四半期累計期間の売上高は、LPガス容器用弁については、記録的な猛暑によるガス需要の減退や風水害等による容器や再検査本数の低迷を背景として減少しました。また、工事案件の減少および造船市場の冷え込みにより、設備用弁および船舶用弁が各々減少しました。一方で、LPGバルク付属機器の交換需要が立ち上り始めたこと、およびLNGを核とする積極的なマーケティング活動を推進したことにより、LPGバルク付属機器および低温弁が各々増加しました。その結果、売上高は2,247百万円(前年同期比3.1%減)となりました。
損益面につきましては、LPガス容器用弁をはじめとする主要原材料である黄銅材の価格が年初から引き続き高値で推移したこと、人件費が増加したこと、荷造費等の諸掛かりが上昇したこと、およびこれらに対処すべく取り組んだ製品の値上げが当初予定より大幅に遅れたことにより、収益が圧迫され、営業損失が0百万円(前年同期は営業利益37百万円)となりました。また、当第2四半期累計期間においては、前年同期に計上した非経常的・臨時的な営業外収益(保険解約返戻金38百万円)および特別利益(固定資産売却益30百万円)の計上がなかったため、経常損失は7百万円(前年同期は経常利益75百万円)、四半期純損失は10百万円(前年同期は四半期純利益83百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、169百万円減少(前第2四半期累計期間は125百万円の増加)して319百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は321百万円(前第2四半期累計期間は11百万円の増加)となりました。これは主に、売上債権の減少額263百万円および破産更生債権等の減少額248百万円により増加する一方で、貸倒引当金の減少額236百万円およびたな卸資産の増加額602百万円により減少するものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は297百万円(前第2四半期累計期間は206百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出306百万円により減少するものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は449百万円(前第2四半期累計期間は319百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の純増額79百万円および長期借入れによる収入557百万円により増加する一方で、長期借入金の返済による支出119百万円および配当金の支払額46百万円により減少するものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、100百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性や相次ぐ自然災害、為替・株式市場の不安定さの影響を受けたものの、個人消費の持ち直しや企業収益の改善が続き、緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のなか、当第2四半期累計期間における当社の財政状態及び経営成績は以下のとおりです。
①財政状態
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて、126百万円増加して4,069百万円となりました。これは主に、商品及び製品の増加497百万円および原材料及び貯蔵品の増加99百万円による一方で、現金及び預金の減少179百万円および受取手形及び売掛金の減少275百万円によるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて、37百万円増加して4,830百万円となりました。これは主に、機械及び装置の増加728百万円による一方で、建設仮勘定の減少689百万円によるものです。
この結果、資産合計は前事業年度末に比べて、163百万円増加して8,899百万円となりました。
(負債)
流動負債は前事業年度末に比べて、122百万円減少して2,435百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加79百万円による一方で、その他の流動負債の減少212百万円によるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて、395百万円増加して2,483百万円となりました。これは主に、長期借入金の増加380百万円によるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて、273百万円増加して4,919百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて、109百万円減少して3,979百万円となりました。これは主に、四半期純損失10百万円およびその他有価証券評価差額金の減少53百万円並びに剰余金の配当47百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は前事業年度末の46.8%から44.7%となりました。
②経営成績
当第2四半期累計期間の売上高は、LPガス容器用弁については、記録的な猛暑によるガス需要の減退や風水害等による容器や再検査本数の低迷を背景として減少しました。また、工事案件の減少および造船市場の冷え込みにより、設備用弁および船舶用弁が各々減少しました。一方で、LPGバルク付属機器の交換需要が立ち上り始めたこと、およびLNGを核とする積極的なマーケティング活動を推進したことにより、LPGバルク付属機器および低温弁が各々増加しました。その結果、売上高は2,247百万円(前年同期比3.1%減)となりました。
損益面につきましては、LPガス容器用弁をはじめとする主要原材料である黄銅材の価格が年初から引き続き高値で推移したこと、人件費が増加したこと、荷造費等の諸掛かりが上昇したこと、およびこれらに対処すべく取り組んだ製品の値上げが当初予定より大幅に遅れたことにより、収益が圧迫され、営業損失が0百万円(前年同期は営業利益37百万円)となりました。また、当第2四半期累計期間においては、前年同期に計上した非経常的・臨時的な営業外収益(保険解約返戻金38百万円)および特別利益(固定資産売却益30百万円)の計上がなかったため、経常損失は7百万円(前年同期は経常利益75百万円)、四半期純損失は10百万円(前年同期は四半期純利益83百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、169百万円減少(前第2四半期累計期間は125百万円の増加)して319百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は321百万円(前第2四半期累計期間は11百万円の増加)となりました。これは主に、売上債権の減少額263百万円および破産更生債権等の減少額248百万円により増加する一方で、貸倒引当金の減少額236百万円およびたな卸資産の増加額602百万円により減少するものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は297百万円(前第2四半期累計期間は206百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出306百万円により減少するものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は449百万円(前第2四半期累計期間は319百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の純増額79百万円および長期借入れによる収入557百万円により増加する一方で、長期借入金の返済による支出119百万円および配当金の支払額46百万円により減少するものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、100百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。