四半期報告書-第74期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間末現在において、判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦を発信源とした中国経済の減速や相次ぐ自然災害、為替・株式市場の不安定さの影響を受けたものの、個人消費の持ち直しや企業収益の改善が続き、緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のなか、当第3四半期累計期間における当社の財政状態及び経営成績は以下のとおりです。
①財政状態
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて、149百万円増加して4,091百万円となりました。これは主に、商品及び製品の増加399百万円および原材料及び貯蔵品の増加125百万円による一方で、現金及び預金の減少217百万円および受取手形及び売掛金の減少155百万円によるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて、12百万円減少して4,779百万円となりました。これは主に、機械及び装置の増加727百万円および投資その他の資産のうちその他の増加84百万円による一方で、建設仮勘定の減少681百万円および投資有価証券の減少152百万円によるものです。
この結果、資産合計は前事業年度末に比べて、136百万円増加して8,871百万円となりました。
(負債)
流動負債は前事業年度末に比べて、48百万円減少して2,510百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加349百万円による一方で、支払手形及び買掛金の減少97百万円、賞与引当金の減少64百万円および流動負債のうちその他の減少233百万円によるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて、353百万円増加して2,441百万円となりました。これは主に、長期借入金の増加333百万円によるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて、305百万円増加して4,951百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて、168百万円減少して3,920百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金の減少116百万円および剰余金の配当により利益剰余金が47百万円減少したためです。
この結果、自己資本比率は前事業年度末の46.8%から44.2%となりました。
②経営成績
当第3四半期累計期間の売上高は、LPガス容器用弁が記録的な猛暑によるガス需要の減退や風水害等による容器再検査本数の低迷を背景として減少しました。また、工事案件の減少および造船市場の冷え込みにより、設備用弁および船舶用弁が各々減少しました。一方で、LPGバルク付属機器の交換需要が立ち上りはじめたこと、およびLNGを核とする低温弁の積極的なマーケティング活動を推進したことにより、LPGバルク付属機器および低温弁が各々増加しました。その結果、売上高合計は3,541百万円(前年同期比2.7%減)となりましたが、そのうち製品商品売上高では3,073百万円で微増(前年同期3,072百万円)、屑売上高はLPガス容器用弁の安全在庫消化による減産を行った影響で467百万円(前年同期567百万円)と減少しました。
損益面につきましては、LPガス容器用弁をはじめとする主要原材料である黄銅材の価格が年初から引き続き高値で推移したこと、人件費が増加したこと、荷造費等の諸掛かりが上昇したこと、およびこれらに対処すべく取り組んだ製品の値上げが当初予定より大幅に遅れたことにより、収益が圧迫され、営業利益は8百万円(前年同期比87.8%減)となりました。また、当第3四半期累計期間においては、前年同期に計上した非経常的・臨時的な営業外収益(保険解約返戻金38百万円)および特別利益(固定資産売却益30百万円)の計上がなかったため、経常利益は1百万円(前年同期比98.4%減)、四半期純損失は10百万円(前年同期は四半期純利益108百万円)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、153百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦を発信源とした中国経済の減速や相次ぐ自然災害、為替・株式市場の不安定さの影響を受けたものの、個人消費の持ち直しや企業収益の改善が続き、緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のなか、当第3四半期累計期間における当社の財政状態及び経営成績は以下のとおりです。
①財政状態
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて、149百万円増加して4,091百万円となりました。これは主に、商品及び製品の増加399百万円および原材料及び貯蔵品の増加125百万円による一方で、現金及び預金の減少217百万円および受取手形及び売掛金の減少155百万円によるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて、12百万円減少して4,779百万円となりました。これは主に、機械及び装置の増加727百万円および投資その他の資産のうちその他の増加84百万円による一方で、建設仮勘定の減少681百万円および投資有価証券の減少152百万円によるものです。
この結果、資産合計は前事業年度末に比べて、136百万円増加して8,871百万円となりました。
(負債)
流動負債は前事業年度末に比べて、48百万円減少して2,510百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加349百万円による一方で、支払手形及び買掛金の減少97百万円、賞与引当金の減少64百万円および流動負債のうちその他の減少233百万円によるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて、353百万円増加して2,441百万円となりました。これは主に、長期借入金の増加333百万円によるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて、305百万円増加して4,951百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて、168百万円減少して3,920百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金の減少116百万円および剰余金の配当により利益剰余金が47百万円減少したためです。
この結果、自己資本比率は前事業年度末の46.8%から44.2%となりました。
②経営成績
当第3四半期累計期間の売上高は、LPガス容器用弁が記録的な猛暑によるガス需要の減退や風水害等による容器再検査本数の低迷を背景として減少しました。また、工事案件の減少および造船市場の冷え込みにより、設備用弁および船舶用弁が各々減少しました。一方で、LPGバルク付属機器の交換需要が立ち上りはじめたこと、およびLNGを核とする低温弁の積極的なマーケティング活動を推進したことにより、LPGバルク付属機器および低温弁が各々増加しました。その結果、売上高合計は3,541百万円(前年同期比2.7%減)となりましたが、そのうち製品商品売上高では3,073百万円で微増(前年同期3,072百万円)、屑売上高はLPガス容器用弁の安全在庫消化による減産を行った影響で467百万円(前年同期567百万円)と減少しました。
損益面につきましては、LPガス容器用弁をはじめとする主要原材料である黄銅材の価格が年初から引き続き高値で推移したこと、人件費が増加したこと、荷造費等の諸掛かりが上昇したこと、およびこれらに対処すべく取り組んだ製品の値上げが当初予定より大幅に遅れたことにより、収益が圧迫され、営業利益は8百万円(前年同期比87.8%減)となりました。また、当第3四半期累計期間においては、前年同期に計上した非経常的・臨時的な営業外収益(保険解約返戻金38百万円)および特別利益(固定資産売却益30百万円)の計上がなかったため、経常利益は1百万円(前年同期比98.4%減)、四半期純損失は10百万円(前年同期は四半期純利益108百万円)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、153百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。