四半期報告書-第147期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
本項の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)において、当社グループは、中期経営計画“Accelerate Growth 2023”に基づき、「IA2IA/Smart manufacturing の実行と存在価値の変革」、「業種対応力の強化と非業種依存のビジネス拡大」、「収益性の確保と健全な成長」、「社内オペレーション最適化とマインドセットの変革」の4つの基本戦略を中心に、成長に向けて社会共通課題の解決を軸とした事業構造の確立に向け取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、主に為替の変動影響などにより、売上高は前年同期比で214億円増加しました。一方、営業利益は、粗利率の悪化、販管費の増加等 により、前年同期比で5億円の減少となりました。経常利益は前年同期比で8億円の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で1億円の増加となりました。
業績の概況は以下のとおりです。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
なお、航空機用計器事業の譲渡に伴い、第1四半期連結累計期間より、従来「航機その他事業」としていた報告セグメントの名称を「新事業他」に変更しています。
<制御事業>
制御事業 は、売上高は、主に為替の変動影響などにより、前年同期比で215億円増加しました。一方、営業利益は、粗利率の悪化、販管費の増加等により、前年同期比で16億円の減少となりました。
<測定器事業>
測定器事業は、売上高は前年同期比で9億円増加したものの、営業利益は前年同期比で5千万円の減少となりました。
<新事業他>
新事業他は、航空機用計器事業の譲渡に伴い、売上高は前年同期比で9億円減少、営業損失は前年同期比で10億円縮小しました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形、売掛金及び契約資産や投資有価証券が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ279億円増加し5,837億円となりました。
また、負債合計は、契約負債やその他固定負債が増加した一方、支払手形及び買掛金や未払金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ3億円減少し2,151億円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べ282億円増加し3,686億円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.7ポイント増加し、61.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から19億円増加し、1,174億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上等により、151億円の収入(前年同期比100億円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産や無形固定資産の取得等により、128億円の支出(前年同期比25億円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、91億円の支出(前年同期比9億円の支出増)となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた
課題はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について、重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)において、当社グループは、中期経営計画“Accelerate Growth 2023”に基づき、「IA2IA/Smart manufacturing の実行と存在価値の変革」、「業種対応力の強化と非業種依存のビジネス拡大」、「収益性の確保と健全な成長」、「社内オペレーション最適化とマインドセットの変革」の4つの基本戦略を中心に、成長に向けて社会共通課題の解決を軸とした事業構造の確立に向け取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、主に為替の変動影響などにより、売上高は前年同期比で214億円増加しました。一方、営業利益は、粗利率の悪化、販管費の増加等 により、前年同期比で5億円の減少となりました。経常利益は前年同期比で8億円の増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で1億円の増加となりました。
業績の概況は以下のとおりです。
2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2023年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 1,844億19百万円 | 2,059億18百万円 | 214億98百万円 | 11.7% |
営業利益 | 141億67百万円 | 135億75百万円 | △5億92百万円 | △4.2% |
経常利益 | 150億96百万円 | 159億 8百万円 | 8億12百万円 | 5.4% |
親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 91億12百万円 | 92億72百万円 | 1億59百万円 | 1.8% |
(参考)1米ドル平均レート | 109.93円 | 135.30円 | 25.37円 | - |
セグメント別の概況は以下のとおりです。
なお、航空機用計器事業の譲渡に伴い、第1四半期連結累計期間より、従来「航機その他事業」としていた報告セグメントの名称を「新事業他」に変更しています。
<制御事業>
2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2023年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 1,715億76百万円 | 1,930億81百万円 | 215億 4百万円 | 12.5% |
営業利益 | 138億40百万円 | 122億34百万円 | △16億 5百万円 | △11.6% |
制御事業 は、売上高は、主に為替の変動影響などにより、前年同期比で215億円増加しました。一方、営業利益は、粗利率の悪化、販管費の増加等により、前年同期比で16億円の減少となりました。
<測定器事業>
2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2023年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 101億00百万円 | 110億59百万円 | 9億58百万円 | 9.5% |
営業利益 | 16億50百万円 | 15億96百万円 | △54百万円 | △3.3% |
測定器事業は、売上高は前年同期比で9億円増加したものの、営業利益は前年同期比で5千万円の減少となりました。
<新事業他>
2022年3月期 第2四半期連結累計期間 | 2023年3月期 第2四半期連結累計期間 | 差異 | 増減率 | |
売上高 | 27億41百万円 | 17億77百万円 | △9億64百万円 | △35.2% |
営業利益 | △13億23百万円 | △2億55百万円 | 10億67百万円 | - |
新事業他は、航空機用計器事業の譲渡に伴い、売上高は前年同期比で9億円減少、営業損失は前年同期比で10億円縮小しました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形、売掛金及び契約資産や投資有価証券が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ279億円増加し5,837億円となりました。
また、負債合計は、契約負債やその他固定負債が増加した一方、支払手形及び買掛金や未払金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ3億円減少し2,151億円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べ282億円増加し3,686億円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.7ポイント増加し、61.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末から19億円増加し、1,174億円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上等により、151億円の収入(前年同期比100億円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産や無形固定資産の取得等により、128億円の支出(前年同期比25億円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、91億円の支出(前年同期比9億円の支出増)となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた
課題はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について、重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発の金額は次のとおりです。
セグメントの名称 | 当第2四半期連結累計期間 (百万円) | 前年同期比 (百万円) |
制御事業 | 13,282 | 1,044 |
測定器事業 | 1,150 | △267 |
新事業他 | 400 | 28 |
合計 | 14,832 | 806 |
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。