有価証券報告書-第150期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/18 15:31
【資料】
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【項目】
200項目
[1]業績等の概要
(1) 業績
世界は脱炭素社会の実現に向けたエネルギー・トランジション等、社会課題解決に向けたニーズの高まりや、AIをはじめとするデジタル技術の革新などにより劇的に変化するとともに複雑化しており、当社を取り巻く事業環境も大きく変わっています。このような事業環境の中で、当連結会計年度(2026年3月期)において、当社グループは、中期経営計画“Growth for Sustainability 2028(GS2028)”に基づき、事業を通じて社会や環境に貢献しながら持続的な企業価値向上を図る、CSV(Creating Shared Value)経営の実現に向け、取り組んでいます。
この結果、当連結会計年度における当社グループの業績及びセグメント別の業績は以下のとおりとなりました。
なお、業績に関する分析については、『[3] 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (1) 当連結会計年度の財務状況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容』に記載のとおりです。
<連結>売上高 6,048億29百万円 (前期比 7.5% 424億25百万円増)
営業利益 825億55百万円 (前期比 △1.2% △9億67百万円減)
経常利益 842億59百万円 (前期比 △1.3% △10億92百万円減)
親会社株主に帰属する当期純利益 581億13百万円 (前期比 11.5% 59億89百万円増)
<制御事業>売上高 5,655億23百万円 (前期比 7.0% 372億20百万円増)
営業利益 751億55百万円 (前期比 △3.1% △24億26百万円減)
<測定器事業>売上高 340億06百万円 (前期比 13.6% 40億59百万円増)
営業利益 77億92百万円 (前期比 25.2% 15億68百万円増)
<新事業他>売上高 53億00百万円 (前期比 27.6% 11億45百万円増)
営業利益 △3億91百万円 (前期比 - 1億08百万円損失増)
(2) キャッシュ・フロー
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費の計上等により、859億51百万円の収入(前期比 130億74百万円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産、無形固定資産、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得等により、331億27百万円の支出(前期比 44億88百万円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式の取得等により、351億75百万円の支出(前期比 89億37百万円の支出増)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ292億83百万円増加し、2,085億40百万円となりました。
[2]生産、受注及び販売の状況
(1) 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額
(百万円)
前期比(%)
制御事業565,508107.0
測定器事業34,006113.6
新事業他4,280136.4
合計603,795107.6

(注)金額は販売価格によっています。
(2) 受注状況
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高
(百万円)
前期比(%)
制御事業570,881101.2453,396107.0
測定器事業41,974138.512,783290.9
新事業他4,983123.92915.4
合計617,838103.2466,208108.9

(3) 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称金額
(百万円)
前期比(%)
制御事業565,523107.0
測定器事業34,006113.6
新事業他5,300127.6
合計604,829107.5

