四半期報告書-第145期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
本項の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)において、当社グループは本年度が最終年度となる中期経営計画“Transformation 2020”に基づき、「既存事業の変革」、「新事業とビジネスモデル変革への挑戦」、「グループ全体最適による生産性向上」の3つの基本戦略を実行し、デジタル技術を活用しながら、「成長基盤の整備」とともに「成長機会の創出」に取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、COVID-19感染拡大や為替の変動影響などにより、売上高は前年同期比で170億円減少しました。営業利益は、COVID-19や為替の変動影響を受けつつも、販管費の減少等により、前年同期比で15億円の減少となりました。経常利益は前年同期比で7億円の減少、親会社株主に帰属する四半期純利益はほぼ前年並みとなりました。
業績の概況は以下のとおりです。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
<制御事業>
制御事業の売上高は、主にCOVID-19感染拡大や為替の変動影響などにより、前年同期比で153億円減少しました。一方、営業利益は、販管費の減少などにより、前年同期比で4億円の減少となりました。
<計測事業>
計測事業は、売上高は堅調でしたが、ライフイノベーション事業などにおける先行投資の影響等により、営業利
益は前年同期比で1億円減少しました。
<航機その他事業>
航機その他事業は、主にCOVID-19感染拡大に伴う経済活動制限による、航空関連機器需要の低迷などにより、減
収減益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、たな卸資産や投資有価証券が増加した一方、受取手形及び売掛金や現金及び預金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ90億円減少し4,806億円となりました。また、負債合計は、長期借入金やその他流動負債が増加した一方、短期借入金やコマーシャル・ペーパーが減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ165億円減少し1,816億円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ75億円増加し、2,990億円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.5ポイント増加し、60.9%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から41億円減少し、954億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上等により、167億円の収入(前年同期比48億円の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得等により、104億円の支出(前年同期比21億円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの償還等により、107億円の支出(前期同期比9億円の支出増)となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた
課題はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を会社の支配に関する基本方針として定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は、2020年6月24日提出の第144期有価証券報告書に記載のとおりです。なお、内容等についての変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)において、当社グループは本年度が最終年度となる中期経営計画“Transformation 2020”に基づき、「既存事業の変革」、「新事業とビジネスモデル変革への挑戦」、「グループ全体最適による生産性向上」の3つの基本戦略を実行し、デジタル技術を活用しながら、「成長基盤の整備」とともに「成長機会の創出」に取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、COVID-19感染拡大や為替の変動影響などにより、売上高は前年同期比で170億円減少しました。営業利益は、COVID-19や為替の変動影響を受けつつも、販管費の減少等により、前年同期比で15億円の減少となりました。経常利益は前年同期比で7億円の減少、親会社株主に帰属する四半期純利益はほぼ前年並みとなりました。
業績の概況は以下のとおりです。
2020年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 1,913億93百万円 | 1,743億76百万円 | △170億16百万円 | △8.9% |
営業利益 | 168億61百万円 | 153億46百万円 | △15億15百万円 | △9.0% |
経常利益 | 170億20百万円 | 162億68百万円 | △7億51百万円 | △4.4% |
親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 98億60百万円 | 97億83百万円 | △77百万円 | △0.8% |
(参考)1米ドル平均レート | 108.67円 | 106.39円 | △2.28円 | - |
セグメント別の概況は以下のとおりです。
<制御事業>
2020年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 1,753億55百万円 | 1,599億64百万円 | △153億91百万円 | △8.8% |
営業利益 | 163億 9百万円 | 158億48百万円 | △4億60百万円 | △2.8% |
制御事業の売上高は、主にCOVID-19感染拡大や為替の変動影響などにより、前年同期比で153億円減少しました。一方、営業利益は、販管費の減少などにより、前年同期比で4億円の減少となりました。
<計測事業>
2020年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 117億46百万円 | 121億 4百万円 | 3億57百万円 | 3.0% |
営業利益 | 6億35百万円 | 4億44百万円 | △1億91百万円 | △30.1% |
計測事業は、売上高は堅調でしたが、ライフイノベーション事業などにおける先行投資の影響等により、営業利
益は前年同期比で1億円減少しました。
<航機その他事業>
2020年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2021年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 42億90百万円 | 23億 7百万円 | △19億83百万円 | △46.2% |
営業利益 | △83百万円 | △9億46百万円 | △8億63百万円 | - |
航機その他事業は、主にCOVID-19感染拡大に伴う経済活動制限による、航空関連機器需要の低迷などにより、減
収減益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、たな卸資産や投資有価証券が増加した一方、受取手形及び売掛金や現金及び預金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ90億円減少し4,806億円となりました。また、負債合計は、長期借入金やその他流動負債が増加した一方、短期借入金やコマーシャル・ペーパーが減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ165億円減少し1,816億円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ75億円増加し、2,990億円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.5ポイント増加し、60.9%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から41億円減少し、954億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上等により、167億円の収入(前年同期比48億円の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得等により、104億円の支出(前年同期比21億円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの償還等により、107億円の支出(前期同期比9億円の支出増)となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた
課題はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を会社の支配に関する基本方針として定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は、2020年6月24日提出の第144期有価証券報告書に記載のとおりです。なお、内容等についての変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。
セグメントの名称 | 当第2半期連結累計期間 (百万円) | 前年同期比 (百万円) |
制御事業 | 10,875 | 65 |
計測事業 | 2,004 | 2 |
航機その他事業 | 287 | 109 |
合計 | 13,168 | 178 |
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。