四半期報告書-第144期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
本項の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)において、当社グループは本年度が2年目となる中期経営計画“Transformation 2020”に基づき、「既存事業の変革」、「新事業とビジネスモデル変革への挑戦」、「グループ全体最適による生産性の向上」の3つの基本戦略を実行し、デジタル技術を活用しながら、「成長基盤の整備」とともに「成長機会の創出」に取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、制御事業が堅調に推移したことにより、前年同期比で増収、営業利益は増益となりました。売上高は、海外を中心に堅調に推移した一方、為替と子会社譲渡の影響により、前年同期比で9億円増加となりました。営業利益は、増収に加え、粗利率の改善などにより、前年同期比で21億円増加しました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は、第1四半期にソフトエラー対策強化引当金繰入額として30億円の特別損失を計上したものの、関係会社株式売却益および事業譲渡益を特別利益に計上したことなどにより、前年同期比2億円減少となりました。
業績の概況は以下のとおりです。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
<制御事業>
制御事業の売上高は、主に海外を中心に底堅く推移した結果、前年同期比で30億円増加しました。また、営業利
益は、増収に加え、粗利率改善により、前年同期比で13億円増加しました。
<計測事業>
計測事業は、売上高は堅調でしたが、ライフイノベーション事業などにおける先行投資の影響等により、営業利益は前年同期比で1億円減少しました。
<航機その他事業>
航機その他事業は、子会社の譲渡により売上高は減少しましたが、粗利率改善などにより、減収増益となり
ました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、(会計方針の変更)に記載のIFRS第16号(リース)の適用により有形固定資産その他が増加した一方、受取手形及び売掛金や現金及び預金が減少したため、前連結会計年度末に比べ107億円減少し4,593億円となりました。また、負債合計は、同IFRS第16号(リース)の適用によりその他固定負債が増加した一方、未払金や支払手形及び買掛金などが減少したことにより、前連結会計年度末に比べ87億円減少し1,652億円となりました。純資産は、為替換算調整勘定の減少などにより、前連結会計年度末に比べ19億円減少し2,941億円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.0%上昇し、62.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から87億円減少し、769億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務や賞与引当金等が減少する一方で、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上などにより、119億円の収入(前年同期比3億円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得などにより、82億円の支出(前年同期比32億円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより、97億円の支出(前年同期比51億円の支出増)となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた
課題はありません。
当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を会社の支配に関する基本方針として定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は、2019年6月25日提出の第143期有価証券報告書に記載のとおりです。なお、内容等についての変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)において、当社グループは本年度が2年目となる中期経営計画“Transformation 2020”に基づき、「既存事業の変革」、「新事業とビジネスモデル変革への挑戦」、「グループ全体最適による生産性の向上」の3つの基本戦略を実行し、デジタル技術を活用しながら、「成長基盤の整備」とともに「成長機会の創出」に取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、制御事業が堅調に推移したことにより、前年同期比で増収、営業利益は増益となりました。売上高は、海外を中心に堅調に推移した一方、為替と子会社譲渡の影響により、前年同期比で9億円増加となりました。営業利益は、増収に加え、粗利率の改善などにより、前年同期比で21億円増加しました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は、第1四半期にソフトエラー対策強化引当金繰入額として30億円の特別損失を計上したものの、関係会社株式売却益および事業譲渡益を特別利益に計上したことなどにより、前年同期比2億円減少となりました。
業績の概況は以下のとおりです。
2019年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2020年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 1,904億47百万円 | 1,913億93百万円 | 9億45百万円 | 0.5% |
営業利益 | 147億53百万円 | 168億61百万円 | 21億 8百万円 | 14.3% |
経常利益 | 161億88百万円 | 170億20百万円 | 8億31百万円 | 5.1% |
親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 101億39百万円 | 98億60百万円 | △2億78百万円 | △2.7% |
(参考)1米ドル平均レート | 110.72円 | 108.67円 | △2.05円 | - |
セグメント別の概況は以下のとおりです。
<制御事業>
2019年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2020年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 1,722億57百万円 | 1,753億55百万円 | 30億98百万円 | 1.8% |
営業利益 | 149億56百万円 | 163億 9百万円 | 13億52百万円 | 9.0% |
制御事業の売上高は、主に海外を中心に底堅く推移した結果、前年同期比で30億円増加しました。また、営業利
益は、増収に加え、粗利率改善により、前年同期比で13億円増加しました。
<計測事業>
2019年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2020年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 103億28百万円 | 117億46百万円 | 14億17百万円 | 13.7% |
営業利益 | 7億66百万円 | 6億35百万円 | △1億31百万円 | △17.1% |
計測事業は、売上高は堅調でしたが、ライフイノベーション事業などにおける先行投資の影響等により、営業利益は前年同期比で1億円減少しました。
<航機その他事業>
2019年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2020年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 78億61百万円 | 42億90百万円 | △35億70百万円 | △45.4% |
営業利益 | △9億70百万円 | △83百万円 | 8億87百万円 | - |
航機その他事業は、子会社の譲渡により売上高は減少しましたが、粗利率改善などにより、減収増益となり
ました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、(会計方針の変更)に記載のIFRS第16号(リース)の適用により有形固定資産その他が増加した一方、受取手形及び売掛金や現金及び預金が減少したため、前連結会計年度末に比べ107億円減少し4,593億円となりました。また、負債合計は、同IFRS第16号(リース)の適用によりその他固定負債が増加した一方、未払金や支払手形及び買掛金などが減少したことにより、前連結会計年度末に比べ87億円減少し1,652億円となりました。純資産は、為替換算調整勘定の減少などにより、前連結会計年度末に比べ19億円減少し2,941億円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.0%上昇し、62.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から87億円減少し、769億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務や賞与引当金等が減少する一方で、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上などにより、119億円の収入(前年同期比3億円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得などにより、82億円の支出(前年同期比32億円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより、97億円の支出(前年同期比51億円の支出増)となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた
課題はありません。
当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を会社の支配に関する基本方針として定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は、2019年6月25日提出の第143期有価証券報告書に記載のとおりです。なお、内容等についての変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。
セグメントの名称 | 当第2半期連結累計期間 (百万円) | 前年同期比 (百万円) |
制御事業 | 10,809 | △38 |
計測事業 | 2,002 | 230 |
航機その他事業 | 178 | △191 |
合計 | 12,990 | 0 |
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。