四半期報告書-第146期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
本項の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)において、当社グループは、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の感染拡大防止対策に努めるなかで、本年度が初年度となる中期経営計画“Accelerate Growth 2023”に基づき、「IA2IA/Smart manufacturing の実行と存在価値の変革」、「業種対応力の強化と非業種依存のビジネス拡大」、「収益性の確保と健全な成長」、「社内オペレーション最適化とマインドセットの変革」の4つの基本戦略を中心に、成長に向けて社会共通課題を軸とした事業構造の確立に向け取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、受注高が好調に推移していることを背景に、売上高は前年同期比で100億円増加しました。営業利益は、粗利率の悪化、助成金の減少による反動、販管費の増加等により、前年同期比で11億円の減少となりました。経常利益は前年同期比で11億円の減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で6億円の減少となりました。
業績の概況は以下のとおりです。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
第1四半期連結累計期間より、当社グループ内での経営管理区分の見直しを行った結果、従来「計測事業」セグメントに含まれていたライフイノベーション事業を「制御事業」セグメントに区分を変更するとともに、従来「計測事業」としていた報告セグメントの名称を「測定器事業」に変更しています。なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しています。
<制御事業>
制御事業は、売上高は、受注高が好調に推移していることを背景に、前年同期比で89億円増加しました。一方、営業利益は、粗利率の悪化、助成金の減少による反動、販管費の増加等により、前年同期比で9億円の減少となりました。
<測定器事業>
測定器事業は、売上高が堅調に推移し、増収増益となりました。
<航機その他事業>
航機その他事業は、航機事業の粗利率は改善しているものの、主に新規事業の販管費増加により、増収減益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ67億円減少し5,123億円となりました。また、負債合計は、その他固定負債や退職給付に係る負債が増加した一方、支払手形及び買掛金や未払金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ149億円減少し1,893億円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ82億円増加し3,230億円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.2ポイント増加し、61.6%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から70億円増加し、1,082億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上等により、251億円の収入(前年同期比83億円の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産や無形固定資産の取得等により、102億円の支出(前年同期比1億円の支出減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、82億円の支出(前期同期比25億円の支出減)となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた
課題はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について、重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)において、当社グループは、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の感染拡大防止対策に努めるなかで、本年度が初年度となる中期経営計画“Accelerate Growth 2023”に基づき、「IA2IA/Smart manufacturing の実行と存在価値の変革」、「業種対応力の強化と非業種依存のビジネス拡大」、「収益性の確保と健全な成長」、「社内オペレーション最適化とマインドセットの変革」の4つの基本戦略を中心に、成長に向けて社会共通課題を軸とした事業構造の確立に向け取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、受注高が好調に推移していることを背景に、売上高は前年同期比で100億円増加しました。営業利益は、粗利率の悪化、助成金の減少による反動、販管費の増加等により、前年同期比で11億円の減少となりました。経常利益は前年同期比で11億円の減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で6億円の減少となりました。
業績の概況は以下のとおりです。
2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 1,743億76百万円 | 1,844億19百万円 | 100億42百万円 | 5.8% |
営業利益 | 153億46百万円 | 141億67百万円 | △11億78百万円 | △7.7% |
経常利益 | 162億68百万円 | 150億96百万円 | △11億72百万円 | △7.2% |
親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 97億83百万円 | 91億12百万円 | △6億71百万円 | △6.9% |
(参考)1米ドル平均レート | 106.39円 | 109.93円 | 3.54円 | - |
セグメント別の概況は以下のとおりです。
第1四半期連結累計期間より、当社グループ内での経営管理区分の見直しを行った結果、従来「計測事業」セグメントに含まれていたライフイノベーション事業を「制御事業」セグメントに区分を変更するとともに、従来「計測事業」としていた報告セグメントの名称を「測定器事業」に変更しています。なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しています。
<制御事業>
2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 1,626億12百万円 | 1,715億76百万円 | 89億63百万円 | 5.5% |
営業利益 | 147億81百万円 | 138億40百万円 | △9億40百万円 | △6.4% |
制御事業は、売上高は、受注高が好調に推移していることを背景に、前年同期比で89億円増加しました。一方、営業利益は、粗利率の悪化、助成金の減少による反動、販管費の増加等により、前年同期比で9億円の減少となりました。
<測定器事業>
2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 94億56百万円 | 101億00百万円 | 6億44百万円 | 6.8% |
営業利益 | 15億11百万円 | 16億50百万円 | 1億38百万円 | 9.2% |
測定器事業は、売上高が堅調に推移し、増収増益となりました。
<航機その他事業>
2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 23億 7百万円 | 27億41百万円 | 4億34百万円 | 18.8% |
営業利益 | △9億46百万円 | △13億23百万円 | △3億76百万円 | - |
航機その他事業は、航機事業の粗利率は改善しているものの、主に新規事業の販管費増加により、増収減益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ67億円減少し5,123億円となりました。また、負債合計は、その他固定負債や退職給付に係る負債が増加した一方、支払手形及び買掛金や未払金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ149億円減少し1,893億円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ82億円増加し3,230億円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.2ポイント増加し、61.6%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から70億円増加し、1,082億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上等により、251億円の収入(前年同期比83億円の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産や無形固定資産の取得等により、102億円の支出(前年同期比1億円の支出減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、82億円の支出(前期同期比25億円の支出減)となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた
課題はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について、重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。
セグメントの名称 | 当第2半期連結累計期間 (百万円) | 前年同期比 (百万円) |
制御事業 | 12,237 | 698 |
測定器事業 | 1,417 | 76 |
航機その他事業 | 371 | 83 |
合計 | 14,026 | 858 |
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。