(注)総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。
[3]経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、本項の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 当連結会計年度の財務状況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①当社グループの当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
なお、当項目内において「FY23」「FY24」「FY25」は、それぞれ「2023年度(2024年3月期)」「2024年度(2025年3月期)」「2025年度(2026年3月期)」の略称です。
<連結>当連結会計年度における当社グループの業績は、受注高と売上高が前期比で増加、営業利益が前期比で減少しました。
売上のベースとなる受注高については、堅調なエネルギー需要を背景に、複数の大口案件の獲得(制御事業)やAIデータセンター関連の需要増加(測定器事業)などに伴い、前期比で192億47百万円増(+3.2%)の6,178億38百万円となり、為替の変動影響を除くと前期比で約153億円増(+2.5%)となりました。売上高は、為替の変動影響や前期までに受注した案件の売上寄与等に伴い、前期比で424億25百万円増(+7.5%)の6,048億29百万円となり、為替の変動影響を除くと前期比で約385億円増(+6.8%)となりました。営業利益は、売上高の増加に伴う粗利増の一方で、主に制御事業の一過性の要因を含む粗利率の悪化などが押下げ要因となり、前期比で9億67百万円減(△1.2%)の825億55百万円となりましたが、為替の変動影響を除くと前期比で約8億円増(+1.0%)となりました。また、経常利益は前期比で10億92百万円減(△1.3%)の842億59百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比で59億89百万円増(+11.5%)の581億13百万円となりました。
0102010_019.png*SME(Subject Matter Expert)・コンサルタント等の人的投資含む
また、セグメント別の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、次のとおりです。
<制御事業>制御事業の受注高は、堅調なエネルギー需要を背景として、主に日本での大口案件の獲得や為替の変動影響などにより、前期比で66億13百万円増の5,708億81百万円(為替の変動影響を除いて約31億円増)となり、売上高は、主に為替の変動影響や前期までに受注した案件の売上寄与等に伴い、前期比で372億20百万円増の5,655億23百万円(為替の変動影響を除いて約336億円増)となりました。営業利益は、前期比で24億26百万円減の751億55百万円(為替の変動影響を除いて約8億円減)となりました。
制御事業の地域別の受注高は、中東の前期の大口受注の反動がありながらも、主に日本での大口案件の獲得等に伴い増加しました。
0102010_020.png制御事業の業種別の受注高・売上高は、エネルギー&サステナビリティ、マテリアル、ライフのサブセグメントで示しています。
エネルギー&サステナビリティ事業については、受注高は前期比で78億32百万円増(+2.5%)、為替の変動影響を除いて約2.0%増となりました。売上高は、前期比で348億51百万円増(+12.4%)、為替の変動影響を除いて約11.9%増となりました。
マテリアル事業については、受注高は前期比で49億39百万円減(△2.5%)、為替の変動影響を除いて約3.2%減となりました。売上高は前期比で6億64百万円増(+0.3%)、為替の変動影響を除いて約0.5%減となりました。
ライフ事業については、受注高は前期比で37億20百万円増(+8.1%)、為替の変動影響を除いて約7.2%増となりました。売上高は前期比で17億5百万円増(+3.6%)、為替の変動影響を除いて約2.8%増となりました。
0102010_021.png<測定器事業>測定器事業については、受注高は前期比で116億75百万円増(+38.5%)の419億74百万円、為替の変動影響を除いて約37.4%増となりました。主にAIデータセンター関連の需要増加が寄与しました。売上高は、前期比で40億60百万円増(+13.6%)の340億6百万円、為替の変動影響を除いて約12.7%増となりました。営業利益は前期比で15億69百万円増(+25.2%)の77億92百万円、為替の変動影響を除いて約28.2%増となりました。
<新事業他>新事業他については、受注高は前期比で9億60百万円増(+23.9%)の49億83百万円となり、売上高は、前期比で11億45百万円増(+27.6%)の53億円、営業損失は前期比で1億9百万円損失が増加し3億91百万円の損失となりました。
セグメント別(制御事業・測定器事業・新事業他)の受注高・売上高・営業利益(前期比)は以下のとおりです。
0102010_022.png②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
<当社グループの資本の財源及び資金の流動性>a. 資金調達、流動性管理
当社グループは、成長性戦略投資の実行と安定的な事業運営を行うため、資本効率を高めつつ、事業運営に必要な流動性と多様な調達手段を確保することとしています。事業を行う上で必要となる運転資金や成長のための戦略投資資金を、営業キャッシュ・フローを主とした内部資金だけでなく、金融機関からの借入などの外部資金を有効に活用しています。資金調達にあたっては、安全性、資金効率化及び調達コストの抑制を図ることを基本方針としながら複数の金融機関とコミットメントライン契約を締結しており、十分な流動性を確保していると考えています。
b. 資産、負債、純資産
当連結会計年度末の総資産は、現金及び預金や売掛金及び契約資産が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ773億32百万円増加し7,956億18百万円となりました。また、負債合計は、買掛金やその他の流動負債が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ231億58百万円増加し2,657億23百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上や為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べ541億73百万円増加し5,298億94百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.2ポイント増加し、65.4%となりました。
0102010_023.png※本資料では企業連結に係る暫定的な会計処理の確定に伴う過年度遡及修正を反映していません。
<キャッシュ・フロー>当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費の計上等により、859億51百万円の収入(前年同期比130億74百万円の収入減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産、無形固定資産、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得等により、331億27百万円の支出(前年同期比44億88百万円の支出増)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式の取得等により、351億75百万円の支出(前年同期比89億37百万円の支出増)となりました。以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高から292億83百万円増加し、2,085億40百万円となりました。
0102010_024.png③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者は会計方針の選択・適用、また、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としています。これらの見積りについては過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、『第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)』に記載のとおりです。

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