四半期報告書-第75期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間末現在において、判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が持続しているものの、米中間の貿易摩擦、英国のEU離脱問題および中東情勢の緊迫化などの海外要因に加え、消費税増税による景気への影響懸念などにより、先行きの不透明感が強まっている状況となっております。
このような状況のなか、当第2四半期累計期間における当社の財政状態及び経営成績は以下のとおりです。
①財政状態
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて、168百万円減少して3,880百万円となりました。これは主に、商品及び製品の増加241百万円による一方で、現金及び預金の減少174百万円および受取手形及び売掛金の減少212百万円ならびに仕掛品の減少19百万円によるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて、27百万円減少して4,741百万円となりました。これは主に、リース資産(純額)の増加49百万円および建設仮勘定の増加21百万円による一方で、機械及び装置(純額)の減少47百万円および投資有価証券の減少54百万円によるものです。
この結果、資産合計は前事業年度末に比べて、196百万円減少して8,621百万円となりました。
(負債)
流動負債は前事業年度末に比べて、117百万円減少して2,455百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加168百万円による一方で、支払手形及び買掛金の減少154百万円およびその他の流動負債の減少138百万円によるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて、8百万円減少して2,364百万円となりました。これは主に、その他の固定負債の増加50百万円による一方で、長期借入金の減少15百万円および役員退職慰労引当金の減少35百万円によるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて、125百万円減少して4,819百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて、70百万円減少して3,801百万円となりました。これは主に、四半期純利益38百万円および剰余金の配当96百万円による利益剰余金の減少57百万円、その他有価証券評価差額金の減少19百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は前事業年度末の43.9%から44.1%となりました。
②経営成績
当第2四半期累計期間の売上高は、製品商品売上高が1,969百万円(前年同期比4.3%増)および作業屑売上高が296百万円(前年同期比17.5%減)となり、合計で2,265百万円(前年同期比0.8%増)となりました。製品商品売上高のうち、LPガス容器用弁および設備用弁は販売キャンペーンの実施により前年同期で増加し、また船舶用弁は前期の落ち込みから復調し増加しました。車載用およびバルク付属機器は前年同期比で減少しましたが、そのうちバルク付属機器につきましては、前期末における値上げ前の駆け込み需要の反動であり、今期通期では、設置後20年の交換需要による売り上げ増加が見込めます。
損益面につきましては、当期は前期に完成したLPガス容器用弁の新製造ラインの償却負担増や運賃その他の諸掛かりの値上がりによる経費増を工場消耗品費、消耗工具費等の圧縮や部品内製化による外注費削減および工程変更による生産性向上、LPガス容器用弁やバルク付属機器の製品値上げ等で吸収すべく努めたことにより、営業利益21百万円(前年同期は営業損失0百万円)、経常利益15百万円(前年同期は経常損失7百万円)となりました。また、特別利益に投資有価証券売却益18百万円、役員退職慰労引当金戻入額10百万円を計上したことにより四半期純利益38百万円(前年同期は四半期純損失10百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、157百万円減少(前第2四半期累計期間は169百万円の減少)して71百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は228百万円(前第2四半期累計期間は321百万円の減少)となりました。これは主に、売上債権の減少額303百万円により増加する一方で、たな卸資産の増加額221百万円、仕入債務の減少額154百万円および割引手形の減少額91百万円により減少するものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は20百万円(前第2四半期累計期間は297百万円の減少)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入49百万円により増加する一方で、有形固定資産の取得による支出87百万円により減少するものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は91百万円(前第2四半期累計期間は449百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の純増額168百万円、長期借入れによる収入100百万円およびセール・アンド・リースバックによる収入38百万円により増加する一方で、長期借入金の返済による支出115百万円および配当金の支払額95百万円により減少するものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、70百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が持続しているものの、米中間の貿易摩擦、英国のEU離脱問題および中東情勢の緊迫化などの海外要因に加え、消費税増税による景気への影響懸念などにより、先行きの不透明感が強まっている状況となっております。
このような状況のなか、当第2四半期累計期間における当社の財政状態及び経営成績は以下のとおりです。
①財政状態
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて、168百万円減少して3,880百万円となりました。これは主に、商品及び製品の増加241百万円による一方で、現金及び預金の減少174百万円および受取手形及び売掛金の減少212百万円ならびに仕掛品の減少19百万円によるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて、27百万円減少して4,741百万円となりました。これは主に、リース資産(純額)の増加49百万円および建設仮勘定の増加21百万円による一方で、機械及び装置(純額)の減少47百万円および投資有価証券の減少54百万円によるものです。
この結果、資産合計は前事業年度末に比べて、196百万円減少して8,621百万円となりました。
(負債)
流動負債は前事業年度末に比べて、117百万円減少して2,455百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加168百万円による一方で、支払手形及び買掛金の減少154百万円およびその他の流動負債の減少138百万円によるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて、8百万円減少して2,364百万円となりました。これは主に、その他の固定負債の増加50百万円による一方で、長期借入金の減少15百万円および役員退職慰労引当金の減少35百万円によるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて、125百万円減少して4,819百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて、70百万円減少して3,801百万円となりました。これは主に、四半期純利益38百万円および剰余金の配当96百万円による利益剰余金の減少57百万円、その他有価証券評価差額金の減少19百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は前事業年度末の43.9%から44.1%となりました。
②経営成績
当第2四半期累計期間の売上高は、製品商品売上高が1,969百万円(前年同期比4.3%増)および作業屑売上高が296百万円(前年同期比17.5%減)となり、合計で2,265百万円(前年同期比0.8%増)となりました。製品商品売上高のうち、LPガス容器用弁および設備用弁は販売キャンペーンの実施により前年同期で増加し、また船舶用弁は前期の落ち込みから復調し増加しました。車載用およびバルク付属機器は前年同期比で減少しましたが、そのうちバルク付属機器につきましては、前期末における値上げ前の駆け込み需要の反動であり、今期通期では、設置後20年の交換需要による売り上げ増加が見込めます。
損益面につきましては、当期は前期に完成したLPガス容器用弁の新製造ラインの償却負担増や運賃その他の諸掛かりの値上がりによる経費増を工場消耗品費、消耗工具費等の圧縮や部品内製化による外注費削減および工程変更による生産性向上、LPガス容器用弁やバルク付属機器の製品値上げ等で吸収すべく努めたことにより、営業利益21百万円(前年同期は営業損失0百万円)、経常利益15百万円(前年同期は経常損失7百万円)となりました。また、特別利益に投資有価証券売却益18百万円、役員退職慰労引当金戻入額10百万円を計上したことにより四半期純利益38百万円(前年同期は四半期純損失10百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、157百万円減少(前第2四半期累計期間は169百万円の減少)して71百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は228百万円(前第2四半期累計期間は321百万円の減少)となりました。これは主に、売上債権の減少額303百万円により増加する一方で、たな卸資産の増加額221百万円、仕入債務の減少額154百万円および割引手形の減少額91百万円により減少するものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は20百万円(前第2四半期累計期間は297百万円の減少)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入49百万円により増加する一方で、有形固定資産の取得による支出87百万円により減少するものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は91百万円(前第2四半期累計期間は449百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の純増額168百万円、長期借入れによる収入100百万円およびセール・アンド・リースバックによる収入38百万円により増加する一方で、長期借入金の返済による支出115百万円および配当金の支払額95百万円により減少するものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、70百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。